葵 2014-08-18 01:12:45 |
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…あほか(あまりに突拍子もない答えを真剣な表情で言う相手に呆れながら、それでもそんな相手が愛しくなり目を細めて微笑めば頬に掠る程度の口付けし
言っとくけど本気。(冗談と受け取られたのか笑う彼に忠告するように告げて。「葵が嫌いになってもまた俺の事好きにさせてやる。」と自信満々に宣言して。
はいはい、嫌いにさせなきゃいいだろ?(自信満々な相手に何故嫌われることが前提なのか、その思考を不思議に思いながら頭に手を伸ばせばくしゃりと髪を撫で
ん…少しだけ…な…?(頷く相手に此方も小さく頷き返し、相手の言葉に微かに目許赤らめながら頬撫でると、そのまま首に手を回し引き寄せ相手の唇一舐めし
…じゃ、やーめた(首に回した手をぱっと離せば相手から距離を取り、戯けたように肩竦ませ「ざーんねん」と態とらしく声を上げながら背を向け
ちょっと怖かった…
我が儘で、自分勝手で、意地悪で、だけど嫌わないでって言えるほど自信ないし…
一瞬だけ…嫌われちゃったらどうしようって頭過った…(ぎゅうう
なにバカなこと言ってんの。
俺が葵にぞっこんなのわかってるっしょ?
嫌わないでって言ってくれてもいいんだよ?
そういうのも好きなんだから。
葵の全部が好きなんだから。
離さないからな。(ぎゅう
うん…秋の気持ちは…わかってるつもりなんだけど…
ふとした瞬間に不安になることもあって…
だから秋が、笑い飛ばしてくれたのが嬉しかった…
改めて言うのも変だけど…ありがと(ちゅ
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