離れたくないよ。　【nl】

ねえ……家なら我慢する必要はないんだよ
（質問に答えないならこちらから攻めて聞き出そうと彼は彼女の隙だらけになった頬にそっと口づけをしてみせ）

そうですけどっ・・恥ずかしいですよ(口付けを受けては小さく声を漏らし軽く首を振りながら上記述べて)

そう……だけどね、俺はもう我慢できないよ
（恥ずかしがって答えようとしない彼女に痺れを切らしてしまったのか、無意識に甘い声で言うと互いの唇を重ねるように口づけをし）

っ・・今日の遥ちょっとおかしいです(相手の甘い声にぎゅっと目を閉じては相手らしくないキスを受けて。此方としては嬉しいのだが「ど、どうしたんですか・・。」と尋ねてみて)

……たまには甘えたい
（男として、彼女に甘えるのはやや抵抗があったため我慢していたのだが段々と我慢ができなくなってしまったと説明をし「無理矢理してごめん」と謝り）

・・何で言ってくれないんですか(頬を緩めながら改めてぎゅっと抱きしめては相手の耳に軽くキスを落として）
あの、今日は存分に甘えてくださいね、

たぶん……さっきのサシャと同じだと思う
（耳にキスをされピクッとなれば先ほど腹を鳴らした時のサシャが言った言葉と同じなのかもしれないと思いつつも「そうさせてもらう」と言いこちらも改めて抱きしめ）

いつもの遥と違うのでびっくりしました(吐息を漏らしながら笑えば相手の頭を軽く撫でて)

いつもの俺って……どんな感じなの？
（あまり自分と言う人物について考えたことがなかったので頭を撫でられつつも彼女に対して問いかける）

あまり積極的ではない・・みたいな、(相手をまだ撫でつつも少し考えるように上を向いて

つまり……ヘタレってこと？
（彼女の言葉を聞いては自分なりにしばらく考えたのちにこういった推測が思い浮かんだためそう尋ね）

ち、違いますっ。何ていうか・・紳士。(ぶんぶんっと首を振っては自分なりに相手のイメージを伝え。)

じゃあ、サシャは俺の紳士的なところを好きになったんだ
（実際はただのヘタレなのだが、そう思ってくれるのは嬉しいことなのであえて言わずにおりつつ、彼女に上記の言葉を述べ）

違います(相手は嬉しそうなのだが此方が想像した答えとは違い首を振っては「私は遥の全部が好きになったんです」とさらりと答え)

……本当に、サシャは俺の嬉しくなるようなことをさらっと言ってくれるね
（自分の予想とは違ってはいたのだがどの道自分にとって嬉しくなるような物だったため「そう言う事言ってると、襲うよ」と普段ヘタレな自分がまたも積極的な態度をとろうとし）

・・あの、襲って欲しいんですけど、ここでは駄目というか何というか(自分でも何を言っているかわからないのだが取り敢えず今の気持ちを伝えて。全部伝え終わったあと我に帰ったかの様に己の口を両手で抑え)

分かった。じゃあ今度襲う事にするよ
（理由がどうであれ、彼女が今言った言葉を当然聞き逃すはずもなく何度もうなずけば「なんだかんだで、サシャもそう言う願望あったんだね」と意地悪なことを言い出し）

いや・・今のは忘れてください(何を言ってるんだ自分、と心の中で自問自答しては恥ずかしそうに相手から目を離して。「そりゃ・・好きな人ですもん。そんな感情くらい・・ありますよ」とぼそぼそと答え)

無理
（忘れろと言われれば即座に二文字で拒否の言葉を述べる。理由は単純。その時のサシャがものすごく可愛かったからであり「感情があっても我慢してちゃ意味ないんじゃない？　時には感情や欲望に忠実になってもいいと思うけど」と言い）

遥の前だったら・・我慢してでもいい所見せたいんです(己の胸に手を当てれば相手の目を見ながら左記を言い。先程もこの様な事を言ったのだがそれ程相手に対しての思いが強い物であり)