化け猫 2014-08-28 00:13:03 |
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?……んむ。これ、また作って?
(鼻に付いているスープを手の甲で拭い全部食べ終えると余程気に入ったのか舌舐めずりを繰り返して無邪気に笑み浮かべて。皿を片付けてタタッと相手に近寄って躊躇わず相手の膝に座って向き合えば真剣な眼差しで「ディオ、無理しちゃダメ。私、ディオいないと何もできないから。でも……だからって無理はダメ。」と少し寂しそうな顔で言うと何事もなかったかのように膝からおりて「着替え、手伝って…」と甘えるように腕引っ張って)
うん。今度はあんまり煮込まないように野菜の原型留めるように作るよ。
(今回のポトフは結局スープになってしまったので野菜の感覚ないただの汁だった。反省を生かし次回こそはポトフらしくしようと内心頷いて。膝の上に座る仕草が可愛くてぎゅむっと抱きしめてしまうが、するりと抜けられ着替えの手伝いを頼まれれば「お任せを、黎様」と少しおどけ、片目ウインクしてさも執事的な動作を取ると相手の本日の着替えを選び。「どっちにする?」と勧めたのはフード付のイマドキな黒色パーカーと、ふわっふわでヒラヒラのついた白のワンピースで)
こっち。絶対こっち。
( 自分の身体の心配とかはしないのかな… と思いながら相手のウインクを軽くスルーして勧められたパーカーとワンピースを交互に見ると迷いなくパーカーにくらいつき寝間着の下に着ていたTシャツの上にパーカーを羽織って「似合う…?」と少し自信なさげに呟いて。下は無難にジーパンでいいだろうと思いクローゼットからお気に入りのジーパン取り出せばその場で着替えて。櫛とゴムを持ってくれば「後ろに…結んで?」とこの時を待ちわびていたかのように密かにウズウズしていて)
やっぱりか。ワンピ選んでくれたら2ショット写真とって背中に天使から拝借した羽を付けようと思ってたんだが……ま、そんなの黎チャンらしくないか。
(選択肢なんて最初からなかったと内心ガックリするが、ワンピの可愛らしさや素晴らしさそして色々言葉を付け加えてみて。しかし結果的にそれは相手らしくないと自分から認めつつも何処か寂しそうにイジケつつ、「似合いすぎるくらい似合ってるよ」とベタ褒めしながら頭を撫でてやり、すんなり櫛とゴムを受け取るとゴムを唇に挟みながら「今日はどんな髪型にしよっかな~♪」年はそこまで離れてないが娘を持つ親の気持ちのようになり、背中からヒョイッと軽く持ち上げれば膝の上に座らせ)
…天使になれる程可愛くないからいいの。それに、私は着たらいけない気がするから。
(相手のガックリする顔にもう一度白いワンピースをチラッと見れば、自分がそれを着ている姿を想像すると顔歪めて直ぐに消し去り、ワンピースから視線逸らして。ベタ褒めする相手に 子供扱いされてる… と思いながら表情を曇らせるが、いつものことだと思えばされるままにしていて。膝の上に座ると小さな悪戯心で腰からたれ出てる鎖を持つとガチャガチャと音をたてながら遊び始め)
洋服にイケナイ意味なんてない…洋服は着られて嬉しいんだ。
(いつか遠い未来に可愛らしい服装で街を歩く華麗な姿を妄想すれば顔は次第にニヤケてしまい。髪をとかしながら悪戯に遊んでいる相手をチラ見に、「編み込みにしようかなぁ」なんて出来上がった髪型を想像しながら、悪戯がエスカレートしてそうと見て「弄ると怪我するからもうやめな」と諭して)
(/仕事が始まりオフ日とのレス頻度が極端になりますが返事は必ず返しますので気長にお待ちいだだけたらと…申し訳ない;;)
でも…ワンピースは、ヒラヒラしててちょっとやだ、かな。
(服は基本着れたらなんでもいいと思うがワンピースだけはやはり抵抗があるらしく、着ろと言われても絶対着ないと心に誓い。相手チラリと見ると何を思っているのかわからないがニヤけてるのを見ると何も見なかったかのように正面に視線を戻して。「ディオが好きな髪型でいい」編み込みもいいな…と心底思いつつ、鎖を弄る手はやめず暫くするとジャリッと音たてて「あ、鎖…半分取れた。」と思わず口に出し、無意識だったのか軽く爪を伸ばして何度も引っ掻いた跡があり、怒られると思い少し焦った表情でどうにか鎖をくっつけようとして)
(/大丈夫ですよ!私は来て結構下がってるなと思ったら上げるだけ上げておこうと思います(苦笑)主様も自分のペースで来てもらえれば嬉しいです)
ヒラヒラ取ったら着てくれる?
