... 2014-07-16 19:12:49 |
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(彼の額へ宛がおうと伸ばした手は、突如拘束され、思いもよらない展開に驚く双眸。だが、驚いていられるのも束の間、更にそこから強引に引っ張られ、バランスを崩し)
――、ちょッ! 久城ッ……本当、どうしたんだよッ――
(転倒は避けたものの、彼の足が止まらなければ、何とか付いていくのが精一杯で。怒るというよりも、普段と違う相手の様子に心配な声色変わらず。手首を締める強い力が、やけにリアルで)
(背中に衝撃。解放された手首から血流が一気に流れるのが分かる。感覚がそこに集中するような。弁当箱が硬い床に落ち、鈍い音が響いた。反射的に視線が動く。彼が嬉しそうに受け取ってくれたものだ。腹が立つよりも、何故という思いが、男の眉根を僅かに歪ませる。そこへ、声色低く彼が言う。男、はっとしたように瞬き)
……久城、見てたのか? ――――別に優しくしてないよ。真剣に伝えてくれたから、真剣に答えただけだ。……俺に声を掛けてくれたのは嬉しいけど、それだけだよ。
(こちらを睨むような視線を男は正面で受け止めながら、彼とは対照的に落ち着き払った声でそう答える。両腕に掛かる圧力が指先の感覚を奪っていく。抵抗はしない。男の姿勢は変わらず、彼が見上げる視線と己の見下ろすそれを重ねては、ただ彼が気掛かりで、何処か切なげに声を紡ぐ)
……久城、どうしたんだよ? 何か嫌な事でもあった――?
──。
(視線外さず彼掴んだ侭其の言葉を最後まで黙って聞いていた。最後は切なげに響く声色が耳に残る始末。あの瞬間が脳裏を過れば、己のしている事でさえ嫌悪感を抱く。訳の分からないこの感情に、一層何も考えず彼をぐちゃぐちゃに現在したい事を思うままにしてしまおうかとさえ思考が巡ってきている─が、彼の切なそうな其の声色が胸に染み付いて己の行動を不自由にするのだ。何も考えず、なんて出来ない。そんなこんがらがった感情が、ただ己を苦しめる。また彼も多少ばかり苦しめているであろう。)
途中から見た。...、優しくしてない、って馬鹿なんじゃないの...してただろ...ハンカチ、あげただろ。...
(この言葉を口にすればする程胸の奥が熱くなり、彼女があまりにも大事そうにしてるのが生々しく過る。腹が立つ。自然と握る力がきゅと再び籠れば彼の胸元に額を凭れて視線床へ落とす。視界が歪みぽとぽとと床へ雫がゆっくり落ちていく。そして先程彼女に述べた事を再び紡ぐ。其の声色は低いものの何処か沈んで掠れてしまった様な声色で)
苛々すんだよ...。
だって、あれは……俺が泣かせたから。
(言い訳ではない。男の考えはそうなのだ。自分の思考回路は分かる。しかし、彼がどうしてそこに苛ついているのかが分からない。それが悔しい。彼女は居ないと聞いた。それになり得そうな存在も現状不在のようである。それならば、彼がこんなにも気性を荒げる原因は、自身にあるのか。そう思うと、彼が力を込めると同時に、胸まで締め付けられるようだ。――彼の額がその胸に触れる。男は睫毛を伏せ、彼を見下ろす。床へ零れる雫。その幾つかが男のシャツを濡らし、生温かい温度が伝わって、「――涙……?」刹那驚き、双眸を見開く。俯いたままの彼を何処か苦しそうに見つめながら、それよりもっと苦しそうな、何とか絞り出したような声色を聞き、男は唇を噛み締める。両腕を拘束されていなければ、抱き締めてあげたい。だが、今は出来ないから、せめて――彼の頭にゆっくりと額を付け、耳元に努めて落ち着いた声音を落とすよう。それでいて、眉間には切なそうに皺を刻みながら)
――久城……ごめん。俺の所為なんだよな……? そんな思いをさせてごめん。……久城が苦しいと、俺も苦しいんだ。……ごめん――、
(すっごく良いところですが、すみません!本日はこれにて失礼させていただきます。
本日も素敵過ぎる時間を有難うございました!
