【GL、NL】僕らは今の中で

ええっ！？その…どうすればいいのかな？(不意に抱き寄せられると驚いたような声をあげて動揺していて、相手の腕の中で埋め合わせのために自分はどうすればいいのか真剣に考え込んで｢それでもいいんじゃないかな？聞いてて恥ずかしくなっちゃうぐらいラブラブなラブソングを二人で歌おうよっ｣確かに単なる惚気に過ぎないのかもしれないが甘いラブソングというのもいいのではないかと素直に思っていて｢可愛い…かぁ、うれしいなっ｣可愛いという言葉に軽く頬を染めて幸せそうに微笑み、唇に触れられると不思議そうに首を傾げていて

んー。キス？（実際はこうして抱きしめるだけでもよかったのだが、今考えるとキスができる絶好の機会であったため首をかしげては「キス」の単語を口にし「穂乃果がそれでもいいなら僕はいいよ。じゃあもしそれをライブで歌ったらお姫様だっこをしちゃおうかな」と本気でしたいのかにこにこ笑っており「なんか、前に可愛いと言って恥ずかしがってた穂乃果が懐かしくおもっちゃうな」とその時の事を思い出せばおかしそうに笑い特に理由も言わず唇に触れたままでおり)

き、キスっ！？…えっと、その、じゃあほっぺに…ちゅっ(キスという単語に俯きがちに緊張したような表情を見せて、意を決したように顔を上げては相手の頬に軽く背伸びをしてから口づけをして｢本当！？それじゃあ穂乃果はダイエット頑張らないとだね！｣お姫様抱っこに憧れるような表情浮かべて、実現のために自分も努力しなくてはと意気込んでいて｢だって大好きなユウくんに褒められたらテンションだって上がっちゃうよっ｣今は恥ずかしさよりも嬉しいという気持ちの方が大きいと口にして、そしてそう思えるのは言ってくれるのが相手だからだとはにかんだような笑顔浮かべて述べて

……頬じゃ満足できない……かな（頬にキスをされて嬉しそうにはしているのだが、それだけでは満足ができなくなってしまい彼女の唇に触れれば「ここ……とか」と囁き「え、穂乃果そこまで重くないでしょ？」と聞けばこの場でお姫様だっこをするべく彼女の体を抱えようとし「じゃあさ、穂乃果も僕を褒めてみてよ」とにっこち笑いながら頼んでみて)

っ！い、いいよ…優しくしてね？(唇に触れられるとビクッと肩を跳ねさせていて、しかし戸惑いながらも意を決したように小さく首を縦に振り相手を真っ直ぐに見上げては緊張しながら瞳をキュッと閉じて身体を軽くフルフルと震わせていて｢ひゃあっ、ど、どこ触ってるの！？｣こちらを抱きかかえるように手を回されれば驚いては顔を真っ赤にして慌てていて｢…じゃあ、えっとねーまずユウくんは優しいし何より夢に向かって一生懸命ですごくキラキラしててカッコいい！穂乃果の自慢の彼氏さんだよ！｣褒めてみてと言われれば少し考えるような仕草を見せた後で満面の笑顔浮かべては自分の素直な相手への想いを真っ直ぐに告げて

そこまで緊張しなくても、大丈夫だから（互いに初めてなのだが、彼女は緊張しているのか体を震わせており、彼は初めてあるにも関わらず冷静と言う正反対の状態になりながらも徐々に彼女と自分の顔を近づけていき「別に変なところは触ってないよ」と台詞から自分が変なことをしているように思われるが彼は構わず軽々とお姫様だっこをしてみせ「……ごめん。さすがの僕でもそこまで言われると照れる」と彼女の口を両手で覆うと恥ずかしいのか顔をそむけ)

