匿名のラブライバー 2014-07-10 12:16:46 |
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本当に…?ユウくん意地悪だからなー(あからさまに表情を変えたことに気がついたからという訳ではないが、相手は意地悪だからというそんな考えを根拠に疑っていて「うんっ、だからあんまり他の女の子のこと見ちゃ嫌だからね!」抱きついたまま少し背伸びして相手の頬に軽く口づけをしてからすり寄っていて、恋人の自分が精一杯相手の想いに応えるから他の異性のことばかり見ないで欲しいと独占欲に満ちた言葉をぶつけ「穂乃果もってことはユウくんもなのかな…?」相手の口振りではまるで己だけではなく相手自身が既に我慢出来ないみたいではないかと少し緊張しながら問いかけ
いくら意地悪と言ってもいつもというわけじゃないよ(自分の日頃の行いのせいだと分かっているがどうしても信じてくれないのでどうしたらいいかと内心考えており「だーけーどーさ。それは穂乃果もだよ?」今は大丈夫といえど、彼女はどうやら天然シゴロな面があるため自分ばかりではなく相手にもそれは言えることだと言い出し「まあ……正直に言うと、そうだったり」今までは冗談交じりだったりしたのだが、実際は本当に我慢ができていなかったということを正直に話し)
むー…やっぱりユウくんはよくわからないよ(時折こうして相手の本心がわからなくなる時があると難しい顔をして考え込んでいて、しかしそこまで深刻には感じてはいない様子ですぐに考えることを諦めたのか苦笑混じりの笑顔を相手へと向けて「ええー、穂乃果も疑われてるの?大丈夫なのに…」自分は絶対に相手以外にはこんな感情を抱くことはない自信があり、それでも尚疑われていることに心外そうに答えていて「そっかぁ、えへへ…やっぱり一緒なんだね」正直な相手の気持ちを聞いて自分も同じ気持ちなんだと微笑みかけてみては、不意に真剣な表情を浮かべ僅かに頬を上気させながら相手に顔を近づけていき
よく言われるから慣れてるよ(自分という人物の考えが分からないというのはよく言われてることでありまた自分自身もそうであるため気にする様子もなく笑顔を浮かべており「穂乃果にその気はなくても君の天然たらしが心配なの」そういう意味ではないと彼女の言葉に反論しては彼女の鼻を片手でつまみ「そりゃあ僕たち恋人だしね。そういう感情があっても不思議じゃないよ」真剣な表情で顔を近づけてくる彼女を見てたまには受け側に回るのも悪くないと思いながら目を閉じ待っており)
あ、でもそんなところも嫌いじゃないよっ(相手を悪く言っていると誤解をうけないよう、キチンと言葉を付け足してにっこり微笑み「んむっ?うぅぅぅ…わけわかんないよー!」鼻を摘まれジタバタと抵抗しながら天然たらしという言葉に対して反論をしていて「うん…そうだよね…」自分の今の感情は決しておかしいものではないのだと相手の言葉に改めて実感すれば相手に覆い被さったまま口づけを交わし
さすがに嫌いと言われたら僕ショックだけどね(いつも笑顔を浮かべている彼でも、好きな人から嫌いなところがあると言われれば当然ショックも大きくそうでなかったことへの安堵ともし言われていたらという不安から顔をひきつらせており「はぁ……とにかく誰に対しても無防備すぎるから気をつけてね」ジタバタ抵抗をしてくる彼女を見て手を離しており「んっ……」新鮮な光景から受ける彼女の口づけに応えるように彼女の首に腕を回し)
そんなこと何があっても言うわけないよー(自分が相手を嫌うなんて到底考えられず、相手を傷つけるようなそんなことなど言うはずがないと断言していて「うーん…よくわからないけど気をつけるねっ」呆れた様子でため息をつく相手を見て、言っていることは正直なところよくわかってないがとりあえずヘラッと笑い誤魔化して「んっ、ふ…ちゅ…」首の後ろに腕を回されると気持ちが高ぶるままに舌を侵入させていき
まあ、僕も穂乃果の嫌いなところなんてないけどね(その言葉にウソなど微塵もなくそれゆえか彼の穢れた(?)部分のない輝いた笑顔を彼女に向けており「あー……彼氏として考えると頭が痛い」友達として考えるなら誇らしいことなのだが、彼氏として考えると不安が色々とあるので頭が痛いと言い出し「んっ……ふぁ」こちらも応えるように舌を絡ませるが無意識か片手は彼女の服へと移動させており)
えへへ、嬉しいなぁ(相手の真っ直ぐな笑顔に疑う気持ちなどあるべくもなく、こちらも素直な笑顔で返して「え?頭痛いの!?風邪かな…もう寝よっか?」頭が痛いという、その言葉のみを拾って心配そうに相手の顔を覗き込んでいて「っ!?…ん、いいよ……わっ!」服に相手の手がかかれば一瞬身を竦めるが、抵抗はせず身を委ねようとしていたがポケットの中の携帯が突然着信音をたてれば、あまりの驚きに相手から飛び退いて
穂乃果の好きなところは前に有り余るほど言ったからね(その時の彼女が可愛かったためにこにこ微笑みながらそのことを言い出し「そうだねー……一緒に寝ようか」寝ようと提案をする彼女にそれでもいいやと思いながら彼女の手を握りベッドへと向かおうとし「……誰からだろう?」折角もう少しでと言う気持ちや突然の携帯の音への驚きからか珍しく無表情であり)
