[blml]綺麗な月が浮かぶ夜は[創作]

ん…？眠い？(そっと髪を撫で見つめて「良くないのか？」と眉下げ体寄せて

ちょっと…。(相手に頭を撫でられれば次第にうとうとし始め「ん、ちゃんと正直じゃないと俺はやだな。」ぎゅう、と抱きつけば

ちょっとか…、(優しく撫で続けて目細め微笑み「そっか…分かった。」抱きついてくる相手を愛しそうに抱き寄せて

ん…(気持ち良さそうに目を閉じ「…暁。」胸元に顔を押し付けては呟き

智凪かわいい、(小さく呟けば表情緩め、撫でる手は止めず「ん…？」呟かれた自分の名前に軽く首を傾げて

かわい…くない。(眠たげな声で反論し、「…好き、かも。」とほとんど小さな声で呟けばきゅ、と服を掴み

可愛いよ、充分。(眠たげな声に微笑み「…何を、？」そっと問いかけ微笑んで抱き寄せて)

(遅くなって悪い、間あいてごめんな。)

ん…馬鹿。(僅かにむ、として顔を背け「…、言わせんな。」かあ、と耳まで赤らめれば顔を見られないよううつむいて暁が。と呟き

(ん、大丈夫、気にすんな。)

馬鹿で悪かったな、(くす、と笑めば「…言わせたいだろ」嬉しそうに表情緩め、相手を抱きしめて)

(ん、ありがとな。)

…もう寝てやる。(ちら、と相手を見ては頬を赤らめ「恥ずかしいだろー…」背中に手を回し抱きつき

(ごめん、遅れた。)

寂しいから起きてて、(微笑みながら髪を撫でて、「すごい嬉しいよ、？」と抱き寄せては体寄せ)

(いや、だいじょーぶ。)

暁のせいで眠れなくなったから起きててやる。(少しいたずらっぽくいえば抱きついて「暁は。」ぎゅう、と腕に力を込めれば俺のこと好き？と小声で訪ね

(ん、今日はちょっとしんどいから落ちる、ごめんな。)

ん、良かった。(抱きついてくる相手を嬉しそうに抱き寄せて「…俺も、好きだよ、智凪のこと」相手の様子を見れば微笑み、けどもっと好きにさせてほしいよ、と呟いて

(ああ、ゆっくり休みなよ。謝らなくていいから。)

よかったのか？(すり、と胸元にすり寄れば相手を見上げて「…なんか、照れるな。」顔を赤くしては隠すように俯き相手の呟きを聞けば、俺も、と相槌を打ち

(ありがとな、)

ああ、寂しいだろ、(そっと髪を撫でては見つめて「…そうだな、かわいい」と微笑み、もっと好きにさせて、と。

(どういたしまして。ゆっくり休めたか？)

そうか、わかった。(気持ちよさそうに目を閉じればコクリと頷き「…暁の方が可愛い。」頬を僅かに赤らめむ、とすれば対抗し、俺のほうがもっと好きになってやるよ。と腕の力を強めて

(うん、だいぶ平気になった。)

ん…分かってくれるのか？(優しく髪を撫で続けて「どこがだよ」小さく笑って智凪のほうが可愛いよ、と呟き。そっか、すごい嬉しいな。と抱き寄せて

(そっか、良かった。)

あぁ、だって、俺も暁がいなかったら寂しいし。(ゆっくりと瞼をあげて相手を見据えては「…耳弱いとことか？」どこかと聞かれれば思いついたようにニヤ、と笑い耳に手を伸ばし。抱き寄せられれば「…すっげー、恥ずかしいんだけど。」と呟き

(ん、ありがとな。)

…そっか、嬉しい、智凪も同じ気持ちで。(見つめ返せば「…それは、」と歯切れ悪く目を逸らせば伸ばされた手を制止するように手を軽く握り、そんなに恥ずかしかったのか、と思えば嬉しい気持ちも増し、そのまま抱きしめて

(どーいたしまして、あんま無理すんなよ？)

…ん、(相手と目が合えばはにかんだように微笑み「ほら、可愛い。」握られた手に指を絡ませればへら、と笑い、「…好き、好き好き。」と自分の気持ちを確かめるように連呼しぎゅう、と抱き返し

(ごめん、遅れた。大丈夫。)