胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
通報 |
朝の少し冷たい風が、頬を撫でる。夏はもう過ぎ去ったのだろうか。ついこの間まで、天気予報ではまだまだ暑い日は続く…というようなことを言っていたが。「天気予報もアテになんないねー…」軽く身震いをして、そう呟く。規定のブラウスの上に来たキャメル色のセーターの袖を引っ張り、「これが俗に言う萌え袖だね…!」などと呟いていると「…何やってんのアンタ。」目の前のドアが開いた。出てきたのは、怪訝な表情をした幼馴染み--片瀬 イツキ。「あ、いっちゃんおはよー。いや、巷で噂の萌え袖とやらをあたしも試してみたくなって。」「萌え袖、ねぇ…」大して興味はないのだろう、ローファーを履きながら、端正な顔を崩さずに彼女は言う。「あれ、今日1時間目って何だったっけ?」「さぁ…」取り留めもない会話をしながら歩き出す。(ドラマとか漫画だったら、こういう時に隣歩くのはイケメン幼馴染みくんなんだよねー。)幼馴染みに歩幅を合わせながら、“ドラマとか漫画”と現実とのギャップについて考える。
何気ない、日常の朝--のハズだった。
((拙くてすみません…!
とりあえず、こんなモンかな。沢山の方からご参加いただけたら嬉しいです!
それではレス解禁!!
トピック検索 |