匿名のラブライバー 2014-07-10 12:16:46 |
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え…で、でもユウくん学校とか予定とかあるんじゃ…(ロクに力の入らない今の調子では踏ん張りもきかず、相手のなすがままにベッドに再び腰を落として、相手には相手の予定があるのではないかと考えたうえで申し訳なさそうにしていて「あ、あはは…ごめん、もう大丈夫だよ!」もしかして相手はこちらを見て何やら囁いていた男性グループに気がついて無かったのだろうかと考えつつ、彼等の視線から解放されたことで僅かに調子が戻り、何やら言い知れぬ不安を抱えながらもそれを誤魔化すように相手の手を握り微笑んで
何かうちの学校、最近風邪がものすごく流行ってるから今日お休みになっちゃった。(自分は今日、学校がないのだと説明をすると、ベッドに腰を落としている彼女の頭に手を置いて「だから穂乃果の事看病できるよ」と言い「本当に? 穂乃果って時々気を遣いすぎるから……」相手の笑みを信じたいのだが、今までの彼女の行動などがあるために納得がいかない表情をしており)
本当…?えっと、それじゃあお言葉にあまえちゃおうかな(頭に添えられた手に促されるようにベッドにゆっくりと横になれば、相手を穏やかな笑顔浮かべながら見つめ、今までに無い看病をしてもらえるというシチュエーションをどこか楽しんでいる様子でいて「本当、大丈夫だってば~。ユウくんは心配性だなぁ」表情の優れない相手の様子を見てこれ以上勘ぐられないようにと努めて明るく振る舞いながら先ほどまでの遠慮をしていた様子が嘘のように身体を密着させていて
穂乃果は学校に連絡しておいて。僕は両親に連絡しておくから(自身のポケットから携帯電話を取り出すと余程両親を納得させられる自信があるのか笑みを浮かべており「そこまで言うなら何も言わないけど」ただ内心ではまだ納得をしていないところがあるのだがこれ以上追及しても応えてくれないだろうし彼女が不快になるかもしれないので何も言わないことにし)
う、うん…(相手に言われるままに携帯をポケットから取り出せば学校へ今日は休むということを連絡して、その後一応学校へ一緒に行こうと待っていてくれているであろう幼なじみの二人にも今日は待たなくてもいいと連絡を入れて「うん、それじゃあお店戻ろうよ。買い物の続きしなくちゃだもんね」ひとまず相手が納得をしてくれたことで安堵して、目的が達せられる前に店を出てしまったため、戻ろうかと提案をして
お待たせー。連絡でき……ゲホッ(携帯電話をポケットにしまいこみベッドにいる彼女に声をかけるのだがそれと同時に軽くせき込んでしまい「うーん……ま、いいか」これ以上考えることを完全に辞め、再び店へと歩き出し)
…ゆ、ユウくんっ?大丈夫…!?(ひとまず連絡を済ませたことで安堵して一息つき、再びベッドに横になると、咳き込む相手の姿が見えて驚きに目を見開き軽く上体を起こしては心配そうに見つめていて「ほらほら、早く行こーよー!」歩き出した相手の腕に自身の腕を絡めてぐいぐいと急かすように引いていて
大丈夫大丈夫。ちょっと声色変えて電話してたからね(恐らく彼女は今の自分を見て風邪をひいてるのではないかと思っているかもしれないので、そうではないことを説明すれば苦笑いを浮かべて後頭部をかき「分かったからそこまで引っ張らなくてもお店は逃げていかないよ」急かされ体がよろめきつつ徐々に足早になっていき)
え?どういうこと…?(声色を変えて連絡をしたという相手の言葉の意図がイマイチ掴めていないのか少し訝しむような目を向けて、そもそもどうやって両親を説得したのだろうなんて疑問を抱いていて「あはは…ごめんごめん、でも放課後の時間ってすぐ過ぎちゃうから…」学校終わりの時間、殊更大好きな相手との時間はより早く過ぎてしまうような気がしていて、僅かに茜色に染まりだした空をチラリと見やってから相手へと苦笑混じりにそう口にしていて
さすがに彼氏と言えないからさ……穂乃果の友人の女子として電話させてもらったよ。僕女の子っぽい声を出せる特技があるんだけど……これ使うと結構大変なんだよね。おもに喉が(自分の喉をさすりながら言えばやや得意げながらもそれに反して大変だったことを伝えれば苦笑いを浮かべており「そうだね……だけど焦らなくてもゆっくり過ごしていくのも、いいんじゃない?」相手の気持ちも分からなくはないが、あまり焦っても充実した時間は過ごせないのでのんびりやるのもいいのではないかと提案をし)