また明日以降参りますので、ぜひお相手いただければ嬉しいです^^ ではでは~)
─。
(彼の言葉は真っ直ぐ俺へ届く。未だ彼の胸元に額預けていれば、頭上から伝わる僅かな重みが何処か暖かい。落ち着いた音色が振り掛かる。彼を傷付けてしまった。渦巻く感情に溺れていたが、彼の切なそうな声色を聞けば徐々に引き戻されるのだ。だからといってこの気持ちが救われるという事は無い。暫く其の侭無言でいれば─漸く僅かに身を離せば、落ち着きが取り戻せたのだろう。腕握る手を緩めするりと掴んだ位置からズレた所を柔く握る。其処へ視線移せば案の定、生々しく残る紅くなった手痕。右腕の方を己の顔に寄せれば、そっと彼の腕に唇を添える)
─御免。
(既に涙は止まっておりただ伝った跡が頬へ残っているのみ。目伏せながら漸く声を漏らす。その声が彼にちゃんと届いたか定かでは無いがそう伝えた。次いで、唇僅かに開き舌を這わせ痕に沿って柔く舐める。口数が少ないのはいっぺんに色々な思考が止めどなく巡っているからだ。彼が他の誰かの所に行くのが嫌だ。何でこんなにおかしくなってるんだ。傷付けてしまった─己自身の感情をどう受け止めれば良いのかわからない。わからないのに、彼に触れたくて仕方が無かった。やがて唇離し彼の両腕を離すが、空いた片手を彼の後頭部へ回し此方に引き寄せる、もう片方は腰へと添え身長さ故自然と彼が前のめりとなり彼の耳元に口元寄せ。吐息混じりにただ弱々しくゆっくり下記告げた。)
──鮫島...、...、...ごめん。
(こちらこそ素敵な時間有り難うございます!
気が向いたときにでもどうぞお返事してやってくださいませ~)
(両腕で抱くことが叶わぬならば、せめて少しでも彼を包み込んであげられるよう、顔を寄せた。黙ったまま動かぬ彼を急かすことなく、問い詰めることなく、男も黙って待っていた。沈黙が二人の呼吸だけを静かに伝えて。――不意に触れていた熱が離れ行く。男も寄せていた顔を少し引く最中、垣間見えた彼の表情に、ドク、と心臓が跳ねた。同時、拘束されていた腕が解かれ、止まっていた血液が一斉に駆け昇る。手が痺れていく。彼から目が逸らせない。だからだろうか? どうしてだ? ただ、胸が苦しい)
――、――――
(そっと痕へ触れる唇。痺れている末端よりも、唇の感触が鮮鋭に肌を走って、思わず息が途切れる。彼が何かを紡いだ気がしたが、その生々しい感触に五感が支配され、よく聞き取れなかった)
…………っ、……
(舌が這う感触に感覚は更に鮮明になり、思わず固く目を閉じる。堪えるように眉間を歪め、睫毛の切っ先が微かに震えている。先程よりも緩い拘束ならば、払うことも出来るだろう。しかし、何故かそれは出来なかった。嫌悪ではない。恐怖でもない。いや、それが何なのか分からない恐怖はある。やがて唇が離れると、先程までの把握出来ない感覚から解放され、僅かに安堵すれば緩やかに緊張も取れる、も、束の間。彼の引力に前のめりになれば、耳元へ吐息混じり届く声。緊張を緩め掛けた最中だったため、思わぬ距離からの声音に反射的に体が震えた。密着している状態では、その一抹の反射が彼へも伝わるか。――聞こえる声は先程とは違い、とてもか細く、また男の胸を締め付ける。<久城が苦しいと、俺も苦しい>――男が述べた通りだ。肩口に顔を埋め、ゆっくりと片腕を彼の背へ回しては、包み込むように優しく触れる)
――いいよ。……久城――大丈夫だ。――俺はここに居るから。
(了解しました!
