猫と蛇の恋愛事情【非募集】

どうせ…どうせコノハと重ねてんだろ。(思わず零れた言葉にハッとするが、その時には相手もおらず猫だけが自分に寄り添っていた。「…お前のご主人は何を考えていらっしゃる。」なんて猫を抱き抱えながら呟くものの勿論会話もできず、ただにゃーにゃーと無く猫に苦笑いを浮かべて。)

……、(頭がクラクラする。逢いたい、逢いたい、触れたい、声が聞きたい。「そんなの望める立場じゃないのに……どうして殺してくれないのさ……」呟いた声だけが静寂した空間の中に妙に大きく響いた気がして。もう寝てしまおうかとも思ったが、ハッと我に返ればフラフラと部屋を出て食事の用意を始めて←主夫)

…苛々する(中々現れない相手にそろそろ行こうかと思うものの、ここで行ったら負けだ、といらない考えに陥りソファに寝転んでいれば、自分から出てきた相手に目を丸くすれば「…おせぇよ。飯。」とぶっきらぼうに呟いて。)

ごめんごめん、すぐ出来るから待ってて？(にこりと何処か覇気のない笑顔向けてはキッチンに籠って料理を作る。宣言通り冷しサラダうどんを作っては、無意識からか三人分作ってしまっていて。相手の分と自分の分、更にもう一つ……コノハの分を持ってリビングへ向かえばハッとして「あはは、僕も熱中症かな……」なんて呟いては相手の分と自分の分だけテーブルに置いて、コノハの分だった一つを持って引き返し←カノ落ち着け)

…別に俺に合わせなくてもいいから。…彼奴の帰り、待ってれば？(構わず猫を降ろして1人黙々とうどんを食べていき。…自分との時間よりコノハとの時間の方が楽しいんだろう。きっと、此処にコノハがいたら間違えずに2人分しか持って行っていない。それくらい相手の心はコノハに持って行かれていて、自分は…。なんて←女々しクロハ)

……っ、違う、…………。(相手の言葉に俯いてしまえば小さく呟いて、コノハの分だったそれを床に置けば猫が近付いてもしゃもしゃと食べ始めて。相手の向かいの席に座って「いただきます。」と述べては全く進まない箸を構えたまま「……ねぇ、クロハ……僕、分からないんだ。どうしよう……」と←そんな君を愛s((殴)

知らねぇよ。分からないって、何が分からないんだよ。…俺にお前の気持ちなんてわかんねぇ。(グルグルと悪い思考だけが頭を過って思わずキツい口調になりながら半ば強引に箸を進めるも、すぐに手を止めてしまえば「俺は彼奴で彼奴は俺とは言った。…でも俺と彼奴を重ねるのはやめてくれねぇ？」と。←わぁぁ、苛めてごめんなさいorz)

(すいません！本体事情により金曜日までおやすみしまs((殴)

……ごめん。(それしか言えず俯いてしまえば、遂には箸を置いて「……ご馳走様。」と小さな声で呟いて片付けてしまい。皿を片付けてキッチンから戻ると相手の背に一度擦り寄って、服越しではあるがその背に軽く口付けては再度「ごめんね」と呟いて身体を離して)

(離れたかと思えば擦り寄る相手に微かに肩を揺らしつつただ無言を貫き通した。すぐに離れてしまう相手に、またやっちまった。と目を伏せつつ、何も出来ないでいて。)

……お休みなさい。(ぽつ、と呟けば背を向けて自室に向かうが……リビングから出る途中、一度足を止めて「一緒に寝る？」なんて振り返ってからかうように問い掛けて)

…いい。俺ここで寝る(ソファをとんとん、と叩いて呟けば早く行けと言わんばかりに手をヒラヒラとさせ。…ここでまた一緒にいたら絶対傷付けてしまう。ソファに寝転がるなり深く溜息をついてしまい。)

そっか。……うん、おやすみ。(相手の返答に僅か俯けば、直ぐににっこりと笑って述べ自室に入り。……本当は"嫌だ、一緒に寝て。"なんて我が儘を言いたかった。しかしそれを言ってはまた相手を困らせる。「……僕らしく、僕らしくしなくちゃ。」ぱしんっと己の両頬を挟み込むように打てば一度笑って、ベッドに腰掛けて本を読み始め)

…はぁ(先程から止まらない溜息にまた苛々してしまう。別にこれでいいじゃないか。これこそまた一つの悲劇。自分の1番好きなもの。それなのに全く面白くない。思わず起き上がるなり相手の部屋の前に腰掛けると目を閉じて。)

……、(ハッと身体を起こせばどうやら本を読みながら少しうとうとしていたらしく、寝惚けた頭でグルグルと思考を廻らせてはああ、結局クロハは部屋に来なかったか。なんて。何か水分を摂ろうと扉を開ければゴンッと何かが扉に支えて開かない。「……？え、クロハ何してるの？」と扉の隙間から見えた黒い背に驚いて声を掛ければ、まさか相手がいるなんて思いもしなかったから結構な勢いで開けてしまった扉に当たった相手は大丈夫だろうかと←)

いって…⁉︎(熟睡していた中急に背中に激痛が走れば流石に驚き背中を摩りながら相手を見つめる。「何してるのって、お前こそ何してんだよ。」なんて寝ぼけた頭をフル回転させながら言い返せば、ゆっくり起き上がり溜息を吐いて)

あ。やっぱり痛かった？ごめんね。(相手の様子に苦笑しながら謝罪述べては「いや、僕は普通に自分の部屋から出てきただけなんだけど……」と、己の行動よりこんな所で寝ている相手にむしろ何してたのか問いたい所だがそれより何より痛そうだった相手の背中の方が気になり、そっと手を置いてさすってやり)

…うっせぇ(相手の言葉に顔を逸らせば先にリビングへ向かいソファに座れば、いつも通り不機嫌そうな表情を浮かべたまま「…飯。」と小さく呟いて。)

……ん、りょーかい。(すぐに作るよ、とエプロン着ければキッチンへ向かい、さて何を作ろうか……と考えつつ、ふと相手へ「ねぇ、クロハ。今日はカレーにしない？一緒に作ろうよ。」なんて)

カレー？…何だそれ(気怠げに振り返り首を傾げ。…最近自分が不機嫌でも気にしなくなった相手を見ると自分が子供の様な気がするのはきっと気の所為だ、と思おうか。←)

ん？食べた事ない？美味しいんだよ。(とにこにこ笑顔向けては「お手伝い、して？」と緩く手招きしてみたり←)