……何でも似合うと俺は信じてる…!
(ちょっとやだの原因、ワンピースのヒラヒラ部分をとってしまったら原因を取り除けるなんてベタなことを考えついて。だがそれでちょっとやだがちょっとマシになったと思えるなら悪くないんじゃないかと思いながら、髪型は編み込み決定らしく手先器用に編みこんでいき。途中途中でまだ鎖いじってるのかと耳を立てながらも今は編み込みに集中しようと最後にゴムで括ってやっている時に大きめな音。「え、何?」と相手の言葉は聞き取れなかったので括り終わってようやく視線を腰元に移せば取れている鎖と相手の焦りよう、加えて鎖に刻まれた跡をそれぞれ交互に見やれば「はぁ…」とため息ついて)
ヒラヒラ取ったらワンピースじゃなくなるよ?でも、ディオが着て喜ぶなら…着てあげない、こともない。
(ヒラヒラが無くなればただの布切れと化するのでは?と自問しながら相手に似合うと言われると先程心に誓ったのを宣言撤回しようかなと考え。鎖に気づかれて溜息つかれると謝ろうと思い口を開けば「悪戯、し過ぎた…」思っていることと言葉が合わず俯いて顔合わさなくなり。気まずい空気に耐えられなくなったのか相手から離れて部屋から飛び出て少し離れた部屋に入ると どうしよう… と頭を抱えて蹲って怯え)
んー……強制しないけど、いつか着てほしいなーとは思ってるよ。
(ワンピースにヒラヒラ付いてるんなら削ぎ落としてしまえばいいと、自分でヒラヒラなしワンピースを作るのもありだなと顎に指置き考えて。「って、黎チャン?俺怒ってないよ全然!?」と言うのも束の間部屋を出て行く小さな背中を目で追うが、この年頃の娘に言い聞かせるのをかなり躊躇い、自ら理解して出てきてくれる事を祈るが、先程ついた溜息は相手に対してと言うより自分自身だったので、まさか部屋を出た理由がそれとは知らずに編みこみの髪型気に食わなかったのかとか、自分も自覚がないまま悪魔の本性が出て空気と溶け込んだのが相手に伝わって怯えてしまったのか等、色々思う所を脳内に上げていく。が、こうしてても始まらないので少しの間一人の時間が与えられたのだとスッと目を細めると離れた鎖の一部を掴んで、自身の力でググッと形を変え『C』っぽいが洒落た『Cの字』になった鎖の一部に水色の紐を通して首輪のように加工して)
どう、しよう。怒ってる…絶対怒ってる。今出たら、いっぱい、怒鳴られる…かな。
(頭の中は不安と恐怖でいっぱいになり思っていることが言葉に出ていること等しらずただ真っ青な顔をしたまま怯え続け。ふと先程自分が悪戯で弄っていた鎖が切れたとき、自分の爪が伸びていたことを思い出し改めて自分の手を見るが何も変化なく普通になっていて。記憶の欠落からか何故自分が鎖を切れる程の力を持っていたのか疑問を抱いて。部屋の外が気になるのか少しドアノブを回して廊下を覗くが誰もいないと分かるとしょんぼりとしてまたドアを閉めて。外はまだ明るいというのにカーテンが閉まりきった今いる部屋にまた気分が沈んで、近くにあったタオルケットを見つけると包まり微かな自分の体温で温もりを感じながら髪型が崩れないように壁にもたれて)
………小さい音の鳴る鈴…確かこの前とって置いたんだが、何処にしまったんだか。
(その場限りで作った首輪だが、何か物足りないなぁと試行錯誤したのち華がないかと可愛らしいものが必要だと思い、鈴を探し始めて。小さいからもしかしたら何かと一緒に捨ててしまったかもと腕組み部屋を見渡し、完全にど忘れしたがハタと抱きしめられるぬいぐるみの首に鈴が付いているのを見つけると、丁度良いかとぬいぐるみから取り外し加工中の首輪に一緒にくっつけて)
黎チャン?……ちょっと入ってもいーい?
