カノ 2014-08-01 15:43:50 |
通報 |
…なんだ、ここ(辺りを見渡した限りでは見覚えのある某アジト。だが誰もいる様子もない。…また入れ替わったのかよ。思わず溜息をつけば、甘えて来る猫を抱き上げソファに座り。)
(来ちゃいました…!これって実体化したところからでいいんですかね…!)
あ、クロハ。(コーヒーでも飲もうと自室から出て来れば、既に見慣れた黒い彼の姿。にっこりと笑って声を掛ければ「コーヒー淹れるけど、クロハも飲む?」とコーヒーメーカーの前に立っては問い掛け)
((いらっしゃいませー!そうですね……どうせなんで実体化後のクロハ君をいただきます!←ぇ))
ん、あぁ、貰う(小さく頷いた後コーヒーを作る相手の横顔をぼーっと見つめれば、自分にも構えとネコが引っ掻いてなお気にせず見つめているものだから猫も呆れて相手の元へと走り去ってしまい。)
(了解っす!)
んん?どうしたの猫、ご飯?(二杯分のコーヒーが抽出されるまでの間、足元にまとわりついてきた猫の頭をしゃがんで撫でてやれば「クロハと遊んでなよ。ね、クロハ?」と顔上げて相手見るが、間髪もなく目が合って)
…っ⁉︎な、なんだ?何か言ったか?(目があった瞬間反射的に逸らしてしまえば、慌てた様子で返答し。…やべぇ、やらかした。何ぼーっとしてたんだ、俺。未だ気付けていない感情に首を傾げながら無言を貫き。)
クロハ
やだな、クロハってばボーッとしちゃってさ。熱でもあるんじゃない?(慌てた様子の相手にクスクスと笑えば冗談めかして述べれば近付いて、相手の額に自らの額つければ「んー……熱はないみたいだけど……暑さにやられたのかな。今日の夕飯、冷たい料理にするよ。」と笑って)
なっ、ち、ちけぇよ!(バッと離れればほんのり顔を赤らめ「馬鹿じゃねぇの?いらねぇしそんなの。」と顔を逸らせば相手と距離を開けるようにソファの端に避け。)
え、温かい料理の方がいい?(ん?と相手の態度にキョトンと首を傾げては、まるで的外れな言葉を返して。……顔が赤い。やっぱり熱中症かなぁ。なんて考えながらピーッと己を呼ぶコーヒーメーカーの音に相手から離れれば自分と相手の分をマグカップに注いで、相手の目の前に差し出せば「ご飯はちゃんと食べないと、身体壊しちゃうよ?」と)
…いや、冷たいのがいい(相手の反応に冷静になったのか小さく溜息を吐いて素直に述べればそのまま猫を抱き上げ。相手から渡されたコーヒーを受け取り一口飲めば「…ん、不味くはない。」と。)
そう?じゃあ今日は冷やしサラダうどんにしよ!(何やら相手の様子はおかしいが、体調不良という訳ではなさそうだ。不味くはない、等と曖昧な言い種にも随分慣れたもので「ん、ありがと。」なんて褒められた時のような反応で返せば相手の腕に抱かれた猫がゴロゴロと喉を鳴らしているのを見て「君には随分なついてるね。コノハには威嚇してたのに。」と猫の鼻先つついて)
あぁ、そうだな。美味いもん作れよ?(小さく頷くなり猫の鼻を突つく相手に思わず笑えば「猫も人を選ぶらしい。…俺が猫でも彼奴の所にはいかねぇわ。」と言うなり相手を見つめ「ま、お前はコノハに懐いてるようだけど。」と。)
勿論!僕に惚れちゃうくらい美味しいご飯作るから覚悟しててよ?(なんて冗談めかしてウインク一つ送って見せれば、次いだ相手の言葉に「えー、何でさ。コノハは優しいし、なつかれそうだけどなぁ……」と呟いて。ぱちりと合った視線にじっと見つめ返しては述べられた一言にキョトンと首を傾げて)
はっ、それは無理無理。やれるもんならやってみろ(相手のウィンクを払う様に手をヒラヒラさせれば「でも懐いてないって事はそう言うことだろ?」と。首を傾げる相手の額を小突けば「コノハにべったりって事だよ。」と。)
冗談だよ、もう。(そんなに嫌煙しなくても、と拗ねたように唇尖らせれば「うーん……まぁ何よりの証拠にコノハと猫は仲が良くないみたいだし。」と苦笑漏らして。「あてっ……、そんなにベタベタしてるかなぁ……?最近は君と一緒にいる時間の方が多いけど?」と)
飯なんて出来て当たり前だろ。出来ない奴とは一緒にいない(なんて、さり気なく一緒にいたいアピールをしているのは本人も気付いていない。「コノハにお前が取られるとでも思ってんじゃね?」な?と猫に尋ねる様に抱き上げればそのまま額同士をくっつけ。「きたらぜったいするな。分かり切ってる。ウザいくらいベタベタしてる。暑苦しいからどっか行け。」←)
じゃあ僕がお料理苦手で作れなかったら、君とこうして話も出来なかった訳だね。(くすっと笑み溢しては相手の肩に寄り掛かって「良かったー、料理作れて。決して得意な訳じゃないけど。」なんて。「クロハって、僕より猫との方が仲良しだね。」とコノハに己が取られるという言葉より、更にゴロゴロと喉を鳴らす猫と額を合わせる相手の仕草の方が気になったようで。「えー……クロハにくっついてる訳じゃないんだから暑くないでしょ?」と苦笑漏らしては相手の背に抱き付くような体勢で身体寄せて「そんなに暑苦しいなら、目一杯暑苦しいことしてあげる。」なんて←)
その前に此処に出てきてもないな。(寄り掛かる相手に肩を揺らしつつ気持ち良さそうに目を細める猫を見ながら「そうか?此奴が勝手に俺の所来るだけだろ。」と小首を傾げ。「なっ…意味わかんねぇ。暑いんだけど。」と冷静に返答しつつ、ほんのり顔を赤らめているのは内緒だ。)
そんなに?男は胃袋掴まれると弱いって言うけど本当だねー。僕なんかキドにがっつり掴まれてるもん。(なんてへらへらと笑いながら言えば、コーヒーを一口啜ってテーブルに置いて相手の肩越しに猫見下ろし「ふふ、それが仲良しなんだってば。」と微笑ましげに笑って。しかし相手からの苦情には「そりゃそうだよ、暑くしてるんだもん。」なんて楽しげな口調で述べつつ、ぎゅーっと相手抱き締めては背に擦り寄って。「あ、クロハの心音すっごく良く聞こえる。」と←)
と言うかお前が此処に連れ出したんだろ。…あぁ、そのキドって奴の事すきなのか?(相手の顔を覗き込みニヤニヤした途端猫に引っかかれ眉を寄せればそのまま床に下ろして。気にくわなさそうな表情で見てくる猫に目を逸らしたまま相手の呟きに顔を赤くしていけば「な、何言ってんだ馬鹿!」と引き剥がす様にぐいぐい肩を押し。)
まぁね。君と一緒に居たかったから。(と笑顔でサラリと述べては次いだ質問にも「え?うん、好きだけど……なんで?」と事も無げに返し、むしろ首を傾げてしまえばニヤニヤと笑う相手に不思議そうな表情向け、キドは幼馴染みだし……キドだけじゃない。皆大好きなんだけど、なんて考えていて。「あははっ、そんなに照れなくたっていいじゃん。ほら、凄いドキドキしてる。」と離す気配ないまま更にぎゅーっと抱き締める腕に力込めて)
トピック検索 |