匿名のラブライバー 2014-07-10 12:16:46 |
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…皆さんこんにちはー!今日はμ'sのライブに来てくれて…っ!(幕が開き観客たちに向けて明るい表情でライブに向けて用意していた台詞を口にしていくが、途中客席に見つけた姿に言葉を詰まらせてしまい「…ありがとうございます!」瞳が潤むのを感じながらもどうにかいつもの調子を取り戻して言葉を発して「叶えたい夢?」果たして相手の叶えたい夢とはなんだろうと考えては小首傾げていて
あ、始まった始まった(まだかなーと思いながら時計を確認しようとした時、聞き覚えのある声が耳に届きその方向を見てみると始まった事に気づき、次々と聞こえる客の歓声にまぎれて「高坂さーん。頑張ってねー」と聞こえるか分からないが激励の言葉を言い笑顔で彼女に向けて手を振ってみせ「うーんとね……実は僕、アイドルやってるんだ。まだ売れてない無名なんだけど」と苦笑いを浮かべながらさらっと衝撃的な告白をし「無名」と言う言葉を少し強調するように言い)
一曲目行くよー!(こちらへ手を振ってくれる相手に手を振り返したい衝動に負けないように先ほどのような作った笑顔ではなく心からの明るい笑顔でライブのプログラムをこなしていき「ユウくんがアイドル…?」全く想像もしていなかった相手の告白に驚いて目を丸くしていて
よかった……元気そうにやってる(今思えばライブの近くで心を乱しかねない告白をしてしまったのは失敗だったかもしれないと思っていたのだが彼女の様子からして大丈夫だと思うとほっとし周りに合わせて歓声を送り「まだ入りたてだし結成したばかりだから誰も知らないくらいなんだけどね」と驚いている彼女に対してこちらは平然と言葉を続け)
今日は本当にありがとうございましたー!(そのまま何のトラブルも無いままライブが一通り終わり、幕が閉まりきる直前に相手の方へと明らかにわかるように視線を向けてから小さくぺこりと頭を下げて「そっか…ユウくんも穂乃果と同じアイドルだったんだね!」有名か有名じゃないかが問題ではないと言わんばかりに、自分と同じように相手もアイドルをしているという事実が嬉しくて仕方ないようで
もう終わっちゃったか……うーん。さすがにメンバーの前で会うのはまずいだろうし帰るべきかな(こちらに視線を向けられると気付かれようが気づかれなかろうが彼は軽く会釈をし、終わった事を確認するとこれからどうするか思案する。今思えば連絡先でも教えておけばよかったと後悔をし「そうだね。色々と違えどアイドルなんだよね」とこちらも嬉しそうに笑ってみせ)
…ごめん!穂乃果ちょっと…(ライブが成功に終わり、メンバーのみんなと喜びを分かち合うのも束の間、もしもここで彼が帰ってしまったら次は会う機会が作れるかもわからないと連絡先もわからない相手のことを想い、決心をするように拳をギュッと握ってはメンバーの返事も聞かずに控え室を飛び出して相手の姿をさがしにいき「それで、ユウくんの願いはそのアイドルと何か関係があることなの?」この話はそもそも相手の願いに関するものであったことを思い出して問いかけてみつ
どうしようかな……まだ高坂さん帰らないだろうけどお店でメンバーに饅頭買いに行こうかな(ライブ会場にはすでに全ての客は帰ってしまい一人歩いている中、これからどうしようかと思いつつしばらく思案すると「いや……やっぱり待ってよ」と呟き引き返すべく踵を返し「単純に、アイドルとして有名になることかな。せっかく念願のアイドルになれたんだから、トップを目指したい」と自分自身の夢を語るのはこれが初めてなのかものすごく楽しそうに言い)
…っ!ユウくんっ…(会場内を相手がまだ帰ってしまっていないことを信じながら、見知った姿を探してライブ衣装もそのままに走っていて、するとステージの入り口付近に相手の姿を見つければ必死に相手の名前を呼んでは息を切らしながら近くまで駆け寄っていき「すごい、すごいよっユウくん!穂乃果なんてまだ自分が何をしたいのか、何になりたいのかとか全然わからないのに…それなのにユウくんはこんなにキラキラ輝く夢を持ってるなんてっ…!」相手の夢を聞くと、願いが不透明な自分自身からすればどこまでも相手が輝いて見えるようで、興奮気味に瞳輝かせながら相手の手を自身の両手で包み込むように握っていて
あ、高坂さん。お疲れ様(思ったよりも早い相手の登場に少し驚くも、まずはライブを終えた彼女への労いの言葉をかけ「高坂さんも夢を見つければこういう風になれるよ。ただしさっきも言ったけど焦らず、じっくり探していけばより自分に合ってそれがずっと続けられる目標に巡り合えるからね」とこちらの両手を握ってくる彼女に応えるように両手を握り返すとにっこり微笑みながら言い)
はぁはぁ…良かった…まだユウくんがここに居てくれて(こちらへと労いの言葉をかけてくる相手の前で肩で息をしながら、相手が帰るまでに間に合ったことに深く安堵していて「うん!穂乃果も頑張るから、だからユウくんも頑張ってその夢を叶えようねっ。穂乃果応援してるからね!ファイトだよ!」相手の焦らないことという忠告には素直に頷き、自身は相手の夢へと心からエールを送っては満面の笑顔を浮かべていて
