出雲くんのお相手探し 2014-08-15 00:12:28 |
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……ん、…?(取り敢えず水を冷蔵庫から取り出しそのまま戻ろうとするが、ふいに相手の独り言が聞こえてはぴたりと止まり。と言ってもよく聞こえなかった為、不思議そうに相手の後ろ姿見つめていては動けずにいて。)
………?(ようやく人の気配を感じ食材を切る手を止めて振り向くと相手がいて「うおっ!と、十束!?いつの間におったんや?」と驚いて。ふと、さっきの呟きを聞かれていたか不安になり、「……今の聞いとったか?」と恐る恐る聞いて)
んー…普通にさっきから…?
(こちらの存在に気付いた相手が驚くのにつられてこちらもびくりと肩を跳ねさせるが、いつからいたのかと問われれば疑問系になりながらも答え。不安そうに尋ねられたので薄く微笑みながら「うん、聞いたよ?…何て言ってたの?」となんとなく聞き返してみて。)
っ…――。…聞いてたんか…?なら、聞き返さんでええやろ……。(聞いたと言われてはかなり動揺したようで目が泳ぎ、それを隠すように慌てて作業に戻り)
聞いてたけど何て言ってたかまではわからなかったんだよ、(どこか挙動不審な相手の様子に何を思ったのか、水を適当にそこらに置いておけば相手の傍へと歩み寄って行き。もう一度言って欲しいと言わんばかりに、催促するかのようににこりとしながら見つめて。)
聞き取れてへんならそれでええ。ただの独り言や…。(笑顔を向けているのはわかるが、自分が相手の笑顔に弱いことはわかっていたので相手を視界の隅に置いておく程度で作業し続け。ただ、ほんのり頬が赤く。)
そう…?気になるけどそこまで言うなら……(そこまで深く問い詰めるつもりはなかったので上記のように言っては「…さっき思ったんだけどさ、こうしてると新婚さんみたいだよね。」なんて後ろから腕を回してはそっと抱き着いて。)
ふぁっ…―ちょ、…。(抱きつかれては、くすぐったくて肩を上げ固まり。相手の言葉に驚いた様子で「新婚って…。…………そうやな…。」といつもだったら否定するところを少しだけでも素直になろうとしたのか小さい声で恥ずかしそうに肯定して)
あれ、何か少し素直になった?(相手の僅かな変化に気付いては抱き締めたまま楽しげに顔を覗いてみて。少し俯いては「素直じゃない草薙さんも好きだけど、素直なのも中々……」なんてぼそり。)
……じゃ、何か俺邪魔しちゃってるみたいだしあっちで待ってるね。(一瞬だけ目が合うが直ぐに背けられてしまえばくすりと笑み零し、そっと腕を離し相手から離れれば部屋に戻ろうとしていて。)
…………。(相手が部屋を出たのを確認すると、作業の手を止めてさっきまで相手の手があった場所にそっと手を当て、まだ相手の温もりを感じるのか「…十束………」と小さく呟き。少しの間それに浸っているがはっと思い出したようにまた作業をはじめもうじきオムライスが完成するようで)
よし、これで準備おっけー(戻ってからグラスに水を注いだりスプーンを用意したりと準備をしておいて。後は相手が来るのを待つだけで、席に座っては暇を持て余し足をブラブラさせて。)
出来たで十束。(一人分のオムライスを片手にキッチンから出てくると相手の前に置き、カウンターから出ると相手の隣に座り。自分は食べないようで目の前にはお酒と灰皿を置いて)
…あれ、食べないの?(カウンターに置かれた一人分のオムライス目にしては相手の顔と見合わせて。スプーン手に取り一口分すくえば相手の口元へと持っていき「はい、」と満面の笑みで。)
まぁ、そないにお腹減っとらんし、後で適当に食べるで、気にせんでええよ……って、へ?(口元にきたスプーン
に驚いて相手を見て)
ほら、食べて食べて!(更に相手の口元にスプーン近付けては食べるように促し。「俺だけが食べてるのも何か悪いし、」と言い訳作って。)
だめっ、このまま食べて(相手の手がスプーンを取ろうとしたのですかさず引っ込めては、所謂よく仲の良い夫婦や恋人がやるような“あーん”がやりたいのか。)
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