離れたくないよ。　【nl】

お姫様抱っこは気に入らなかった？（必死に抵抗をするのでもしかしたら気に入らなかったのだろうかと思いつつあっさりと降ろし)

だって遥いきなり抱えるから(少しよろけながら足を付けては顔を耳まで赤く染めて)

じゃあ、お姫様抱っこをすると言ったらしていいの？（いきなりはダメで言えばいいと本人は解釈をし首をかしげながら尋ね)

..す、すみません。なんか私わがままみたいで(照れる、といった理由で相手に色々言ってしまったからか頭を抱えつつ上記述べ)

うーん………可愛いから許す（しばらく考えた末、可愛いという理由で彼女を許してしまい面白いものが見れたのか笑顔でいる)

な、なんで笑顔なんですか(何か企んでいるのか、と相手を探るように見つめ)

いや……サシャの可愛い顔を見てたら自然と笑顔になれた（何でと聞かれればしばらく考えるフリをしてストレートに恥ずかしくなるようなセリフを言い放ち)

・・遥は私のいい所しか言いませんよね(暫くは恥ずかしそうに口を押さえて居たのだがふ、と目を細めながら笑い)

それはサシャも同じだよね（彼女の言葉にそれはお互い様だと言えばこちらも同じようにふっと口元に笑みを浮かべ)

私は本当の事を言っただけですよ(緩く首を傾げては相手の頭に手をやり撫でて)

俺は思ったことしか言ってないんだけどね……（自身の頭を撫でられれば甘えるように彼女に抱きつき）

・・遥(甘えてくる相手を優しく受け止めては「・・子どもみたいですね、」と笑い)

うるさいうるさい（子供みたいと言われればどこか拗ねるように言い)

ほら、そっくりです(とことんからかうか、と相手の頬をつんつんと指でついて)

へえ……そんな事していいんだ（声のトーンが変わったかと思えば突然彼女の腕を押さえてそのまま押し倒そうとし)

だってかわいいですしっ・・っ、て、わ(どさっ、とそのまま押し倒されれば相手の目を見つめて)

サシャがどうすれば可愛い反応見せるか……知ってるよ（押し倒した彼女の目を見つつ手は彼女の服へと動いて行き）

え、ちょっ・・手が、(相手の胸板をドンッと押してはきつく目を閉じ)

ん？ 手が何？（分かってはいるのだがすっとぼけるかのように首をかしげて尋ね)

わ、わかってるんでしょう?(わざととぼける相手の目をじぃっと見つめては「・・駄目ですよ、まだ」と弱々しく述べ)

駄目って、ただサシャの服の乱れを直そうとしただけだよ。何を想像してたのかな（仕返しのため容赦することなく徐々に顔を近づけながら尋ね)

想像なんて・・ｯ、そんな(行く場のなくなった己は取り敢えず顔を横へと向け「ドSだ、・・」なんて呟いて)

そのドSをどうしようもなく好きになったのはサシャだよね？（近くにいるため当然相手の呟きが聞こえ彼女の頬に手を添えればそっと頬に口づけをし)

・・好きじゃありません(頬に口付けされて少し声を出せば「え、えっと・・大好き、なんです」と己なりに気持ちを素直に伝えてみて)

俺はサシャが好きでも大好きでもないよ（大好きという言葉を聞けば若干顔をしかめた後「愛してる」と言い笑顔になり)

え、あ、あっ・・吃驚した(相手のその言葉を聞いて胸を撫で下ろしては「ドキドキしちゃいますね」と笑いかけて)

もうこっちはすでにドキドキしてるけどね。ほら……愛する人がこうして近くにいるんだから（目の前にいる愛しい彼女の手を握れば緊張しているであろう自分の心臓を触らせようとし)

・・すっごいドキドキしてるじゃないですか(相手の胸にそっと手を置けば頬を緩め「やっぱり、遥もドキドキしたりするんですね」と、)