だって高坂さんを待ってたから。高坂さんが帰らない限りはここにずっといたよ(肩で息をするほどまでに必死になってくれた彼女への嬉しさを感じつつも、いつものように穏やかな表情を浮かべながら待ってたと言い「そうだね。もし高坂さんが夢を見つけたら、お互いにその夢をかなえられるように頑張らないとね」と叶えるための苦悩などもあるが、それに向けて頑張ろうと改めて決意をし)
そ、そっか、ちょっと驚いちゃった…ユウくんにはあんなことしちゃったし穂乃果のこと嫌いになっちゃったと思ってた(まさか自分を待ってくれていたなんてと嬉しい反面驚いていて、別れた当日の気まずさを思い出しては嫌われていたとしても仕方ないとは覚悟をしていたようで「えへへ、本格的なデビュー期待してるよ。穂乃果、一番のファンになって一生懸命応援するからねっ」夢に向かって頑張ろう決意を口にするのを見て相手ならば本当になれるだろうと確信を胸に、今からもう有名なアイドルになれること前提で話をしていて
……本当に。高坂さんはおバカだね(自分の事を嫌いになったと言い出す彼女を見ればはぁっとため息をついてそっと彼女を抱きしめれば「一度拒絶された程度で嫌いになんてならないよ。むしろ高坂さんを嫌いと思った事なんて一瞬たりともないよ」と言い「まだ気が早いよ。だけどそう言ってくれると明日からもっと頑張れそうだね」と彼女の応援が何よりも嬉しくて照れたように笑っており)
穂乃果はどうせバカだもん…(相手に抱き締められて一瞬身を強ばらせるがすぐに身体から力を抜いてから少し拗ねるように口をしながらもどこか安心した様子でいて「だって…穂乃果はユウくんを傷つけてしまったんじゃないかって、あのあとすごく後悔して、今日ももう来てくれないって思ってて…だから今日お客さんの中にユウくんの姿を見つけて安心して…すごく…嬉しくて…」嫌うはずがないという相手の優しい言葉に、それでもやはり不安で仕方なかったと口にしては涙がこみ上げてきて、後半は声を詰まらせていて「あ、あはは…それぐらい期待してるってことだよ、うん」気が早いと指摘受ければ確かにと苦笑浮かべながらそれだけ期待しているからだと頭の後ろを掻きながら言い
ごめんごめん(とらえ方次第にもよるがおバカと言った事には変わりないのでどの道謝罪はした方がいいと判断し彼女に謝り「まあ、本音を言えばちょっとショックだったけど……いきなり告白をした僕にも非があるからね。あと、約束したでしょ? この日のライブに来るって」涙を流す彼女の頭をそっと撫でれば安心させようと優しく声をかけて「じゃ、もし僕が有名になったら高坂さんにライブのチケット渡すよ。あ、ついでに僕のサイン付きでね」と後半は冗談まじりで笑いながら言い)
…許してもいいけど、穂乃果のお願い一つ聞いて欲しいな(実際本気で怒っているわけではないのだが、下手くそな演技で怒っている風を装いながらそんなことを言ってのけて「本当にごめんね…?穂乃果怖かったんだ、私の中でライブと同じぐらい…ううん、それよりもずっと大きくなっていくユウくんの存在が」言い訳をしたところで相手に酷いことをしてしまった事実は消えないが、しかしそれでもその時の心境を素直に相手に話していて「え、本当!?あ、でもなんだかユウくんの他のファンに申し訳ないっていうかなんていうか…」サイン入りのチケットに食いついてはハシャいでみるが、ふと有名になった相手には自分以外にも沢山のファンが居るだろうという考えに至り、自分だけそんな特別扱いいいのだろうかと考えていて
うーん。できる範囲でお願いします(別に構わないのだが、自分にも出来ることと出来ないことがあるのでお願いの内容にもよるがなるべく善処はすると思いつつ苦笑いを浮かべて彼女に返答をし「そうだよね。高坂さんにとってアイドルは本当に大切なものだってことは知ってたはずなのに」特にライブが近い時にあんなことをしたことは本当に申し訳なく思っており少しだけ悲しげに笑っており「それは高坂さんもそうじゃない」彼女にはたくさんのファンがいるというのにその中で自分と一緒に食事をしたり家にお邪魔したりとしているためそれを思い出しては顔を引きつらせ)
それじゃあ…ちょっと目を閉じて?(少し赤い顔で相手を見つめては、何かを考えていてそれから意を決したのか自身の希望をそう口にしてみて「…でもね、穂乃果気付いちゃったんだ。穂乃果は確かにアイドルは大切だけどユウくんもそれと同じぐらい大切なんだってこと」悲しげな笑顔、そんなものは見たくはなくて相手の背中へと手を回しておでこを相手の胸の辺りにくっつけて「…?あ、そうかっ、確かにそうかも」これまでのこと全て無意識の行動だったためか最初はピンと来ない表情浮かべていたが、すぐに言わんとすることに気がついて納得した様子で頷いていて
……こう?(眼を閉じてと言う意外と簡単なお願いだったので意味がわかっていない彼は特に何も考えることなくすんなり眼を閉じ「……高坂さん。言葉選ばないと僕、変に期待しちゃうよ」と彼女の言葉と行動に嬉しく感じるのだがあまり変に期待をしてはいけないと思っている彼は苦笑いを浮かべながら言い「だからいいんだよ。高坂さんは僕のファン一号と言う事で特別に」と特に気にしないと言わんばかりの表情を浮かべ)
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