匿名のラブライバー 2014-07-10 12:16:46 |
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…あれ?もう寝ちゃった…(相手の背に手を回したまま、瞳を閉じていると少しずつ意識が深い眠りに引きずり込まれていくようなそんな感覚を覚え、このままなら今すぐにでも眠れそうで襲い来る睡魔に身を委ねようとしたところで相手の寝息が聞こえてきて、パチッと瞳を開けるとそこには無垢な寝顔を浮かべる相手の姿があって、クスッと小さく笑みを零しては相手の頭を撫でてみて
ほ……のか(頭を撫でられ気づいてはいないもののどこか幸せそうに笑顔を浮かべて愛しい目の前にいる彼女の名前を呼んだかと思えばそのまま彼女の首に腕を回してキスをしないギリギリのところにまで顔を近づけもう一度「穂乃果ー…」と名前を呼び)
ユウくん…(今にもキス出来そうな距離にまで迫ってきた相手の顔が目の前で止まると此方からも相手の名前を小さく呼んで生唾をゴクリと飲み込み、自ら少しだけ顔を前に突き出して唇を重ね合わせ、しばらく触れ合わせるだけの口付けを堪能してからゆっくり顔を離し、それから不意に冷静になり、いくら相手が寝ているからといってなんて大胆なことをしてしまったんだと恥ずかしさのあまり枕に顔を埋めてジタバタと悶絶していて
んっ……穂乃果?(彼女からの口づけを受け無意識の中ピクリと反応を示していると意識も段々と戻ってきて目を開けてみるとぼやけた視界からジタバタしている彼女の姿があり一体何があったのだろうかと首をかしげているも自分の唇には柔らかい感触の余韻がある事に気づき)
お、おはよう!えっと…よく眠れた…?(明らかに先程までに比べてハッキリした口調で声をかけられるとまさかこんなにも早く相手が目覚めるとは思ってもみなかったようで、ハッと顔を上げて相手へと向き直っては寝込みを狙ってキスをしてしまったことによる後ろめたさから、気づかれていないことを願いつつ視線を合わせることなく苦笑混じりにそんなことを言って
うーん……あまり寝た感じがしないな(眠っている時間が全くと言っていいほどないくらいにすぐ目が覚めたため満足感が得られず目をこすっているとどこか様子のおかしい穂乃果の姿を見て「僕が寝ている間、何かあった?」と相変わらず感触が残っている自分の唇に触れながら尋ね)
あ、あはは、そうだよね…(実際、相手が寝ていたのは時間にして本当に僅かな間で、よく眠れたかという問いがそもそも寝ている間の行動に関する話題について触れられないための苦し紛れの発言であり、明らかに無理のあるものだったのだが、ひとまず彼がこちらの話しに乗ってくれて内心安堵しながら苦笑混じりに言葉を返して「えっ、な、何もしてないよ!?」彼が執拗に唇を気にしていることにドキッとして、動揺のあまり何かあったかという彼の問いに対して明らかに自分が何かをしたととられても仕方ないような返答をしてしまい
……穂乃果。僕は何かあったのか聞いたんだよ?(自分の何かあったのかと言う問いに対して彼女は何もしていないと返答をしてきたのでこれは彼女が寝ている自分に何かしたのどろうと判断をし殆ど察することはできたのだが彼女の口から聞きたいと思いぎゅっと逃さないように抱きしめると「今なら怒らないから、教えてくれない?」と冷静に抵抗するような判断をさせないように彼女の耳を甘噛みし)
あっ…ひゃあ!?ゆ、ユウくん…っ(明らかな己の失言に気がつき、しまったと今頃になって慌てて口を噤むが次の瞬間に耳へと感じた濡れた感触に驚き、ビクンと肩を跳ねさせて嬌声を上げてしまい「んっ…はぁ…わ、わかった、言うからやめてよー…」少しずつ耳に感じる感触が快楽へと変わっていけば頬を紅潮させ、熱っぽい吐息をこぼしながら必死で理性をつなぎ止めていて
本当に?(彼女の嬌声を聞く度に付き合う前と比べると大分色っぽくなってきたとつくづく思い言うからやめてほしいという彼女の願望を叶えるため一度は耳から口を離してみるのだがそれでも根っからの意地悪である彼は今度は顔を近づけて黒い笑みを浮かべ「で、何をしたのかな?」と尋ね)
っ…うぅ…キス、しました…(彼の意地悪な笑顔を浮かべた顔が吐息がかかりそうな程の近距離にまで迫ると気持ちに余裕なんてなくなり、俯きがちに視線を泳がせながら動揺のあまり敬語で相手の問いに答えて
へえ……僕が寝ている間に我慢できなくてキスしちゃったんだ(唇の柔らかい感触もその答えには納得ができるものであり敬語で話す恥じらいを持った彼女を前にニヤニヤと笑いながらわざとらしくキスという言葉を強調し)
そ、それは…ユウくんがあんなに顔を近づけてくるからっ…あんなのいくら穂乃果だって我慢出来ないよ…(ニヤニヤと意地の悪い笑顔浮かべながらこちらの羞恥心を煽るような発言をしてくる相手へと恨めしそうに、まるで開き直るように上記述べて、あれは寝ている間のことであり決して相手に否はないのだが、さも相手に問題があったと言わんばかりに責任を押し付けていて
えー…でも僕寝てたからそう言われてもねー(彼女が自分のせいだとでもいうような言葉を述べるので寝ていたため無意識であった彼は不満そうな顔をするのだがふと突然したくなったのか彼女に向けて顔を近づけて「ねえ……今僕起きてるよ?」と何をして欲しいのか直接言わずただ顔を近づければ伝わるだろうと思いあえてその言葉の意味を伝えず)
うぅ…えいっ(相手の言うことももっともで、こんなことは明らかにこちらの言いがかりであることは誰の目にも明白で、返す言葉を失って答えに窮すれば目の前に顔を近づけてきた相手へと不意打ちのようにキスをしてみせては誤魔化そうとして
んっ……(追い詰められた結果なのか自分に突然不意打ちのようにキスをしてきた彼女に最初は驚くもすぐに冷静さを取り戻しより深く繋がるように早速彼女の口内へと這わせるべく舌を侵入させようとし)
ん…ふぁ…っう…(唇を重ね合わせ、その隙間から彼の舌が入り込んでくるとピクンと身体を震わせながらも甘い吐息を零して受け入れ、舌を絡め合って恍惚とした表情を浮かべ
んぅ…ふっ(彼女の口内をむしゃぶりつくすように激しくそれと平行するように彼女を抱きしめる強さも段々と強くなっていきただ己の欲望のまま深く彼女を求めていき)
んっ…ユウくん…このままだと止まれなくなっちゃいそうだよ…(いつまでもこんな幸せな時が続けばいい、そんな盲目的な感情を胸に抱きながらも自分で自分が抑えられなくなるような危機感を胸に抱いて相手から唇をゆっくりと離してから困ったような笑顔浮かべていて
……穂乃果はここでやめたい?(相手の困ったような笑顔を見て少しの間沈黙をすると首を傾げて尋ね相手の返答を待つことなく自分はそれでも構わないとでも言うように目を閉じ少しだけ顔を近づけ)
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