そうなんだ、ユウくんの意外な特技だね~。あれ、でもそれってつまりことりちゃんそっくりの声を出せるってことじゃ…?(予想もしていなかった相手の特技に驚きながらも、素直に凄いと褒め称えるように微笑み浮かべていたが、はたと思いとどまり、自身は今、ことりの家に泊まっているということになっていたはずと考えれば、両親を納得させることが出来たということはつまりそういうことなのかと、どこか信じられないような表情を浮かべていて「そっか、それもそうだよね…うーん、難しいしもどかしいよー」確かに相手の言うことにも一理あり納得をするが、相手と一緒にやりたいことや行きたい場所が沢山ありすぎて焦る気持ちも一方にはあって
あ……そういえば本人が穂乃果の家に行っちゃバレちゃうよね……(一方で彼は誤魔化したのはいいのだが本人は何も知らないためそのまま見舞いへと行ってしまうのではないかと内心ヒヤヒヤしてしまい「焦らないといけないほどやりたいことたくさんあるの?」相手の言葉から、自分の想像以上にやりたいことがあるのだろうかと気になってしまい首をかしげ)
あ、そっか、じゃあこっちで上手く誤魔化しておくよ(相手の言葉で確かにこれでは嘘がバレてしまうと考えれば、自分の仲間たちには上手いこと根回しをしておこうと携帯を操作してメールを打ち「もちろん色々あるよ!でもよく考えたら今はそんなに焦る意味無かったよね…あはは」確かに色々と相手としたいことがあるのは確かなのだが、今は焦ったところでそういったことが出来るわけでもないことに気がついて苦笑浮かべていて
お願いね。もし彼氏の家にいたことがバレたらやばいから……特に穂乃果が(身内である以上容赦することがないであろうからバレてしまったらその身内である彼女が特に危ないと顔をひきつらせており「色々って……たとえば?」彼の頭の中で今の段階でできることはデートをすること以外思い当たらないので問いかける)
う…怖いこと言わないでよー…(こんな半ば非行じみたことをしていたことがバレれば何を言われ、どんな罰を受けるかわかったものじゃないと顔を青ざめさせて布団を目深に被り少し弱気な声を発していて「うーん、二人で色々美味しいものを食べたり、綺麗な景色とかを二人で見にいきたいし、それに何よりいっぱい遊びたいし…」相手と一緒にしたいことを指折り挙げていけば際限なく出てくるようで、それらを語る瞳は輝いていて
まあまあ……バレないようにしないとね(怖いことと聞けばどれくらい怖い人物なのだろうかと自分の頭の中で予想をしつつ、さりげなく彼女のいる布団の中へと入っていき「それなら今度のデートで全部できるかもしれないからね。今度のデートは充実させないと」そこまで期待されては今度のデートは頑張らないとと思いつつもその頭の中は自分自身も期待でいっぱいであり)
ゆ、ユウくん!?駄目だよ風邪うつっちゃうよっ?(さりげなく布団の中へ入り込んできた相手の体温にドキッと胸を高鳴らせ、顔を赤らめながらも自身の風邪がうつってしまうことを危惧して慌てている様子でいて「ユウくんも欲張りだね。穂乃果と一緒っ」次のデートへの期待を膨らませて、やりたいことを出来るだけしようという考えを持っていたのは自分だけではなく意外にも相手もそうであったことに喜びを感じて相手へと真っ直ぐにはにかんだような笑顔を向けて
大丈夫大丈夫。逆に僕が添い寝をすれば早く治るかもしれないよ?(ただ単に一緒に寝たいのだが風邪をひいているという状況なので口実を作って一緒に寝ようとしており「そりゃあ……好きな人とのことだから、欲張ってもいいんじゃない?」欲張りという言葉にクスッと妖艶なる笑みを浮かべては彼女の耳元でまるで誘惑をするような甘い口調で囁いてみせ)
もう、しょうがないな。もしもうつっちゃったら穂乃果がユウくんの看病してあげる(病気というのは単なる風邪であったとしても不安を感じさせるもので、こんなとき本当は誰かの温もりをこうしてそばで感じられることは嬉しく思えていて、仕方ないなんて言いながらもそれはそれでいいかもしれないと表情はどこか楽しげで「うんっ、そうだよね!えへへ、ユウくんと一緒に居るとどんどん欲張りになっちゃうよー」耳元で囁かれた言葉にふにゃりと微笑めば相手の腕を胸元で抱えるようにして組めば肩に頭を預けるように寄りかかって
穂乃果が看病って……本当の白衣の天使が来ちゃうね(自分がもし風邪をひいて彼女に看病される姿を想像しては、その姿を天使と称してニコニコ笑っておりその嬉しさからかぎゅっと抱きしめ「欲張っちゃってもいいんじゃないかな? 行き過ぎなければね……穂乃果嫉妬深いから」にこの話題をして楽しそうにしてた自分を見て嫉妬心を溢れ出していた彼女の姿を思い出せばポンポンと頭を撫で)
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