私が言うのもおこがましいですが、主さまも、主さまの宜しいようにしてくださいませ~^^)
...。
(己が触れる度彼が僅かに震えるのが、此方までしっかりと伝わった。やがて優しく包み込まれる様な片腕に双眸細めれば、胸に染みる言葉。“ここに居るから”その言葉に先程までぐるぐる巡っていた黒い何かが少しばかり和らいだ気がした。ここで気付く。傍にいてほしいんだと。恋人対して感じた事のない感情を今、彼に抱いている。やがて後頭部添えた手を背中へ移動させては手探りで抱き締め)
─鮫島、俺....。
(何かを紡ぐ時だった。ほんの一瞬聞こえた身軽な足音。それを聞き逃さなかったのは何故だかわからない。ただ直ぐにちらりと横目でその方向を見ると─、先程彼に告白したであろう先輩。幾分遠い所にて此方を目丸くしながら見ている。再び彼を見れば己の肩口にて顔を埋めている。再び片手を後頭部に添えれば彼が動けない様強く此方に引き寄せる。そして、もう片方の手をシャツの中へ偲び込ませると彼の肌を直接触れた。程よく引き締まった体。掌で背骨なぞるかの如く撫で下ろすと耳元へ唇押し当てちゅとリップ音を響かせる。態とか否か厭らしい音を静かな廊下に響かせる。彼女にしっかりと届くように)──ん。
(良いんですね!?我の子がおかしくなっています。あまりの嫉妬にやばくなってます(真顔
ちなみに主は反省はしてますが、後悔はしてません。久城同様、鮫島くんが心優しすぎて素敵で好きです守りたいあの笑顔(←))
(肩口に顔を埋め、目を閉じれば、先程の涙の跡残る彼の顔が浮かぶ。そんな顔をしないでほしい――。その願いが届けばと、優しく彼を包む。そして、その思いが届いたことを抱き締め返す温もりが教えてくれた。何処かほっとしたように幾分体の力が抜けた男は、彼の肩口に先程よりも顔を深く埋めるのだった)
――…………ん? どうした……?
(何かを紡ごうとする声。だが、続きは発せられない。漸く少し落ち着いたばかりだ。胸の内を表すのには時間を要するのだろう。男は声色穏やかに、彼を待った。その声は続きを催促するようなものではなく、あくまで彼に任すように。何も言わなければ、静かに、ただ、ただ待っていた。そんな男の意識は、今、彼で占められていて、一瞬の足音には気付かない。大分落ち着いたように感じるが、彼は大丈夫だろうか。自分は何がしてあげられるだろうか――、そんな事ばかり考えていると、不意にまた引き寄せられる力が。幾分強めな引き付けに双眸開く)
どうし――……ッ、あ…っ――!
(予期せぬ侵入に思わず体がビクリと跳ねる。反射的、漏れてしまった声がやけに響いて、それ以上を堪えるように強く唇を噛んだ。彼の動きを止めようと腕を掴むも、耳元に触れる柔らかい感触と卑猥な音に目的を奪われ、しがみ付くように掴んでしまう)
っ………久城ッ――、や、めろ……っ
(彼の息遣いがダイレクトに届いて、思わず顔を遠ざけようとするも、後頭部を押さえ付けられ動けない。背に回した手がシャツに皺を作って)
(良いんです!(←) こんな愚息を守りたいと仰っていただけるなんて感無量ですっ
こちらこそ、素敵過ぎて、もうずっと鼻血垂れ流しです。幸せです(危険)。)
─ン。...
(びくりと跳ねる震動、聞いた事の無い彼の其の声色。興奮を帯びずにはいられない。しがみ付く其の手を一瞥した後、彼を支える様に身体密着させる。名をぽつりと呼びながら、彼の耳朶へ舌這わせ止めどない愛撫を続けやがて舌を引くと糸引いて、未だその行為を見て僅かに震える彼女。双眸細つつ僅かに口角上がった表情で彼女を見下すかの如く見詰める。そして声の無い言葉で紡ぐ。「ばーか。」無論口パクな為、彼にも彼女にも聞こえないが、彼女は口元を見てすぐに気付いただろう。涙堪えながらバッと踵を返して走り出す始末。足音が響き再び彼へ視線移すと服から手を出し両手を背中へ回せば今度こそ彼をしっかり抱き締めて今さらの如く下記のべる)...やめろって言うなら、突き飛ばせば良かっただろ?
