【GL、NL】僕らは今の中で

あ、ごめん。でもやっぱりそういうことはキチンとしておかなくちゃいけないっていうかなんていうか…あはは（相手の落ち込み様を見ると、もう少し相手の気持ちを考えるべきだったかと考えては謝罪を口にして、それでもそれはそれとして己の考えを自分なりに伝えながらも言いたいことが上手く纏まらず苦笑をしていて｢尚更嫌だよー！次からどんな顔して会ったらいいかわかんなくなっちゃうもん…｣何よりも避けたいと考えている方向へと話を方向を修正するような相手の発言に対して素直にそれは困るという気持ちを話と思う理由を話していて｢んっふ…ちゅ…｣積極的でいて、それでもこちらを気遣うような優しさを感じさせる相手に深い愛情を感じながら、こちらからも相手を求めるように舌を絡めて

分かってるよ。今は僕も穂乃果もアイドルに集中したいだろうからね（少しからかいすぎただろうかと珍しく反省をしながらもそのことは口に出さずに苦笑いを浮かべて返し「えー、でも彼氏ができた事は知ってるんでしょ？」どんな顔をと言われていつもどおりでいいのではないかと思いながら首をかしげて「んぅ……」先ほどの激しいキスとは違った快楽を覚えもっとしていたいという衝動が生まれるとそれに応えるように舌を絡めて)

ありがとう、ユウくん。ごめんね？わがまま言っちゃって（こちらの気持ちを汲んでくれた相手の優しさに感謝しつつも、やはり我慢させてしまっていることには負い目を感じていて申し訳無さそうに謝罪をして｢それでも恥ずかしいものは恥ずかしいのー！｣単にデートをしているところを見られるだけでも気恥ずかしい気がしてくるというのに、お姫様抱っこをされているところを見られることを想像しただけでも恥ずかしさで顔が熱くなってしまい｢それに、あんまり見せびらかすとにこちゃんには色々言われちゃいそうだし…｣アイドルの恋愛については人一倍口うるさい彼女のことを思い出しては苦笑浮かべていて｢ふぁ…ん、ちゅぅ…｣夢中になって相手の唇を貪るように求めていき

じゃあ、代わりに今度デートしようよ（デートならば今の状態でも気兼ねなくとまでは言わないができるため、今度の休みにデートをしようと言い出し「じゃあ、僕と付き合ってることを知られた時にも色々と言われたの？」尚も恥ずかしいと言い出す彼女にふと気になった疑問が思い浮かべればそう尋ね「んぁ…・…」最早見られてもいいから続けたくなってきてしまい彼女の体もこちらに強く抱き寄せ)

うんっ、デートしたい！（デートという単語に反応を示しては、何かの代わりだとかそんなこと関係無しにしたいと考えているようで身を乗り出して乗り気な様子でいて｢…まあ、色々と…｣相手から視線外しながら短くそう答えるがこれは、他のメンバーからも質問攻めにあったのもそうだが大半は、からかいであったりしたため、その時の恥ずかしさを思い出したくないという気持ちの方が大きいようで｢んぅ…！あ…、ふぁ…｣強く抱き締められて口づけを交わしていると身体がピクンと震えて

じゃあ追々具体的な連絡とかするね（デートという言葉に今からでも楽しみと言わんばかりに乗り気な様子でいる彼女に微笑ましく思い「じゃあ今度μ`sのメンバーに挨拶しに行こうかな。アイドルとしてでなくて、穂乃果の彼氏として」スクールアイドルの裏の顔が気になってしまったため、個人的に見てみたいのでそう呟き「んっ……っ」長い間深いキスをしていたのでさすがに呼吸が続かなくなってきてしまった彼はそっと唇を離し)

