ヒソヒソ 2014-08-06 18:25:00 |
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綺麗ごと並べて
「がんばろう」 だなんて
どうせ変わらないのに
決まっているんだ
チクタクチクタク
ほらまた動き出していく
諦めとかそんなんじゃなくて
言い表せないけど、きっとそんなんで
心に突き刺さる一言
「悔しいくせに、強がってる」
変わらない日常にグッバイしようか?
それとももう私自身が変わろうか?
私がいなくても機能するような
いつまでも変わらない世界だって
いつまでも変わらない私は知ってる
きめ細やかな髪
柔らかな肌
邪気の一つも感じない笑顔
何処にもいかせたくない
また壊れてしまうのは怖いから
流れて
落ちて
砕けて消えたあの人のように
いなくなるのは怖いから
消えてしまうのは怖いから
抱きしめてあげようね
もうこの手から離れていかないように
もうこの目から消えてしまわないように
妖しげな森の奥
躊躇うことなく
牙を剥く獣
屍となった獲物
もう機能しなくなった脳漿を踏みしめて。
死肉を漁り 本能に身を委ね
憎しみに瞳を光らせ
紅い敵
どれも赤く染まり 死に果ててゆく
紅い森
どこも赤く染まり 狂い果ててゆく
此処は獣の支配する森なり
憐れな獣の巣食う森なり
孤独な、孤高な、一匹の狼王の森なり____
>8は友人にお題を出してもらって書いたポエムですー…
ちょっと表現がアレですけど、孤独な狼さんが強く生きていく様子を表現したかったので…
伝わればいいんですけどねぇ…
幽霊が見える青年の話
いつも信じていた
図書館に置いてある本を見ては
死人と会話するのを夢見てた
そのおかげかな
死んだはずの君が見えるんだ
君をよみがえらせることはできないけど
君と話すことはできるから
パパとママには内緒で、病弱だった君と出かけよう
もう、点滴は要らない
君の恋焦がれた外の世界へ、行こうか
病弱な少女の話
私は生まれつき走れなかった 外に出れなかった
病気は嫌いだった
でも生きていたかった
それすらも叶わない
お医者様が言ったわ
もうすぐ死んじゃうって
一生、外に出られないって
本が大好きな、あの子に心配かけたくないから
最後まで言えなかったな
もう、だめだな
視界がぼやける
もうちょっとだけ、生きていたかったな
大好きだよって、言いたかった____
月明りのスポットライトの中
風に包まれていく
影の者らと
笑い声が近づく
犇めき合う声が酷く騒がしく感じて
僕は耳をふさいだんだ
取り残された者たちが今宵集まる
気が付けば月が赤く濁った
何だか悲しくなった僕は
親に置いて行かれた子供みたに
「独りぼっちは嫌だ」って言うように辺りを見回して
忘れたくない
忘れちゃいけないはずの情景は
どうやら記憶の漣が暈してしまっていたようで
思い出したんだ
自分が変わったことに
貴方も変わったのだろうか
未だ 思いは変わらない
こんな笑い話にもならない思いを抱えて
貴方の思い出と、貴方に
さようならしよう
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