(鼻血はとめましょう、貧血になりますよよ←)
――、くッ…………
(未だ聞いたことない距離で自身の名を呼ぶ声、直接、頭の中に響くかのよう。耳朶を這う艶めかしい舌先の動きに、ゾクリと体を走る何か。こんな感覚嫌だ。しかし、男の意識とは裏腹に体は条件反射で反応してしまう。理性が堪えようと彼の腕とシャツを握り締めながら、それでいて、反射的な抵抗が彼を離そうと力を込める。その刹那、響き渡る足音に、はっと双眸が見開かれ、思わず固まった。後頭部を押さえ付けていた手が背中へ回れば、素早く顔を上げ、辺りを見回す――が、誰も居ない。でも、十中八九、誰かに見られていた。口を結び、眉間に皺が寄る。それも早々に、抱き締められる力に再び意識が彼へ向く。男、口を開くも、先に言を発したのは相手で)
――――! …………、それはお前が―――ッ
(「抵抗出来なくしたから――」と続けようとする言葉が途切れる。……本当にそうなのか? しようと思えば出来たかもしれない。いや、出来ただろう。それでは、何故そうしなかったのか。相手の腕の中に収まったまま、思考だけがぐるぐる回って。不意に、何処かの窓から入った風だろうか、彼の唾液に濡れた耳朶を掠め、すー…と、そこだけが冷たくなる。嫌でもそこに意識が向けば、先程までの出来事がフラッシュバックして。『――鮫島』そう呼ぶ彼の声が脳裏で再生され、思わず片耳を塞ぐように手で覆う。同時に心臓が跳ね、カッと顔が紅潮すれば、もう片方の手で、今まさに彼を突き飛ばそうと力を込めるか)
(ご心配有難うございます。血気盛んなので大丈夫です!(←)/お返事なくてOKです^^)
─それ、俺のせい?
(一連の所作を眺めていれば、“それはお前が”と告げ掛ける彼。己のせいなのかと一旦顔を上げ上記問いながら彼を見詰める─が、顔を紅潮させてる其の表情に双眸見開かせとくんと脈打つ。それも束の間、彼の身体に力が加わったのが直ぐに分かった。だからこそ、此方もしがみつく様に抱き締め、きゅとシャツ握り込み皺作って。尚且つ顔を若干埋める様にし)
──。
...俺にこんな事されて、嫌な思いさせただろ。...御免。俺も止められなかったわ...。よくわかんないんだよ、何で、あんなに...苛々したのかも。ただ、鮫島が告白されてるのを見たら胸が痛くて苦しくて─。
(突如ポケットより端末機の着信音が。廊下にただ響いていると、電話に出る気はさらさら無い模様手を動かすことなく、目伏せた侭漸く唇開いて言葉紡ぐ)
(不意に顔を上げる相手と視線がかち合えば、脳裏に走るイメージが後ろめたく、瞬間的に顔を逸らしてしまった。明らかに鼓動が速い。やはり離れようと力を重ねるも、さすがに片手では両腕で抱き締める相手の力には叶わないか。耳元を隠すもう一方の手を加勢させようとするも一足遅く、彼の懐に閉じ込められてしまった。彼がシャツを握り締めるのが背中越しに伝わる。先程侵入を許したそこは、裾が乱れて。こんなに密着してしまえば、己の鼓動も伝わってしまうだろう。「久城――、」離して、と発しようとした瞬間、彼の言葉に遮られる。シャツ越しに届く言葉は、その箇所だけ口元の温もりで少し熱が籠もる。幾分落ち着いた声の呟きに、少しずつ男の緊張も静まっていく。――だが、何だろう。この温かい感覚は。外から伝わる体温だけではない。内から仄かに生まれる温もりが心を揺らす。ゆっくりと視線が横を向き、彼の首元、唇を寄せて)
…………、――
(寸でのところで鳴る着信音に、はっと双眸見開き、制止する。無意識だった。今、何をしようとしていた――? 自問する中、着信音だけが響いている。男、抱かれるまま、静かに睫毛を伏せて)
…………携帯……鳴ってる。
─。
(とくんとくん、伝わる鼓動。己と同じだ。未だ携帯が鳴り響く。ここまでしつこいとなるときっと姉だろう。こんな時に電話を掛けるなんてと邪魔に思えてしまう。彼の言葉に漸く出る気になったらしい。厭、そうでも無いが流石に出ないわけにもいかないかと渋々両手をするりと下ろしポケットから端末機取り出す)
─もしもし。
(幾分落ち着いた沈みの有る声色が廊下にて響かれる。手の甲で涙の跡を軽く拭いつつ落ちた弁当をそっと拾い上げる。きゅ、と巾着袋握りつつ彼から少し離れた場にて背向けた侭、会話を続けた。『なんだ、いるじゃん!ちゃんと電話出てよー。』「御免。」『で、今日はお昼ちゃんと食べれたよねー?』「平気。」『─快?』「何だよ?」『なんか...なんかあったでしょ?』「別に。何でもないけど。じゃあ─。」強制的に電話を切った。それと同時に予鈴が鳴り響く。昼飯は結局食べれなかった。横顔見える程度に振り返ると「戻る...?」と一声掛ける。彼の応答次第で足を進めようと)
(すみません!