(相手がどんな感情でいるのか知らないまま、千切れた鎖の一部がまさか別の装飾に生まれ変わるとは思ってないだろうと期待に満ちながら、勝手に入るのは気まずいので数回ノックして様子伺い)
!あ、えと…いいよ……
(暫くぼーっとしていれば不意にノックの音がすると大袈裟なくらい体跳ね上がらせてドアの方を見て返事をするのに一瞬躊躇うが何も返さなかったら変だと思われると思えば、返事をして自らドアの前に行って軽く深呼吸をすれば震える手をもう片方の手を重ねて恐る恐るドアノブを回してそっと顔だけ出して「ど、したの…?」と真っ青な顔を隠すように俯いたまま今にも泣きそうな声で問い掛けて)
(相手からの返事に快く「よし」と小さく頷くと既に今にも感情が爆発しそうな勢いだったが、ドアのふちを自分の手で抑え、顔だけじゃ流石になと思ったのかぐいっとドアを大きく開かせようとしては、)
……ちょっと悪魔が侵入するよ~。言う事聞いたらイイモノあげちゃうけど…欲しくない?
(相手が思っている以上怒りというのは一切なく、いつもの…それ以上に声は朗らかでルンルンな感情状態で話しかけて。目を細めてニコニコ笑顔を浮かべ、敢えて片手はずっと後ろに下げたままトーン高く尋ねて)
っ…いいもの。それは…私にとって、凄くいいものなの?
(ドアのふちに相手の手が見えると素早く反応して直ぐにまた顔引っ込めるが いいもの という言葉につられて相手の顔を見るようにドアからまた覗いて改めて相手全体を見ると後ろに手をやっているのが見えるとそこにいいものとやらがあると確信して。だが相手の笑みを見れば見るほど何か企んでるのか、あるいは自分をこの部屋から出す為の…と暗い部屋にいるせいかマイナス思考になっていて。気を紛らわす為包まっていたタオルケットを強く握って)
うん。……そうだなぁ…俺とキミの最初の共同作業で出来た……お守り、みたいなもの。
(ドアを手で抑えているのでそれ以上開かせず、閉めさずの状態を維持しながらイイモノに対して即答で首を縦に振る。しかしどうやら笑顔作戦は不発と確信したのか、急に至極普通の表情に変えるとこれまでずっと“黎チャン”と名前で呼んでいたのに“キミ”と発言し、更に“共同作業”と言葉を続けながら、どうにか機嫌が戻ることを信じジッと相手の目を見つめ「…出ておいで」と柔らかな物腰から手を差し伸べ)
共同作業……お守り?
(共同作業なんてことしたことあったかと思考回路するが心当たりは全くなく。ましてやお守りなんて凄く難しそうなもの等自分に作れる訳ないと思い。けれど相手の言う いいもの が凄く気になっているのか真剣な眼差しでソワソワしながら相手が隠している後ろの手を見ようと身を乗り出そうとすると手を差し伸べられ、一瞬目を丸くして躊躇いの表情見せるが いいもの が見たい欲に負けて意を決してドアノブから手を離して相手の手に自分の手を重ねて此方も迷いのない何時もの眼差しを向けて)
ほら、これなら危なくも何ともない……キミの……黎チャンの宝物だよ。
(要らないと言われたらそれまでと踏んでいたが物欲しいのは子供も大人も同じこと。身を乗り出して手を取った相手と面向かい目を細めて口元に笑みを浮かべると、隠していた片手を前に出し相手の一瞬の瞬きの合間、首に先程短時間で作成した鎖の首飾りを付けてやり。「お守りというには少し堅苦しいかな?」と苦笑混じりに呟き、少し相手から離れてに2,3度頷くと「すっごく可愛い!似合う似合う!」とテンション高くなり指でカメラのフレームを形作れば枠の中に相手の姿を映して)
……鈴、鈴がある!
(片手を前に出すのを見れば何がおこっているのか状況把握できないまま不意に首辺りに重みを感じて視線を首にやろうと体捩じらせると大好きな鈴の音が聞こえた途端に先程までの不安な表情が嘘のようにぱあっと明るくなり嬉しそうに指でチリンチリンと鈴を鳴らしているとそのまわりの鎖に気づき「これ、さっきの…?」けど先程自分が切った鎖はこんなにカッコ良くなかったはず…と不思議そうに首傾げて。相手が離れて指で枠を作るのをみると自然と頬が緩んで満面の笑みで相手見つめて「ありがとっ!」と述べて)
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