折原臨也 2014-07-16 16:21:02 |
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今と同じ様にしろよ(/なんて相手の問いに掴んでいた指を離して意地の悪そうに答えて。自分の訴えに気づいてくれたのか、クッションを離されると安心しきったように少し乱れた息を整え、何してくれんだよ、と言ったような目を向けようとするも、目に入ったのはどうやら先程自分の咄嗟に出てしまった言葉で傷つかせてしまったのか涙目になっている反面、赤くなっている顔を一瞬だけ見つめれば、すぐに優しく自分の胸へと引き寄せて「ごめんな、」と呟いて。「お前が変なことさえ言わなければ息なんて止めねェよ」と言い捨てると何やらブツブツ言ってる相手に「何を言ってるのか聞こえませんよ臨也くーん」と耳元で囁き
……う,(さっきと同じようにしろ,つまり人差し指を差し出せという発言に対してかなり躊躇して短く唸ると離された指を今すぐ此方に引きたかったが,先程と同じように相手の唇に人差し指を押し当て半ばヤケクソな御様子で。跨って座ってるからなのか,引き寄せられるとかなり良い位置に顔が定まり,反動でもともと少し崩壊していた涙腺がほぼ完全的に崩壊して相手の服がシミになるくらい声を殺して泣き始めるも,心の片隅では別に相手の咄嗟の言葉に傷付いた訳じゃないという否定があったが今の状態で言える訳もなく。“御言葉ですがねシズちゃん,何もしてこなくても止めてきそうな時が沢山有ると思うのですが”と相手の発言に反論して耳元で囁かれると“何でもありませーん”と言い返し
(/恐らく躊躇しているのだろう、今の相手からは挑発しているなど感じとれず、その代わりと言っても良いだろうヤケクソになっているかのように短く唸るその声を耳にして、再度自分の唇に人差し指を当てたことを確認すればその指に目線を送り甘噛みして。服越しに伝わる涙と声を押し殺して泣いているだろう相手に胸が締め付けられ、今の自分には引き寄せている相手の頭をぽんぽんと撫でてやることしか出来なくて。「そんなの俺の記憶にありませんよー」心当たりはあるが記憶に無いだけなので棒読みで嘘を吐き、何でもない、と反論する相手に「そうですか、」と述べて
っつ…(押し当てた指が相手の口内に侵入して行き,すぐ甘噛みされるとぴくっと肩揺らしやはり引き抜きたくなる衝動に駆られたが今ここで引くと自分が負けだという勝手な妄想を繰り広げ,再び挑発的な目線に変えると人差し指から更に中指まで押し当て始め。頭を撫でられると寧ろそれは逆効果でしかなく更にボロボロと涙を零し,心中今日は涙腺崩壊厄日か…等と考えつつ,相手の体のパーツの中でうずめてて1番落ち着く首元に顔うずめれば“シズちゃん…?”と嗚咽を鳴らし乍呼び掛け。相手の発言聞けば“シズちゃんそれ人間として最悪ー。都合が悪い事だけ忘れやがってー”と皮肉たっぷりで言うと“あ、シズちゃん人間じゃないか”と語尾に黒星をつけ言い。
..ふっ、(/甘噛みしただけで肩を揺らすその反応にゾクゾクと背筋に刺激が駆け抜けるも、今度は中指を押し当ててくる相手はいつの間にか挑発的な目と変わっていて、その目を見つめると相手と同じく此処で拒めば自分の負けと思ったのか、当てられた中指の指先にキスを落とし、口内に侵入させると上記声を漏らして。頭を撫でるとよりいっそう涙を流すのでどうすれば良いか焦るも、首元に顔をうずくめながら嗚咽の声を漏らし自分の名前を呼ぶ相手に「なんだよ..、つーか泣き止め」と低い声を響かせれば小さく口を開いて。「嫌、忘れたんじゃなくて記憶にねェんだ」きっぱり言うと「なんだそれ、俺が化け物とでも言いてェのか?」と口角を上げつつも相手を睨みつけて
これ一体何プレイだろうね(自分の2本の指を咥えている相手を見れば苦笑い気味に述べたとほぼ同時に2本の指を口内でバラバラに動かし,いつものニヤニヤ顔で相手見詰め。相手が自分の呼び掛けに答えて取り敢えず泣きやもうと思い必死に涙を堪えるも,完全に興奮しきっているみたいでヒューヒューと過呼吸のようなものに加え,声を出せば必ず裏返ってしまう状態なのでもどかしくなったのかそれらを全て堪えようとし最初に戻るを繰り返していて。“だって化け物じゃん。普通なら標識なんか投げないー”と相手の発言にそう返し,“そもそも、池袋の喧嘩人形って呼び名がつく時点で普通じゃないでしょ”と肩竦め