彼らに任せる感じでいく方針は変わってないんですけども、少し次の日にイベントというか、予定を入れる事はどうかなと思いまして!彼らの行動を決めるとまではいかないですがっ
次の日も普通に学校ってのも良いんですけど、お互いが話す事が出来そうな時間があったら良いなと思ったのですが...いかがでしょうか? ただの提案です!お流しくださっても^^
例えば
①(何かしらで)学校が午前まで
②此処の学校特有(?)のイベントがある。(学校でお泊まりお化け屋敷なんちゃらや、近くで綺麗な所で(貸し切り的な)海開きや、山登り等々─自由←)
③休日
というのを頭にいれてますが...もし何か提案あれば、ぜひお聞かせくださいませぇえ)
(離れ行く体温に目を開き、少し距離を置き電話をする相手の背中を見れば、ふと視線を落とした。まだ俄かに残る腕の痕。ついさっき、彼が呟いた言葉が脳裏で再生される。己が告白されるのを見て、胸が苦しいと彼は言った。普通に考えて、それは嫉妬だ。でも、男の思考には対象者が浮かばない。――出来たばかりの友人が居なくなると思って焦ったのだろうか。そうだ。それなら筋が通っている気がする。その結果、彼が執った行動は――個性だ。男はそう思うことで納得した。刹那、彼の首筋に触れようとした、あの無意識の衝動はおざなりにして――。予鈴が鳴り響く中、電話を終えた彼がこちらを振り返れば、スと視線を上げた。「……そうだな」彼の声に短く返すと、共に教室へと歩き出す。彼の手に己が渡した巾着袋が提がっていることを気付けば、同時にそれが一度落とされた物であることも思い出して、「俺のと替えるよ」なんて言いながら。もし、何故と問えば、己がそうさせたからと答えるだろう。振った彼女にハンカチを渡した理論。やっぱり、彼の言ったことを男は理解していないようだ――)
(またネット環境が不安定になっておりました(泣) 上げていただいてすみません!
夜はこういうことが起こりやすいかもしれません…
なるべく早めに改善策を講じたいと思っておりますので、どうか長い目で見ていただければ幸いです(土下座)
素敵なご提案有難うございます! 追って、その件についてはお返事させていただきますね!)
(これまた素敵過ぎるご提案を有難うございます! 私もぜひそうしたいです^^
②ここの学校特有のイベントって楽しそうですね!
私の乏しい想像力では全く思い付きませんでしたっ
お泊まりも出来たら、更に楽しさ倍増!て感じで、とっても魅力を感じます^^
折角なので、主様も例として挙げて下さっているような、季節感のあるイベントにわくわくです^^
お化け屋敷、海開き、山登りも素敵ですし、自分が今、無い頭で絞り出した夏イベントは
花火、天体観測(夏は虫に刺されますね^^;)、キャンプ、お祭り、とかでしょうか?
あ、勿論①と③もいろいろお話し出来そうでいいなあ~て思います^^
優柔不断ですみません! 主様のご希望はいかがでしょうか?)