う、うん…(緊張しなくてもいいという相手の言葉を聞き、未だに表情に僅かばかりの緊張感は残るものの身体から力を抜いてこちらからも顔を近づけていき｢ご、ごめん！急に触られたからビックリしちゃって…わぁ！？｣急に抱きかかえようとしてきた相手の手つきに驚くあまり先ほどのような言葉が思わず飛び出してしまったのだと謝罪をして、しかし次の瞬間にお姫様抱っこをされれば相手にギュッとしがみついて｢えへへ、ユウくん照れてるの？これはなかなかレアだねー｣顔をそらす相手の顔を覗き込みながらニヤニヤと笑いながら小首傾げていて

もう少し力を抜いてもいいけど……初めてだもんね（顔から伝わる緊張感を理解すれば苦笑いを浮かべるも、それからすぐに彼女と自分の唇を重ねるようにキスをし「うーん。穂乃果って軽いな。これから担いだまま歌う事できるかも」とお姫様だっこをしたまま楽しそうににこにこ笑っており「……隙あり」と笑われるのは癪だったのか隙ありと言い頬にキスをし)

ん…キスしちゃった…(そっと触れるだけの口づけを交わして、顔を離していけば自身の唇に手で触れながら余韻に浸るようにしてポツリと呟いていて｢ずっとそれはいくらなんでも恥ずかしいよー…それに穂乃果もステージでしっかりパフォーマンスしたいよ｣お姫様抱っこのまま歌うという相手の言葉にその状況を想像しては照れくさそうにしていて、何より自分もアイドルらしくステージで振る舞いたいと考えていて｢わっ！？｣不意打ちのようにキスをされれば驚き身をすくめていて

どうだった？初めてのキスは？（唇に感じた甘く柔らかい感触が残っている自身の唇に触れれば相手に感想を尋ね「さすがにずっとじゃいくら軽くても僕が大変だよ。サビの所とかラストの近くとか」とずっとと言い出す彼女に苦笑いを浮かべつつそのまま歩き出し「天然っぽい穂乃果のキスした後の顔もかなりレアだけどね」と悪戯っ子のように笑っており)

なんかこう、ドキドキ胸が高鳴って心地よくて…上手く説明出来ないけど、とにかくすごかった！(感想を聞かれれば上手く説明出来ないながらも、幸せを感じていたことだけは確かに相手へと伝えるようにまだ赤みの残る顔で満面の笑顔見せて｢あはは、それもそうだよね…えっと、ところでどこへ行くの？｣相手の言うことももっともだと苦笑混じりに納得していて、お姫様抱っこをしたまま歩き出した相手を見上げては少し控えめに問いかけてみて｢や、やめてよー！そうやって穂乃果のことからかうの禁止ーっ｣キスの後の表情について指摘されれば、自分ではどんな表情をしていたかなど緊張のあまりまるで覚えておらず、しかし敢えてそのことを言うからにはかなり変な顔をしていたのかもしれないと考えれば顔を真っ赤にして抗議していて

そう……実は僕もそれと同じ感じなんだよね（彼女の言った感想は自分の抱いていた感想なので、同じことを思える嬉しさからかこちらも満面の笑みで返し「うん？ このままちょっとぶらぶら歩くだけど？」一度歩みを止めると特に恥ずかしがる素振りも見せずむしろ当たり前と言ったような口ぶりで返せば再びあるき「えー、穂乃果だって僕の恥ずかしがってるところを見てからかってたじゃん」と抗議する彼女に不服そうな顔をし)

えへへ、そっかぁ。穂乃果と同じ気持ちユウくんも感じていてくれたならすっごく嬉しいなっ(初めてのキスで上手く出来るかという不安もあったが、自分の感想と同じ想いを抱いていてくれていたことがわかると安心して頬が緩み嬉しさを表現するように相手へと抱きついて真っ直ぐに相手の顔を見上げてみて｢だ、ダメダメダメ！こんなところ、誰かに見られたら恥ずかしいよーっ｣パッと見たところ周りに他には誰も見当たらないが、もしも誰かが見ていたりしたらと思うと恥ずかしいと真っ赤な顔で慌てていて｢それはそうだけどー…｣ムッとした表情で相手を見つめては、しかし返す言葉もない様子でいて