わーい、楽しみだなぁ。どこへ行こっか？（今から期待に満ちている様子でうずうずしていて、デートでどこに行こうかと問いかけるように首を傾げていて｢むー…ユウくん面白がってるでしょ…｣相手は軽々しくそんなことを言っているがこちらは本当に恥ずかしい思いをしたため、ジトと不満そうな目を向けていて｢ふぁっ…はぁ、はぁ…｣こちらも限界であったようで相手の唇が離れていけば荒く肩で息をしながら頬を上気させていて

うーん。定番な遊園地でもいいし歌関連のカラオケでもいいけど……穂乃果はいきたいところある？（デートは初めてなため何処に行ったらいいか分からず彼女の意見を求め「いやいや、μ`sのメンバーに挨拶をしに行くって穂乃果の両親に挨拶をしにいくようなものだよ。」面白がっていると言うのは間違っているとは言えないがあたっているとも言えず不満げに見つめてくる彼女に苦笑いを浮かべ「どう？ 優しくしたつもりだけど」同じく肩で息をしながらも甘いキスをし終えたため満足げに彼女に問いかけ)

穂乃果は遊園地がいいな！１日かけて二人でいっぱい、いーっぱい乗り物に乗って沢山遊びたいなぁ。いいでしょ？（意見を求められると相手の挙げた遊園地という選択肢に食いついて、さも魅力的な提案であるかのように相手へと問いかけていて｢うーん…でも確かに大事なこと、だよね｣相手の説明には納得出来たような出来ないような何とも言えない表情を浮かべるが、確かに挨拶というのは大事かもしれないと相槌を打っていて｢うん…すごく良かったよ…｣うっとりした表情で相手を見つめて赤らんだ顔のまま感想を口にしていて

いいよ。ただデートの時は僕変装してくるね（とても魅力的な話なのだが立場上堂々としたデートができないため自分自身の姿を隠すように変装をすると言い出し「特ににこちゃんとは是非お話したいね。僕みたいな新人を知っててくれるような通だから気になっちゃうよ」と時々彼女の口から出てきた人物の名を出せばとても興味ありげに話しており「たまにはいいかもね。でもやりすぎないようにしないと」未だ肩で息をしている自分に気づきつつ赤らんだ顔を撫でており)

え、じゃあ穂乃果も変装してきた方がいいのかな？（変装の必要性については以前相手から聞いて理解はしているため、やはり自分もそうした方がいいだろうかと問いかけて｢にこちゃんにはきっと色々と聞かれるんじゃないかなー、覚悟はしておいた方がいいかも…｣アイドルのこととなると人一倍情熱的な彼女のことを考えれば恐らくは質問攻めに遭うことは容易に想像出来て苦笑浮かべていて｢本当だねっ……あんまりすると我慢出来なくなっちゃいそうだし…｣相手の言葉に同意示しながら、後半は相手に聞こえないよう小声で呟いていて

んー……まあ、穂乃果もスクールアイドルとして名が知られてるししてみる？（彼女の場合、そこまで必然性があるかよくわからないが彼女の希望ならすると言い出し「なら僕もきちんと答えられるようにしないとね。いやー、楽しみだなあ」その言葉はむしろ彼の好奇心を高める事になり彼女を目の前にしながらも頭の中はにこの事でいっぱいになり「今我慢って言わなかった？」後半の部分はあまり聞こえなかったので彼女の言葉を聞けば顔を覗き込み)

うん！それもなんだか楽しそうだよねっ（どうせなら二人での方が楽しそうだと、やはり一番にあるのは楽しいかどうかであるようで｢むー…さっきからにこちゃんのことばっかり。そんなに、にこちゃんのことが気になるの？｣まるでメンバーへの挨拶というよりはにこ個人との会話を楽しみにしているのが見て取れて、嫉妬心からか少し不機嫌そうな表情をしていて｢い、言ってないよっ？気のせいじゃないかなー…なんて、あははは…｣相手の追求に慌てて首を横にブンブン振ってから誤魔化すように笑っていて