そりゃあドキドキするよ……付き合う前も告白しようと思った時は毎回（遥もという言葉に若干ムッとしながらも彼女の事を強く抱きしめ)

私だって緊張とかしますし(こくり、と深く頷けば相手の背に腕を回して「ほら・・多分今胸の音聞こえてる、と思います」と)

本当に……最初見た時の大食いなサシャとは思えないね（正直恋愛など無縁と思われていた彼女の姿を思い出せばくすくす笑っており)

彼氏の前なんで抑えてるんです(ぷくりと頬を膨らませては照れたのかそっぽを向いて「遥だって最近ドS化してきましたし、」と隠そうとしてないのか少し大きめな声で呟いて)

でも体は正直だよね。お腹が鳴ったりしてるし……（前にもいいムードの時にお腹が鳴ったりしたことを思い出しドSと言う言葉を聞けば「なんて言った？」と言えば唇と唇があと少しまでと言わんばかりの距離まで近づけばそう問いかけ)

・・・鳴ってないです(過去の事は忘れようと首を振ってはこれ以上言うな、と目で訴えて。「な、何も言ってないです」と一歩下がっては相手の事をやはりドSだと再認識)

そうだね。鳴ってないね（一応相手の気持ちを汲んでいるのだが、彼女のお腹を触り始め「それならいいけど」と納得をしながらも彼女の事を抱きしめ)

ひゃ、っ・・どこ触ってるんですかぁｯ!!(びくっと反応を示してはま抜けた声を出し相手の手を除けようとして)

……抱き合ってる仲なのに何を今更（捉え方次第ではあらぬ誤解を与えそうな発言をしながらもお腹を触る手は離さず）

だ、だってくすぐったい..です(やはり恥ずかしいのか相手から目を離しまるで子どもの様にもじもじとし、)

まあまあ……少しは俺に身をゆだねてみるのもいいんじゃない？（相手の反応に気を良くしたのかさらに彼女の体を弄り始め)

うぅ..わ、わかりました(しぶしぶ相手に身を預けては声を押さえてきつく目を閉じて)

サシャってよく食べるのに綺麗な体だよね。本当に、うらやましい……（相手が抵抗することがなくなったことが分かると優しく触り始め）

触り方がｯ・・く、くすぐったいですよう、(相手の手を両手で抑えては相変わらずくすぐったそうに腰をくねらせて)

へえ……サシャはこう言う触り方が気持ちいいんだね（彼女の反応は辞めさせるどころか逆に彼のS心を燻る物でありもう片方の手でお腹を触り始め)

ち、違いますっ・・て、(ひゅう、と軽く咳が絡まった息を吸っては流石にくすぐったくて限界なのか相手の目をじいっと見つめて)

これくらいにしておこうかな（さすがに限界がきていると察したのか、お腹を触っていた手を離して)

す、すみません・・(ふぅと一息置いては眉下げ何故か謝罪してしまって)

なんで謝るのかはわからないけど……サシャのたくさん食べてるところもたまには見たいな（それが一番彼女らしく見える姿であるためあまり見てないのかどこか寂しげにしており)

なんで謝るのかはわからないけど……そう言えば最近サシャのたくさん食べてるところ見てない……たまには見たいな（それが一番彼女らしく見える姿であるためあまり見てないのかどこか寂しげにしており)

..ご、ご飯食べに行きます、か?(己にとってはそれをさらけ出すのは恥ずかしい所だが、やはり彼氏の頼み。断れず、上記を提示してみて)

……いや、俺がサシャの食べたい物を作るよ（何故かは知らないが急に彼女に頼んでしまったのは自分なので彼女の希望にきちんと応えられる物を作る自信もあるのか自分が作ると言い出し）

..遥が迷惑でなければ..って、あ。(少し目を細めて相手に料理を作る様お願いしてはまたも空気を読まないお腹の音。やはりパンだけでは足りなかったか、と顔を逸らし)