んっ!..ぐ、(/段々苦しくなってきたのか眉を寄せ、口を離そうとするが2本の指をバラバラに動かされると離すに離せなくなり、その動きを止めろと訴えるかのように指に噛みついて。このままの状態では過呼吸になるのではないか、そう思うと何かを思いついたように相手の顎を持ち上げて「今だけ、..許せよ、」少しでも落ち着かせてあげるよう相手の口を自分の口で塞ぎ酸素の吸収量を減らそうと。「そればっかりはしゃーねェだろ」標識なんか投げない、その言葉を聞くと自分の手をグーパーしてみて「そんな呼び方されても俺は全然気にしねェけどな」と睨んでいた目線を逸らして
ぃてっ、(自分の指の動きを止めて欲しいのか勢いよく噛まれると顔を顰めるもすぐににへら,と笑うと指を引き抜き“シズちゃんの負けだねー”と述べ,相手の唾液がついた指で自分の唇なぞり,ニコッと笑い。相手が何かを言ったと認識する前に,目の前に相手の顔があり酸素の吸収量が急に減った事により,今自分が何をされてるか解り“っん……”と,まだ苦しそうな表情のまま目を見開けば相手の肩を弱々しく掴み。相手の発言に“ふーん”と興味なさげに応えると“俺が言われたら間違いなくしょげるだろうけど…強いねー”と相手を褒めるような事を言いじっと見詰め
2本とかズルいだろ..(/自分の唾液がついた指で唇をなぞる相手を見送ると不満そうに左記述べ、自分も口元についた唾液を手の甲で拭い。まだ苦しそうな表情と声を漏らすので暫く口を塞いだままにしていると、自分の肩を弱々しく握る相手に気付き自分は今頼られている、そう自己解釈すれば自然とその手に自分の手が伸びてしまい重ねながら指を絡め取って。自分を見詰める相手の目を自分もじっと見詰め返し「お前メンタル弱いのな」と一言
ふふーっ。しらなぁーい(形勢逆転した事が余程嬉しかったのか上機嫌で述べれば“シズちゃんが最初に指を咥えたのが悪いー。”と言うと相手の頬をぷにぷにし始めて。相手に身を委ねたのかゆっくり目を閉じれば全神経が敏感になったのか絡め取られた指の感覚も刺激物で大袈裟にびくっと揺れれば眉を弱々しく八の字に寄せて耐えて。相手の発言に“弱いのかなぁー。案外すぐ泣いちゃうからそうなのかも”と苦笑いで言うと,“だからシズちゃんみたいな強い人……”と言葉を途中で遮り
その前にお前から誘ってきただろ(/機嫌が良い相手に頬を押されるがままにジトリと目をやって。相手の身体から力が抜けるのを感じ取ればもう収まっただろう過呼吸に本当はもっとこうしていたいのだが、どうやら今の行為で敏感になってしまったらしく指を絡め取っただけでも肩を揺らす相手から惜しむようにゆっくりと唇を離していくも指はそのままで(←)相手の発言に対し共感しながらうんうん頷くと「俺みたいな..何だ、?」途中で途切れた言葉に問い掛けて
誘ってないもーん。押し付けただけだもん。(淡々と述べて行くと“それを炎上させたのはシズちゃんだから俺は無実”と付けたし“むにーっ”と相手の頬を軽く引っ張り乍子供の様に笑い。唇が離れれば一気に息を吸ってしまい少し噎せるも直ぐに落ち着きを取り戻し,其れと同時に今していた行為も思い出し手で顔を隠そうとしたが指が絡められたままなので出来る筈も無く,ただマジマジと相手見詰め困惑の色を露わにしていて。相手が聞き返してくれば,自爆したと考えつつ“シズちゃんみたいな強い人………と大トロ食べたいなぁと,思い,まし……て、”と自分でもすぐ解る嘘ついたと痛感したのか声が段々小さくなっていて
おまへっへたまひがきみてへなことふゆよな(/正論を述べる相手に返す言葉がなくなるも、その正論とは裏腹に頬を引っ張る行為にそう述べるも引っ張られているせいか所々何を言ってるのかわからないような言葉を口にして。やっと今の行為を思い出したのか困惑の色を見せるので「ま、まあ緊急事態だったし..な、」と言いつつも自分もそこまで平常心を保てているわけではないので、絡んでいた指を離せばつい相手を意識してしまい逃げるように視線を逸らして。何を言い出すのかと思えばそんなことか、そう思うも語尾につれて声が小さくなっていく相手を怪しむように見詰めれば「お前嘘ついてる?他に何か言いてェことがあんじゃねェの?」と眉を潜めて
