胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
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セーラー服をぬがさないで→ダイヤモンド→ワインレッドの心→とんぼ→翼の折れたエンジェル→待つわ→ハイティーン・ブギ→ダンシング・オールナイト→青い珊瑚礁→涙のリクエスト→1986年のマリリン→ガラスの十代の順番で曲は流れ、周りは祭りをしていた
レコードをかけるという役目を果たし、栞はお祭り後の心地良い疲労感に浸っていた。「--ねぇ。」聞き慣れた声が背後からする。そんなハズはない、でも--幼い頃から幾度となく聞いてきた声だ、聞き間違えるなど有り得ない。振り向くまでのごく短い間、葛藤していれば、目に入ったのはやはり“彼女”だった。「いっちゃん!」「大きい声出さないで、頭ガンガンする。」以前と何ら変わりないイツキの仏頂面。それさえも今は懐かしく思える。「でも…どうしてここに?」「どうしてって…目が覚めたから。ナースコール押しても看護師さん来ないし、なんか騒がしいから来てみたらこのザマ。」
((>43様
そうなのですか…残念です。貴方の文章力にはいつも脱帽していましたので…(笑)また、お時間のある時にでも覗きにきてくださませ!
「あはッ、いっちゃんお姫様だってw」
そう言って感激のあまり、やや朱くした頬、潤んだ瞳で栞はイツキに抱き着き。。
イツキは鬱陶しそうな表情ながらも、抵抗はせず。
「あんなに長いこと眠っていたのに、、まるで奇跡ね。」
看護師長は様子を見に2人に近づきつつ、感想を漏らし。
そこで朝が来た。
楽しい幻影は日の光の中に消えた。
馴染みのナースが病室に食事を持ってきたとき、
栞は無機質な白いベッドの上で、いかにも幸福そうに一人で笑っていた。
ナースは嘆息したが、すぐに表情を切り替えて「おはよーう、桜井さん。楽しい夢でも見てたの??」
そう栞に声をかけた。
(/はい、エンドレス鬱展開☆)
いっちゃんはわらってない、いっちゃんはないてもいない、それはわたしだ、わたしはないてわらったの、いっちゃんがおきてくれたから、いっちゃんはいつもどおりのぶっちょうづらだったよお
---栞は、看護師の問いにヘラヘラ笑いながら答えたという。
今朝の栞の様子、そんな話を看護師から聞いた亮一は落胆し、、
「俺があんな話をしたせいなのか。。」
と呟き、そこで急に何かを閃いたかのように顔をあげ。
((
それでは次は…希望が見えるターンきぼん☆閃きの内容は次のヒトに任せる笑
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