葵 2014-08-18 01:12:45 |
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(…俺が折れたんだから、折れとけよ。←)
っ…ぁ…はっ、(永遠と続く様な気さえしていた口付けが止まり、寂しさを含んだような声と乱れた息が零れ。応えられない代わりに、なんでもないという風に首を横に振り
(…それは、違う。)
……なに?言えない?(乱れた息からしてそうとう苦しかっただろうと眉尻下げて笑っては彼の頬を撫でるも答えようとしない彼の様子に小さくため息零して)
(…同じ。)
あ…き…。(頬を撫でてくれるも、その後のため息に切なく表情曇らせ。己の頬にある手に両手を添えると、ちゃんと…言うから…。噛み締めるようにゆっくりと一言ずつ区切りながら、ちゃんと…考えて…ちゃんと…流されないで…勢いで…寂しさで…言っちゃ、駄目だから…辿々しく、しかし真剣に相手の目を見つめ、すぐだと思うから…待ってて…。
(違うよ、ばか。)
…ん、分かった分かった。(何処か小さい子のように見てえしまえば大丈夫、と目を細めて微笑み額に軽く口付けを落として。何時までも待ってるよ、ちゃんと返事聞くまでは。くすくすと笑っては彼の目元にも口付け落として)
(何処が違うんだ、ばか。)
ん…ぅ…(笑いながらぽつぽつと落とされる口付けと言葉に擽ったさを覚え、…ばか。聞いたら居なくなりそうな言い方。気に入らないとでもいう様に、むすりと眉間に皺寄せ、それなら、ずっと言わなかったら…ずっと一緒…?等と延べ
(違うのは違うんだよ、ばか。)
…ごめん。言い方間違えたな。(眉間に皺寄せる彼の様子に素直に謝っては苦笑いを零して。言わなかったらずっと一緒にいるかもしれない。けど、それは俺が辛いんだけどなぁ~と呟いては彼の髪を撫でて)
(…違わないんだよ、ばか。)
ん、わかればいい。(苦笑いを浮かべながら謝る相手に、許してやるとでも言いたげにくすりと笑い。髪を撫でられると目を細め、そのまま気持ち良さそうに目を瞑り、わかってる。そんなこと…させない。と、強く言い切り
(ばか。)
…ん、(何故か上から物を言う彼を見遣れば思わず笑ってしまい。強く言い切る彼に 有難う、と一言囁いては 俺ももっとお前が惚れるように頑張るわ、と笑みを零して)
(秋のがばか。)
…此方の台詞。(有難うと言う相手に呆れたように笑い洩らせば、もっとって…もう惚れてる前提?と冗談めかして、相手の言葉尻捉えては笑いながら相手の頬撫で
(きりがない。←)
…なんで?(彼が言う必要なんてないのにと苦笑いを零して尋ねる。そうだよ、違う?と、こちらも冗談混じりに告げては頬撫でる彼の手に己の手を重ねて)
(偶には折れなさい。←)
わかんねぇの…?(わからなければ言わなくてもいいかと思いながらも、一杯ありすぎて伝えきれない…と零し。重なる手に頬弛めれば、違…内緒。言いかけ、途中でやめれば悪戯そうに笑顔浮かべ
(やだね。)
…なんとなくわかった。(彼が零した言葉もちゃんと聞き取れば小さく頷いて。言い掛けた言葉が気になるも何時もの彼になったことに少し嬉しくなり)
(…後から認めさせるからいい。←)
ん。…あーき(何だかもどかしく、相手の名前を呼べば身体を寄せ。ちょっと眠い…と擦り寄りながら瞼閉じ
(はいはい、)
…寝なさい。(駄々を捏ねるような彼に上記のような注意をしてはぺし、と額を叩いて。何時もろくに寝てないんだから、と彼を心配して)
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