葵 2014-08-18 01:12:45 |
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じゃ、もうすんなよ…?(相手の文句に渋々といったように手を退ければ、頭に乗せられた手に、何故か照れたように微かに頬を染め、
(…やだ。)
んー…何がい?お茶かー…珈琲、紅茶…ジュースはなんかあったかな?(気まずげに頭を掻きながらベッドを降りると、冷蔵庫へ向かいながら尋ね、
(…じゃ、言うなよ。…ばぁか。)
葵がいい。…なんて。お茶でいいよ(ベッドから降りて準備してくれる彼の姿を目で追いながら上記を告げて)
(ちょっと、期待してみた。ごめん。)
っ…馬鹿か。(己がいいという相手の言葉に、一瞬びくりと身体を硬直させるも冗談だとわかると、気づかれないように息を吐き肩を落としながら冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出し、そのまま相手にほらよ、と緩やかに投げ渡し、
(…期待?)
馬鹿ですとも。(帰ってきた彼の姿を見ては笑みを零して投げられたペットボトルを受け取り。冷えてるね、と当たり前のことを口にしては蓋を開けて)
(いいや、何でもない。
ただの冗談。)
…俺がいいんだろ?(そう述べると、くいっとお茶を一口含み座ったままの相手の顎を掴み顔を上に向け、相手の唇に口付け、
(…冗談なんだろ?)
ん…っ、(彼から口付けされれば思わず目を見開いて驚くも目の前の彼の姿に直ぐ頬を緩ませれば唇を啄む様に口付けし、舌を捩じ込ませて)
(冗談でもないけど…。ちょっと眠たいのかもしれないな俺。
まじで、気にしないで)
ん…っ…(目を細めながらも相手の様子を見つめ嬉しそうな様子に微笑み、捩じ込まれた舌に這わせるようにお茶を流し込み、
(…御免。むきになった…。
ん…、気にするなって言うなら気にしない。)
っ、…ふ。(流し込まれるお茶を飲み込むも僅かに口端から零れてしまう。彼の背中に腕を回して体勢をくる、と変え再び彼をベッドに押し倒す形に。彼の舌と絡ませては吸い付いて。)
(変な事言って悪かった)
ん…、っ(首にしがみつく彼の行動に思わず理性が飛びそうで。奥へと深く絡ませるも甘噛みされると仕返しというように此方も甘噛みして。彼の両手首を掴んでは彼の頭の上で片手で抑えて)
(…嫌な思いさせちゃったか?)
っふ…ぁ…(激しく深い口付けに頭が真っ白になり、ぞくぞくと背中を走る快感に支配され何度も相手の舌を吸い上げ、
(…馬鹿。んなわけない。)
…っ、(抵抗の様子を見せない彼に歯止めが利かなくなりそうで。葵…ッ、抵抗しないと、めちゃくちゃにするよ、俺。と唇を少し離せば触れる程度の距離で囁いて)
(…そっか。ならよかった)
っは…はぁ…っ…(離れた唇に大きく息を弾ませ間近にある相手の瞳をとろんと見つめ、だめ…と、小さく抵抗の言葉だけ述べ、
(ん。
…嫌いじゃ、ない。)
…っ、可愛い声。(噛み締める彼の唇に舌を這わせれば起き上がって もう落ち着いたから大丈夫。と笑い)
(俺も、嫌いじゃないよ、葵のこと。
エッチで変態で可愛いから。←)
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