─別に替えなくて良いって。
(寧ろ己はこれが良いとでさえ思っている。折角彼が作ってくれたのだ。かといって彼が持っている弁当も当本人が作ったものである為然程変わりはしないが、それでもこれが良いと思う。やがて教室へと辿り着き、己は其の侭自席にて腰を下ろすと鞄の中に弁当を入れる。脱力した様に机へ突っ伏すと、目頭が再び熱くなった。彼の前で醜態を曝してしまった悔しさも兼ねて悶々。その間、既に本鈴が─号令にて立ち上がると座る事無く其の侭扉の方へと向かった)
『おい、久城!どこいくんだ。』
(教師が此方に問いを投げ掛けると、項に片手添えて気怠そうに、尚且つ体調不良装い教師を見据える「...気持ち悪いんで、保健室行って休んできます。」『なんだ、寝不足か?って御前はいつも授業寝ているからな、そんな事は無いか。行ってこい。』冗句混じりに告げる教師の言葉を聞いて教室が少しばかり笑声に包まれる。ガラガラと引き戸を開け保健室へと─)
...失礼しまー、っ...。(保健室にて入室するも先生が目前におりお互い驚いた様に、半歩下がる。『あら、珍しいわね。御免ね、先生急ぎでこのあと此処空けちゃうのよ...どうしたの?』「いえ、気持ち悪くて少し寝たいだけなんで、良いです。」『そう、わかったわ、空いてる所使って良いから。私が居ないからって、下校まで寝てちゃダメよ?それじゃお大事に...』廊下へ出る彼女を見遣った後、扉を閉める。ベッドへぼふ、と倒れ込めば目を閉じてため息一つ)はぁ。
(わわ、大変ですね...無理なさらなくてもいいですよ、ちなみに上げているのは「返事早くしろや!」ってことでなく、ただ自分的に暇な時や埋まりすぎて何と無しあげているだけなので(←)
おお、了解いたしました!ありがとうございます!)
(おおっ、どれも素敵ですね!
今素敵な提案をくださったその夏イベントはもう少し後の楽しみにしておこうかなって思いました(←)
という事で、二人の意見を混ぜ合わせ...
①次の日は学校特有の行事
『夜の学校肝試し』お泊まり
②このタイミングぐらいで良いだろうと思った時に夏イベント。
①回目のイベントは私が決めたので
②回目のイベントは先程提案して頂いた中にて、また他にも思い付いてやりたい!って思った奴をのちのちやる、というのはどうでしょう!(←)
イベントって楽しいので折角なら二人分のを..(欲張り過ぎ)
なので、もしこれで良ければ①の方をやりたいと思いますっ、②は後々なのでゆっくり考えて貰ってもおけですっ)
(己の提案がやんわり断られれば、それ以上しつこくはせず。ぽつりぽつりと会話を交わしながら、共に教室へ急ぐ――。やがて目的地へ辿り着くと、彼と別れ自席へ。教科書等を机へ出せば、横目で彼を見遣った。机へ伏せる姿を見て取ると、心配そうに表情を曇らせて。本鈴が鳴ると、程なくして教師がやって来る。『起立、礼、着席』に従い、教科書を開くべく机上へ視線落とすと、突如、彼の名を呼ぶ教師の声に、驚いたように反射的そちらへ顔を向けた。開き掛けた教科書そのままに、教師とやり取りする彼を黙って見つめる。クラスメイト達が笑う中、男だけは彼を見つめたまま、心配そうに双眸細めた。引き戸の向こうへ彼が見えなくなるまでその姿を追うも、授業の開始を告げる声に遮断され。開き掛けた教科書を徐に捲り、他の生徒と同じように授業へ戻っていく。――時間が進む中、男は時折ノートから顔を上げては、一つだけ空いた席を流し見遣る。もう何度目だろうか。本来そこへ座っている筈の彼を思う。気持ち悪い――どう考えても昼休みのことが原因だろう。眉根に皺が寄る。そんな様子の男に気付き、隣の女子が心配そうに声を掛けようとした瞬間、男はスと手を挙げ)
先生――――、
(自身と彼の鞄を手に、男は足早に廊下を行く。鞄を持ったのは、中に弁当が入っているから。腹が満たされれば、多少はマシになるかもしれないと予測して。そうでなければ、今、彼は自分と会いたくないかもしれない。だとしたら、鞄だけ置いて屋上にでも行こうか。いくつかのプランを考えながら、辿り着いた保健室。彼が寝ているかもしれないことを踏まえ、静かに引き戸をスライドさせた)
……失礼します。
(お優しいお言葉、有難うございます。
「すみません」と申し上げましたのは、夜はどのトピも更新が多いので
「お優しい主様は、きっと埋もれてしまった本トピを
目に付きやすいように上げて下さったんだな。有難うございます!」
という意味でございました^^ 日本語へたくそで申し訳ございません!)
(お返事有難うございます^^
主様のご提案に大賛成でございます!
また、この先もイベントが待っているかと思うと、楽しみ過ぎてよだれが…(要避難)
では、明日は『夜の学校肝試し(お泊まり)』ということで了解いたしました!
はあ~ 今から待ち遠しいです。/愚息は久城くんが心配で出てっちゃいましたが^^;)
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