うぅ…思い出すとすごく恥ずかしいよー…(以前相手にストレートな気持ちをぶつけられたことを思い出せば、恥ずかしくなってきて耳まで真っ赤にしながら照れ笑いを浮かべており「うんっ、男の人と一緒なんて初めてだからドキドキするね…」一緒に寝ようという言葉には躊躇いもなく頷くが、やはり緊張はするようで胸の辺りに手をあてて小さく深呼吸をしていて「ごめんね、電源切っておく……あ、お母さんからだからちょっと出るね」誰からであろうと、今は相手との時間を優先したいと思い電源を切ろうとポケットから携帯を取り出すが、表示された名前を見れば母親からのもので流石に重要な連絡だったら困るため出ることにして
恥ずかしいよりも嬉しかったんじゃないの?(本来自分が言うのもどうかと思うのだが、彼は構う事なく照れ笑いを浮かべている彼女に嬉しかったのであろうと尋ね「何かするわけじゃないんだから、ただ少し密着するくらいだし」それが緊張と恥ずかしさを生むのだろうが、彼はそんな事に気づく様子もなくベッドの中に入り「うん。分かった」母親だったら仕方ないのでそれ以上文句も何も言う事なく彼女が電話に出ている間は大人しくしておこうと体育座りをし始め)
それ、自分で言っちゃうんだ…(確かに相手の言うことは間違いではないのだが、それを自分でいうのはどうなのだろうなんて考えながら指摘してみて「そ、そうだよねっ…お、お邪魔します」密着するぐらいなら抱き合ったりしている今では割と普通のことだと自分に言い聞かせるようにして頷いていて相手の後に続いてベッドへと入り込もうとするが、やはり緊張は隠しきれず妙にかしこまっていて「ごめんね……もしもし…」『穂乃果!あんた今どこに居るか正直に言いなさい!』相手へと一言謝罪を入れてから電話にでれば近くにいる相手にも聞こえるぐらいの怒声が携帯から発せられ思わず携帯を耳から離し、耳を塞いでいて
いいんじゃない?(彼は特に気にすることなく、と言うよりわかっていないのか疑問形になっており「ちょーっと狭いかもしれないけど我慢できる?」普段一人で寝ているベッドに二人入るのはきついかもしれないと思い、後から入ってきた彼女を見ては首をかしげて尋ね「……あちゃー」スピーカーでもないのに聞こえてくる彼女の母親の怒声。そしてその口ぶりから彼女がついたウソがばれてしまったことに気づいてしまい)
大丈夫、こうすれば狭いのも気にならないし温かいし一石二鳥だよね(二人で入れば確かに少し窮屈ではあったが、相手に背後から抱きついて見ては悪戯っぽく笑い背中へと頬ずりをしていて「…うん、わかりましたー…」言い訳をする間もなくこっぴどく電話口で叱られすっかり疲れきった様子で電話を切れば相手へと向き直り「ごめんね…お母さんにバレちゃって、だから帰らなくちゃ…」名残惜しそうにしながら、今から帰ると相手に告げて
うーん……だけどこれじゃあ互いの顔が見えないよね(確かにうれしいことは嬉しいのだが、これでは自分と彼女の顔などが見えないため若干寂しさを感じてしまい「あー……うん。だよね」結局バレてしまい帰らないといけないような状況になったためこちらも名残惜しそうにしながらも笑顔で「また今度にしようね」と言い)
あ、そっか…それじゃあユウくんがこっちを向いてくれれば解決だよね!(確かに顔が見えないのは残念だと納得した後で、それならばそのまま相手が此方を向いてくれればいいとさも名案であるかのように述べて「ユウくん…ありがとうっ、愛してるよ!」こんな結果になってしまったことに負い目を感じていたが相手の笑顔に安心をして感謝の言葉を述べてから抱きついてみて、帰る前にもう一度と上目でキスをねだり
だよね。じゃあお言葉に甘えて(実は言うとその考えはすでに浮かんでいたのだがあえて彼女に言うことなく彼女から言われれば体をもぞもぞとさせつつ逆方向、つまり彼女の方へと向き「僕も愛してるよ。穂乃果」抱きついてくる彼女を受け止め何も言わないながらも上目を向けてくる彼女の気持ちを理解しそっと触れる程度の口づけをし)
ユウくん…(相手と向き合うような格好になり、互いに見つめ合えばぽつりと小さく相手の名前を呼び僅かに頬を紅潮させながらも緩い笑みを浮かべていて「うんっ…それじゃあまたね、ばいばい」こちらの意図を汲んでくれたようで最後に一度口づけを交わせば満足げに微笑み浮かべて明るい調子で別れを告げて帰ろうとし「あっ、そうだ!はいこれ」そこで、ふと思い出したように折り畳まれた一枚のメモ用紙を相手にサッと差し出して
穂乃果……(自分の名前を呼ぶ彼女にこちらも相手の名前を呼び、頬が紅潮しながらも笑みを浮かべている顔にそっと触れ「……これは?」また今度会えるはずなのに寂しさを感じていると自分にメモ用紙を渡す彼女を見てそれを受け取れば首をかしげて尋ね)
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