[blml]綺麗な月が浮かぶ夜は[創作]

赤いっつーか、熱い？(可愛すぎだし、と微笑んで「…っ」ぴくりと肩揺らせば相手の服を握って

ん…暁の手冷たい。(すり、と手に頬擦りし「…あ、」相手の反応に嬉しそうな声を漏らせばふ、と息を吹きかけてみて

気持ちい？…すげー熱いけど智凪の顔、(その様子に微笑み「…っ、ん」びくりと肩震わせればなるべく反応しないように唇を噛み

うん…気持ちいい。(気持ちいい良さそうに目を閉じて熱いと言われればそのうち治る、と眉を寄せて「暁耳弱いでしょ。」クスクスと笑えばやっぱ可愛い。と耳元で囁き

(あー…寝落ちしてた。暁おはよう。)

そっか、そのうちな。(緩く笑めば頬に触れたまま見つめ「…っ、ばれた。」耳まで赤くすれば相手の服をぎゅっと握って

(ん、俺も寝てた。おはよ、智凪)

ん、そのうち(相手をちらりと見ればすぐそらし、「見つけた、暁の弱いところ。」嬉しそうに言えば耳に何度か口づけ

(今帰ってきた、ちょっと出かけて来るから顔出すの8:00くらいになるかも。)

まだ少し熱い、(くすと笑めば見つめて「何で分かんの。」むすっとすれば唇の感触にびくんと肩震わせ顔赤らめ

(おかえり、俺も今仕事終わったから急がなくて大丈夫だよ。ゆっくりしておいで。)

うるさい。(むぅ、と顔をしかめて「俺も……、ううん、内緒。」口を開くがすぐに閉じ、ふふ、と笑って

(ごめん、おもったよりも時間かかった。ただいま。)

うるさくなーい。(相手の表情をみれば「ん…？」とぼんやり考え余裕なさげに相手に抱きついて。

(んーん、おかえり、お疲れさまだな。)

…馬鹿。(やっと収まってきた頬を僅かに赤らめて相手の頬を掴み「なんでもないよ。」と相手の反応を見れば微笑みふ、と軽く耳に息を吹きかけては相手をみて

(ん、ごめん、寝てた。おはよう。)

…馬鹿じゃない、(頬を掴まれれば見つめたままで「…っ、そ…か。」途切れつつも何とか返せば、びくりと肩揺らし相手の服を掴んで)

(んーん、遅くなって悪い。)

馬鹿だよ。(むぅ、と顔をしかめればつかむ手を離し「ふふ、暁可愛い。」額に口付けてはぎゅ、と抱きしめ

(あー、ごめん、中々来れないな…)

…そんな顔しなくてもいいだろ、(ふ、と笑めば目を細めて「かわいくねー…」大人しく口付け受ければ抱きしめられて

(いや、俺もだし、ごめんな、？)

そんな顔ってどんな顔だよ。(依然顔をしかめたまま「まだ言うか、可愛いってば。」ぽふ、と頭を撫でて

(んーん、大丈夫。なるべく来れるようにはしたい、)

何か険しい、(眉下げ見つめたまま「まだ言う。否定する。」と呟きつつも反抗するのは言葉だけのようで撫で受け、自分からも軽く手を回し

(ん、ありがと。そうだな。)

…怖い？(顔の力を抜いては首を傾げ「行動と言ってる気とが矛盾してるー。」クスクス笑って抱き寄せては髪に顔をうずめて

(ごめん、寝てた。おはよ、暁。)

ん、もう大丈夫、(ふ、と笑んでは「…いいんだよ。」くすぐったい、と微笑み抱きしめて

(んーん、謝んなくて良いよ。俺も遅くなった、悪い。)

そっか、よかった。(へにゃりと笑み崩れ「矛盾は良くない、」とクスクスと笑って

(そっちこそ、別に大丈夫、俺も遅れてるし。お互い様。)

ああ、良かった。(つられるように笑めば「良くなくない。」と抱き着いたまま小さく笑って

(ああ、ありがとな。)

ん、暁。(ふと欠伸を漏らせば「良くないってば。」少しむ、とすれば

(どういたしまして。)