「ハルゼミ」とは、名前の通り春の4月~6月にかけて成虫が現れる蝉である。
大きさはヒグラシとツクツクボウシの中間ほど。近年日本でよく見られるクマゼミよりは遥かに小さい。
昔は日本各地で見られたが、ハルゼミの住みかである松林が害虫「マツカレハ」によって減少したことや、マツカレハの駆除に使われた殺虫剤によって今はほとんど姿が見られなくなり、絶滅危惧種となっている。
かくいう香川県在住の私も小さい時に一度だけ存在を確認し捕獲したのみである。
あの時は季節が5月だったことに加え前々から図鑑で見ていたのですぐにハルゼミと分かった…
恐らく、東北や北海道の方ではまだ見ることが出来るはず…
ハルゼミを見たことがあると言う方は見た県名(あまり場所が細かすぎると個人情報に関わるため)と時期をお教え願いたい。
また、ハルゼミで検索すれば画像が出てくるので気になった方は見てみて下さい。