カノ 2014-08-01 15:43:50 |
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お前なにやってんだよ。退け、俺がする(此方を見ない相手に眉を寄せ強めの口調で相手を強引に退かせ破片を拾い。「怪我してねぇか?洗い物続けろ。」と。)
え……いや、でも……(僕がやるから。そう言い掛けた言葉は止まって、代わりに「……僕は平気…… ごめん。」と小さく呟いて残った食器を洗って。俯いたまま食器を洗い終えれば「クロハ……怪我、してない?大丈夫?」と申し訳なさそうに俯いたまま問い)
俺は怪我なんてしねぇよ。いいから顔上げろ(両手で相手の頬を挟み顔を覗き込めば「そんなに俺に殺されてぇの?ボーッとしてたら命ねぇからな。」と言い軽くデコピンすれば背を向けて。)
……っごめ……、(ごめんね、そう言い掛けた途端に食らったデコピンに口を閉ざしては向けられた背に軽く寄り掛かって顔埋めれば「ごめん、ありがと。」と呟いて。結局なんやかんや殺さないくせに脅す相手にくすっと笑み溢してしまえば軽く抱き締めてみたり←)
…バーカ(相手を振り払う事はせず振り返れば相手の髪をわしゃわしゃと乱して。落ち着いてきたら相手の頭に顎を乗せ溜息を漏らすと「お前は何で俺をこんなに乱すんだ。」と小さく呟き。)
わ……!!もう……僕は犬じゃないよ?(くすくすと笑いながらクシャクシャに乱された髪も気にせず、すりすりと相手の胸に擦り寄れば自らの頭部に感じた重みに目を細め「僕は何もしてないよ?……むしろ何で乱れてるのさ。それがわからなきゃ僕も気を付けようがない。」と相手の呟きに目を合わそうと僅か上向くが身長差から首筋しか見えず呟き返せば真っ白な相手の首筋に唇当てるように擦り寄って)
煩い。お前は犬みたいな猫だろ(優しく背中を撫でながら相手の問いかけに眉を寄せて「それが分かれば苦労しねぇ。…ニンゲンみたいな感情か。」と呟き、擽ったいと顔を離せばお互いの額同士をくっ付け目を閉じ。)
猫でもないよ、酷いなぁ……。(背を撫でられた事に一瞬ビクッと肩揺らすものの苦笑して、まるで本物の犬かのようにすりすりと頭擦り付けて笑い。しかし相手の言葉聞けば動きを止めるものの合わさった額の体温と近付いた相手の顔に真っ赤に頬染めて、俯き加減に「僕は怪物だからわかんないよ。」なんて冗談かまして)
言うこととやることが違うだろ(思わず笑みを浮かべ「お前を怪物にしたのは俺だからなぁ…」と苦笑いし。ゆっくり目を開き真っ赤な顔の頬を撫でれば口角を上げ「お前はニンゲンだ。俺はそんな反応しねぇし。」と。)
だってクロハ温かいんだもん……。(最近肌寒くなった秋の凩なんてお似合いな気風に、寒いのは苦手だと相変わらずくっついていて。「……ほんとに?じゃあ……」と、相手の言葉に悪戯目論む子供のような表情浮かべれば、すっと更に顔近付けて唇重ねようとして)
そんなとこ、猫だろ?(くす、と笑みを浮かべつつ急に近づいてきた相手の顔に思わず動揺し目を泳がせれば自分の顔に熱が集まっていくのを感じ。「違う!これは違う!」なんて慌てて弁解して。)
うーん……僕、猫ほどの狡猾さはないけどな。(なんて、アジト内に匿った黒猫を思い浮かべては苦笑して。ああ、でも今夜は特に冷えそうだし相手が側にいれば温かいかも。なんて考えれば猫と変わらないな、と笑って。しかし途端に面食らったように顔を赤くした相手に「何が違うのさ。クロハも僕と同じだ。」なんて)
猫だよ、お前は猫(相手も落ち着いただろうか。背中をトントンと軽く叩きながら相手から離れると「一緒じゃない。俺は蛇だ。」と目を逸らしながらソファに座り。)
む……猫猫って、あんまり嬉しくないよ。僕そんなに気紛れ……気紛れ…………あ。気紛れか。(気紛れじゃない。そう反論述べようとするも結局、気紛れでしたごめんなさい。とばかりに苦笑すれば離れた体温に名残惜しそうな表情一瞬浮かべるものの、仕方ないと諦めたように相手の隣に腰かけて。最後に放たれた言葉にニコッと笑み深めれば「じゃあ僕が捕食する側だ。にゃーって言いながら噛み付いたら君も捕まえられるかな?」なんて。)
ふは、何自分で納得してんの?(アジトで飼っている猫を抱き上げ、お前は主に似るなよ?なんて言いながら頭を撫で、相手からかけられた言葉に眉を寄せれば冗談じゃないと言いたげに「噛み付いてきたら巻き付いて締め付けてやる。急所、狙われないように気をつけな。」と手をひらひらさせて。)
……だって事実だもん。(む、と相手軽く睨めば猫に掛けた相手の言葉に余計ムスッと表情しかめて、猫がミャー!と鳴いたのが尚更相手に同調したようで拗ねた表情浮かべ。しかし眉寄せた相手にニコッと笑みを向けて、相手が述べた言葉に「じゃあ試してみようかな。」なんてきっと相手が冗談で言っているんだろうと思っているからこそ相手へ言っては首筋に軽く口付けて甘噛みして)
あぁ、事実だな。(拗ねる相手に笑みを浮かべ猫にいい返事だと頭を撫でながら呟けば、もう言い返して来ないだろうと息をつき。相手の笑顔に違う別の雰囲気を感じ後退りするのも遅く「っ…な、何しやがる!」と身体を震わせ顔を赤くしながら相手から離れ。)
……ふ、あははっ!!クロハ、真っ赤だよ?(吹き出すように笑えば、その以前に述べられた言葉も忘れてとにかく相手の様子に笑っていて。やっぱり相手は優しいと笑い続けつつ「巻き付いてしめつけるんじゃなかったの?」なんて)
う、るせっ…このやろ(咄嗟に離れてしまった自分に苛々しながら相手に近寄り軽く首を締め付け「やろうと思えばできんだよ、馬鹿。」と。)
……っ!(締め付けられた首は決して苦しくなどない程度の力だったが、宛がわれたその手に目を見開いて一瞬怯えた表情浮かべれば瞳が真っ赤に染まってしまい。「……知ってる。でも多分クロハは僕を殺してくれないから。」と真っ赤な瞳の時特有の薄ら笑い浮かべては首を絞めようとした手首に口付けて)
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