あ,シズちゃんまで餓鬼って言ったーシズちゃんの癖に(自分が頬を引っ張っているせいかほぼ何を言ってるか解らない相手の発言を,どうやら全て聞き取れたみたいで左記言い返せば飽きてしまったのかぱっと手を離し。遠慮気味に言葉を紡ぐ相手を物珍しそうに見れば“…えっと,その……ありがと。ふたつの意味で。”と若干掠れた声で言うと跨っていた相手の足から降り隣にぴったりくっついた状態になり体育座りをして。清々しい程にアッサリ嘘を見抜かれてしまうと背中にダラダラと冷や汗が伝い,“何でそう思うの…?”とせめてもの時間稼ぎなのかそう問い掛け。
そういうところが餓鬼(/手を離されると引っ張られていた頬にじんじんと痛みが感じられるのをさすりながら述べて。ふたつの意味とはなんなのか、意味深なことを言う相手に尋ねようとするも自分の隣にぴったりくっついて座ってくる相手に思わず「か、かわ...っ、」可愛い、と言ってしまいそうになり、自分の口を押さえると聞こえてなかっただろうかチラリと相手に目をやって。「お前が嘘つかないときは言葉詰まらせたりしねェからよ」と自分が思ったままのことをさらりと述べて。
うるさいなぁ。餓鬼じゃないもん(バカバカーと拗ねた様子で言うと“そんな事言うシズちゃんだって餓鬼っぽい時あるじゃん”と口を尖らせ左記述べれば“そうだよ,あるよーありまくるじゃん”と呟くように付け足し。ぴったりくっついている相手が何かを口走った様だが,朦朧とした意識の為それは聞こえていなかったのか頭にクエスチョンマークを浮かべると“何か言った?”と若干の上目遣いで首を傾げると“かわ…皮?”と所々聞こえた部分だけ呟き。嘘だと思った理由を相手に求め返ってきた返事に,“あぁー…そう。”と言うと,“……シズちゃんみたいな強い人……”と再び言葉を紡ぎ始めるも,此処から先がどうしても詰まってしまい。
お前みてェに頻繁にあるって訳じゃねェだろ?(/相手と比べるようにそう言うと、拗ねながら口を尖らせるその仕草に「それも餓鬼っぽい」と付け足して。相手が口にした言葉は聞き間違えだった為、安心したように肩を下ろすも上目遣いになったその目と目を合わせてしまい、理性が切れそうになるのを必死に抑える為か頭をぶんぶん振って。言葉を詰まらせているので「そんなに言いたくねェなら言わなくていいけどな」本当は気になるも無理に言わせないようそう返して
そりゃ…まぁ…(比べられるように指摘されると,幻覚の犬耳と尻尾をしゅーんと下に下げて“どうやったら餓鬼から抜け出せるのさ。謎すぎるよ”と不貞腐れ乍。何やら頭を振っている相手を不思議そうに見詰めれば“シズちゃん,さっき…急に泣き出したりしてごめん…色々爆発しちゃって…”と相手から目線を外すと自分の膝に顎を乗っけてポツポツと言い出し。言わなくてもいいと言われると首をぶんぶん振り,どうやら言うから待てという意味を込めた仕草のようで,微妙な間を開け前言を省略すると“……好き”と恥ずかしさのあまりその場にしゃがみ込み乍述べ。
...お前は一生餓鬼のままでいい(/腕を組みながら暫し悩むと自分を餓鬼だと認める相手に真顔でそう述べて。「あんなことになったのも俺のせいだし、お前が謝ることじゃねェよ」切れそうになっていた理性が相手の一言で収まり、顎を膝に乗せていたまま自分に寄っ掛からせるように肩に腕を廻して。首を振るので相手が発する言葉をじっと待っていると、思いもよらぬ返事が返ってきたので、思わず「は?..あ、えーっと..」と間抜けな声を出すも「お前が、俺のことを、好き..?」と恥ずかしいのだろうしゃがみ込む相手に再度確認するかのように聞き直して
はー?何それーやだやだー中身から大人になりたいー(半ば駄々っ子の様な口調で述べれば“シズちゃん完璧大人だから解んないと思うけど餓鬼扱いされんのって辛いんだからねー?”と真顔の相手に訴える様に言い。肩に腕を回され恐らく寄り掛かれという事なのかと素直に相手の肩に頭をこてっと乗っけると“咄嗟の言葉でも,可愛いって言ってくれて嬉しかった。”と瞼を閉じ,しかし嬉しそうに述べ。自分の発言にかなりの焦りを見せる相手にやってしまったとばかりに冷や汗ダラダラ垂らして,最後に問い返されれば“っ,そうだってばっ!”と勢いよく立ち上がると共に警戒心剥き出しの子熊のような態度で述べ。
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