お互いに初めてだからね。よく分かっていないというのもあるけど……それでも同じように感じるのは嬉しいことだね。それが好きな人なら尚更（こちらまで嬉しくなってしまい少し頬が緩みつつも抱きついてきた彼女に応えるように抱きしめ「大丈夫大丈夫。見られるとしたら君の所のメンバーだけだから」と本当はすぐ降ろすつもりではいるのだがあえて離さないと依tt態度をとり「それに僕からかってないしー」と抗議はするのだが顔は明後日の方へと向いており)

それじゃあもう一回…ううん、わかるまでこれからも何度でもしよう？（初めてだからよくわからないと言われれば自分も全く同じ感想を抱いていて、それならばわかるようになるまですればいいのではないだろうかと単純に考えては再びキスをしようと背伸びをしては相手へと身を預けるようにして｢…あ、そのことなんだけどねユウくんに謝らないといけないことがあるんだ…｣他のメンバーのことが話題にのぼればふと何か思い出した様子で照れていた表情が一転真剣な表情になり｢そんな分かり易く目をそらされたら、いくら穂乃果でも騙されないんだからね！｣あからさまにそっぽを向いている相手をジーッと睨むように見つめては頬を膨らませていて

うん……そうだね（分からないならわかるまですると言うのは正直単純な発想だがその単純な発想でもよいのかもしれないと思いながら眼を閉じて、彼女と自分の唇を重ねてキスをし「うん？ どうしたの？」先ほどとは違い、何やら真剣な表情になっており穂乃果を見ればこちらも若干真剣な顔をして返し「だましてるつもりはないよー。穂乃果ちゃんは酷いな」と明らか機嫌を悪そうにしている彼女を見ると、ぎゅっと抱きしめ)

これは、その、駄目だね…癖になって止まらなくなっちゃうよ（再びキスをすれば自分で提案したことにも関わらず、やはりこれは駄目だと相手を見上げて述べては赤らんだ顔で苦笑浮かべていて｢その、ね、ユウくんのこと皆にバレちゃったんだ…｣真剣な相手の表情を見てはやや控えめに実は先ほど戻った時に知られてしまったことを素直に話して｢あ、えっと、ごめん｣抱き締められたことの嬉しさと相手の酷いという言葉に大人しく謝罪をしてはそのまま抵抗なく抱き締められていて

ここだと人が多いから……僕の家か穂乃果の家でやる方がいいかな（止まらなくなってしまうがそうなると人に見られる可能性もあるためその可能性が限りなく低いところでしようと提案をし「あー。ばれちゃったんだ。でも何で？」バレてしまったのはしょうがないので特に気にするそぶりは見せないのだが気になることがあるため首をかしげて尋ね「本当に……穂乃果って素直で可愛いな」と素直に謝ってしまう彼女を見ればクスクス笑っており)

えっと、家だと今日は皆居るから…ユウくんの家じゃ駄目かな？（どちらかの家だと言われれば、自宅では家族に見られてしまう可能性があるからと相手の家でも大丈夫か問いかけてみて｢にこちゃんがね、ユウくんのこと知ってたんだって。それで穂乃果がライブ中にユウくんのことばかり見てたからって…｣アイドルに詳しい彼女が相手のことを知っており、こちらがライブ中に意識して視線を送っていたことに気がついていたことを正直に説明をして、そのことを指摘されてしまい、誤魔化しきれず話してしまったようで｢あ、ありがとう…｣素直だと褒められたことと可愛いという二つの言葉に対してお礼を述べて

いいよー。今日は親が出張で家にいないし（自分の家でいいかと尋ねられると、人に見られる心配が全くないので安心してできると言い出し「へえ……余程のアイドル通なんだね。僕まで知ってるって」有名な人ならともかく自分のような無名アイドルを知ってた事はさすがに驚いてしまいながらもにこに対して関心を持ち「からかってるつもりはないけど、穂乃果の反応が可愛かったからついいじめたくなっちゃった。ごめんね」と彼女の頭をそっと撫でつつ謝罪をし)