カノ 2014-08-01 15:43:50 |
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……ん、もう食べきれねぇ…(薄く笑みを浮かべながら相手の髪を軽く引っ張り。その表情は何処か嬉しげだ。相手の見ている夢とは正反対のほのぼのとした雰囲気に隣で見ていた猫も思わず溜息をつき。)
……っ、いたたた……!なに……?!(相手が己の髪を引いた手は軽かったが、思わず寝返り打とうとしたせいで結果強く引っ張られる事となり飛び起きれば、こいつの仕業か……!と寝惚けた目でジトッと見ればやはり寝惚けているらしく今度は相手の胸に擦り寄って行けば安心したのかまた眠り出し)
んんー…やめろよお前ら…(相手か擦り寄れば眉を寄せつつ擽ったそうに笑みを浮かべ。どうやら夢の場面も変わり、蛇たちと戯れている様子。←)
おはよ、クロハ。(ニコッと笑顔向けては相手の言葉に「あんまり気持ち良さそうに寝てたから。……クロハってさ、意外と寝顔は可愛いよね。」なんて)
あ?お前も寝ぼけてんだろ(何言ってんだ?と適当に受け流すなり暗くなってきた部屋に結構寝ていた事に気付き「…夜か。1日は短いんだな。」と辺りを見渡し。普段暗いところにいた為か今だ明るいところに慣れない様子で、暗くなっていく度に落ち着いた様子を見せ。)
酷いな。君より大分早く起きてたよ。(む、と拗ねたように唇尖らせては折角誉めてあげたのに、なんて。しかし相手の言葉に小さく頷けば「一日ってすぐに過ぎちゃうんだ。……特に楽しい時間はね。」と夕焼けも過ぎて、夕闇の黒に染まる室内見渡しては返し。まだこの季節だからあまり星が綺麗に見れない。……冬になったら夜空に散らばる無数の星を見せてやりたいな、なんて考えながら無意識に相手の手を握って)
大体お前が俺の膝借りるって言って寝るから俺も眠っちまったんだろ(何か変な事でも言ったのかと恥ずかしさを隠すように強めの口調で言い放ち。「こんなの初めてだ。向こうは日が経ったのかもわかんねぇ…時間なんてものも存在するかも分からねぇ。」と小さく呟いた所に相手の手が重なれば不覚にもドキッとしてしまいつつ相手に視線を移し「何だよ。」と。)
そうだけど……一緒に寝ちゃうとか、クロハってば可愛い。(相手の強い口調にも臆せずクスクス笑ってしまえば、次いで相手の呟きが耳に届き。思わず無意識中に握った相手の手に僅か力を込めて離すまいとでもするように握り締め。……自分は彼の真暗な世界を知らない。だけど、一緒に過ごして想う事ならある。問われた言葉に「……僕は君のいた場所を知らないし、きっとこの先も知れないんだろうけど……クロハと一緒に寝れるのは今のところ僕だけだろうし、君と時間を共有出来る事が凄く嬉しいよ。」なんて黒に溶かされて視界を奪っていく闇の中でもしっかりと相手を見つめ笑顔を向けて述べ)
あ?お前こそ男の膝上がそんなに気持ちよかったのか?(可愛いを連呼されればやはり変な事したんだと内心動揺しつつ、相手を馬鹿にするように指差しニヤニヤして。途端相手の握る手に力が込もれば少しばかり目を開き暫く言葉を失っていて。「……お前が此処に連れてきたんだろ。お前が責任とれよ。」と呟き、いくら暗闇に慣れている目であっても眩しすぎる相手に思わず目を逸らしてしまい。)
んー……固かったけど寝やすかった、かな。お陰で良く寝れたよ。(小馬鹿にした態度で言われた言葉に寧ろ満面の笑顔でそう返してやれば、実は動揺してるなんて気付いてない己には意地悪く笑った相手の顔を眺めて「ありがとう」なんて言うことしか出来ず。視界が黒に遮られた中でも目を逸らされた事が分かるとクスクス笑ってしまいながら「勿論。何なら僕がお嫁さんにしてあげるよ。」なんてからかうような口調で冗談吐いてみて)
…馬鹿じゃねぇの(まさかの相手の反応に黙り込めば言い返す言葉も見当たらずデコピンし。「お前まず性別違うだろ。それにお前が嫁だと色々とうるさそう。」と再び動揺を隠せば暗闇に目が慣れてきたのか相手の口を閉ざす様に摘んで。)
あだっ……!何すんのさ、もー……しかも今、馬鹿って言ったでしょ!(暗闇のせいで見えず、まともにデコピン食らえば恨めしそうに不平漏らしたが相手の次いだ言葉に返すべく「じゃあクロハが嫁に来たらいいじゃん……。」と言い掛けた言葉は相手に摘ままれた唇のせいで「いひゃいいひゃい!はひふふほは、ははっ!!(痛い痛い!何すんのさ、馬鹿!)」なんて非常に情けない言葉になってしまい←)
馬鹿に馬鹿と言って何が悪い(相手の反応を面白そうに見ながらぽふ、と頭の上に手を置き。「はぁ?お前の嫁になんてならねぇよ。俺は1人が好きなんだからな!」と手を眉を寄せ、拗ねた子供の様にぷぃっと顔を逸らしてしまい。)
ひっどいなぁ、もう……。馬鹿って言う方が馬鹿だって話、知らない?(なんてムスッと表情しかめるものの頭の上に置かれた手の感覚にヘラリと笑ってしまえば「じゃあ僕、邪魔しない方がいい?」と問い掛けつつ、しかし言葉とは裏腹に離れる気はないとばかりに相手の腹の辺りに腕を回して抱き付くような体勢で)
そんな話信じねぇ。俺より馬鹿だし(頭の上に乗せた手で髪をわしゃわしゃと乱しながら「あぁ、邪魔すんな。今すぐ離れろ。」と離れる気も見せない相手に溜息を吐きながらぐいっと引きはがし。)
鹿は認めるけど馬はつかないし!(更に髪を乱される感覚が交じればくわっ!と言い放つものの、別に相手は名字の話をしている訳ではないのだから意味不明で。「……む、じゃあいいよー。ご飯でも作ってくるもんねー。」と拗ねた口調で言えば相手から離れて電気をつけ、キッチンへと向かい)
ふは、落ち着けよ。お前は馬鹿だ(言い聞かせるように呟けば悪戯な笑みを浮かべて。「おー、美味いもんしか受け付けねぇからな。」手をヒラヒラさせ相手の後ろ姿を暫く見つめれば溜息をはいて。)
馬鹿馬鹿って……言葉の暴力反対ー。(笑った相手の表情にムスッとするものの、結局ほだされてこちらも笑ってしまえば「了解!飛び切り美味しいご飯作るから待ってて。」と軽く振り返って述べればキッチンへ入り。さて、何を作ろうかと冷蔵庫開けながら考えて)
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