その代わり変装したからにはバレないようにしないと駄目だよ？（変装をするのはやはりそれ相応の理由があるので楽しみなのは分からないでもないが念のため釘を刺しておき「そりゃあ気になるね。さっきも言ったけど僕を知ってるような人だからね」嫉妬していることに気づいているのか否か、彼女とは逆にこちらは機嫌がよさそうに話しており「へー。じゃあさっき何を言ったの？ 言っておくけど何も言ってないは通じないからね」相手の反応にこちらは追撃をするべく黒い笑みを浮かべており)

バレないように…だね。よし、わかったよ！（確かに変装をするからには周りの人間に自分が何者かバレては意味がないと納得しており、自信はないがとりあえずやれるだけやってみようと気合いを入れていて｢…ふーん、良かったね。ユウくんのこと穂乃果なんかよりもよく知ってくれてる人が居て｣明らかに上機嫌な様子の相手をジトっと見つめては、湧き上がる嫉妬心は止められず、ついついキツめの言葉が口をついて出てしまい｢う…えと…それは…｣何も言ってないと笑って誤魔化そうと考えていた矢先に、逃げ道を潰されてしまうと答えに窮し瞳をさまよわせていて

じゃあ、バレたらお仕置きね（バレないように善処するであろうということは分かってもバレてしまってはやはりまずいので自分は自信がかなりあるため彼女がもしドジをしてバラしたらということで話を進め始め「え、えーと。穂乃果さん？」さすがの彼も今まで見たことのない彼女の様子を見て顔を引きつらせながらも平静を装うとするが「さん」付けにしていることでそれも無意味であり「正直に言った方がいいんじゃないかな？」それでも尚答えようとしないので彼女の脇をくすぐろうとし始め)

お、お仕置き…（確実にバレないという、そこまでの自信はやはりないためかお仕置きという言葉に表情が引きつって｢…あんまり楽しそうに他の女の子のことばかり話さないでよ…穂乃果不安になっちゃう…、穂乃果にはユウくんしかいないんだもん…｣いつもとは違い、明らかに動揺が見て取れる相手へと先ほどまでとは打って変わり俯きがちに寂しそうな声音で己の素直な感情を相手へと告げて｢う～…我慢出来なくなりそうって、そう言ったのー！｣追い詰められて真っ赤な顔で小さく唸ったかと思えば開き直るように正直口にしては相手を勢いよく突き飛ばすように押し倒して

大丈夫大丈夫。ちょっと恥ずかしい思いしてもらうだけだからさ（こちらはといえばまるでお仕置きをすることが楽しみだと言わんばかりに表情が輝いており「……本当に、穂乃果は可愛いな」彼女の言葉と先ほどのやりとりで彼女が嫉妬していたという事実に気づけばそっと抱きしめて「え、ちょ、何々？」全く予想だにしてなかった反応にさすがの彼でも戸惑いの表情を見せており)

って、まだ穂乃果が失敗したわけじゃないのにユウくんはすっかりその気だし…（いくら自信がないとはいえ、やってみなくてはわからないだろうと考えており、まるでお仕置きをすることが確定事項であるかのように楽しげな様子の相手に不服を申し立て｢ん…えへへ、ユウくん大好きっ｣優しく抱きしめられれば自然と笑みが零れて、先ほどまでの負の感情が吹き飛んでしまう単純さで甘えていて｢ごめん…でもやっぱり我慢って辛いね｣相手に覆い被さったまま、自分から言い出した卒業まではという意志が揺らいでしまっていることを正直に話して

そうかな？ 出来る事なら穂乃果にお仕置きなんてしたくないと思ってるよ（先程までの輝いていた表情からいきなり神妙な顔つきになりながらも内心では楽しみにしており「もっと甘えてもいいんだよ？」大好きという言葉に応えるように笑顔になりながらも恋人なのだからもっと甘えてもいいと言い出し「もしかして、穂乃果も我慢できなくなったの？」正直に自分の気持ちを話す彼女にこちらは確認の意味を捉えるように首をかしげて)