匿名さん 2014-07-07 23:44:58 |
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いや、会長は容姿良いからストーカーの1人や2人出るかもしれないぞ?もしかしたら俺も会長目当てで生徒会入ったのかもしれないしな。んじゃ、俺は教室行くからー
(こちらの冗談にハッキリと返されてはノッてくれることを期待していた分残念であったがそんな真面目なところが相手らしさなのかもしれないと妥協して。実際相手は他と比べれば遥かに可愛い部類に入ると思っているのだが少し生真面目なところが他の人からしたら近寄りにくいのかもしれない。これ以上話していると寝る時間が無くなりそうなため話を切り上げて教室へと向かい歩いて。生徒会に入った理由は自分でもよく分かっていないのが事実
なっ!?ちょ、ちょっと待ちなさい!(生徒会という責任ある役職についた理由として、冗談にしては笑えない台詞が相手の口から飛び出せば真意はどうあれ大きく狼狽えて、そそくさとその場を去っていく相手を問いただすべく引き留めようと自身も後に続いて歩いていき。どうにも相手といるといつものペースが乱されるような感覚を感じていて、しかしそれは全く嫌な感じではなくて
あー、ホントねみぃ・・・。寝てやる、絶対寝る
(先程コーヒーを飲んだから若干マシにはなったがまだ眠気は強く欠伸が止まらず早く教室に行こうと歩く速さを速めて。何故か後ろからついてくる相手の事は気にせず無視してそのまま教室に入り友人と軽く挨拶すると自分の席に着くと同時に突っ伏して寝に入って。毎朝貰いに行ってる生徒会の書類を受け取りに行くのを忘れたが今はとにかく眠いため後回しにして「このまま放課後まで寝てやる」そう自分に言い聞かせるように呟くと目を閉じて
全く…仕方ないわね…(その気になればまた生徒会室で話は出来るだろうと判断をすれば途中で追いかけるのを諦めて足を止めて、気分転換に朝のHR前に出来る仕事はしようと思い立っては生徒会室へと向かって。生徒会室へ着けば今日の分の仕事の内容をチェックしていて、相手の分の書類がまだ置いたままになっているのを見ると届けた方がいいだろうかと考えては鞄の中に仕舞い
うっす・・・、今日も相変わらず多いですね。過労死できますよ俺
(昼休み、寝る気満々だったが毎日やってることをサボる気にもなれず仕方なく職員室へと向かい顧問の先生からがっつり仕事を貰い相変わらずの多さに文句を言うが自分から始めたことなためすぐに職員室を出ると誰も人が来ないような教室に入るとそこで今日の自分の分はもちろん会長の分もばれない程度減らしておくため仕事を始めて。昼食は食べながらやると集中できないため食べておらず、基本放課後に生徒会室で簡単に何かを食べることが多く午後の授業は空腹で大変なことになるのだがいい加減慣れてきてしまっている
教室に居ないとなるとどこへ行ったのかしら…(昼休み、朝の書類を届けにやってくれば教室にはおらず、アテが外れてしまい相手を探して校内を歩いていて、しかしプライベートで関わることなど殆ど皆無であるため居場所に心当たりなどあるはずもなく、昼休みにこんなところに居る訳がないかと考えながら生徒会室のドアを開けて顔を出して。しかし、そんな思惑に反してそこに相手の姿を見つけるがまず一番に目が行ったのは横に山積みになった書類で「結城くん…?その書類は一体…?」と疑問を投げかけて
あー、なるほど。これがこうで・・・こっちがこれか。全く、毎度毎度難しい仕事だな・・・
(毎日同じ仕事をこなしているからか書類に目を通して手を加えるまでの速さがかなり速くとても慣れた様子で山積みの書類を1枚1枚減らしていき。かなり集中しているからかドアが開いた音さえも耳に入らず黙々とひたすら作業を進めて。まさか後ろに会長がいるとは思っておらず「あいつに無理させないために俺が影で支えてやるしかないからな。この程度の仕事くらいいくらでもやってやる 」相手に気が付くこともなく書類に目を通しながら聞かれてはいけないことを口にして)
結城くん!(よほど集中しているのだろう、全くこちらに気がついていない様子の相手に、自分の為にと実はずっと無茶をさせてしまっていたことに気がつかなかったことに悔しそうに拳をグッと握り締めて強い口調で名前を呼んで「何をやっているの…?私はこんなこと頼んでないわ…」と、相手が今まで一人で無茶をしていたこと、それに気がつけなかった自分に対して怒りがこみ上げて身体をブルブル震わせながらも感情的になって声を荒立てないよう静かに呟いて
・・・え?は?会長?なんでここにいるんだよ・・・。あー、これはなんといいますか
(強く名前を呼ばれてビクっと体が飛びはねたように驚くと恐る恐る後ろを向くと予想もしなかった人物がいてましてや一番見られたくない人物だったために気まずそうに後頭部をかいて。相手の体が震えてるのをみて恐らく何かを我慢してるのだろうと判断すると覚悟を決めたようにため息をつくと「確かに俺はお前に頼まれていないな。だけどこれは俺が勝手にやってることだ。表で生徒の注目を集める会長、それを裏で支える副会長・・・ってなんだかかっこよくないか?」いつもの調子を崩さずに飄々としながら小さく得意げな笑みを浮かべて述べ。
それでも…だからってあなた一人で無茶して欲しく無かった…私はそんなに頼りない会長だった?(あくまでも冷静さを保ち声を押し殺しながら想いを吐き出して、一緒に仕事をする唯一のパートナーである自分を頼りにしてくれなかったこと、自分は信頼に足る人物では無かったのだろうかという想いを抱き、寂しさを覚え眉尻を下げて
違うな、頼りになりすぎるんだよ会長は・・・。会長は責任感が強すぎて物事を全部一人で抱えこむだろ?だから俺はそんな会長の負担を軽くするためにこうやっている。お前には前だけを見て欲しいんだよ
(こうなることが予想できていたからこそ見られたくなかったのだが見られてしまった以上本当の事を話すしかないため自分の素直な気持ちを相手に伝えて。仕事の量こそ多かったが相手の事を支えてあげたいと思うと不思議と苦にならなくなり今となってはそれが当たり前のようなことになっていて。寂しそうに眉尻を下げている相手の頭に手を乗せると「会長にはそうゆう寂しい表情や辛い表情はしてほしくないわけで・・・。だから俺の憧れたいつも真面目で凛々しい会長でいてくれ」相手の頭に手を乗せたまま優しく笑みを浮かべながら述べて。思えば自分とまるで正反対の性格をしている相手にいつからか憧れていたのかもしれない、そう思うと不思議と笑みがこぼれて
そんな…そんな理屈わからない…理解したくないわよっ…(頼りにならないわけではないと相手の口から聞けて、こちらの負担を減らすための優しさなのだということも頭では理解出来たがそれでも責任感が、自分がやらなければという強い意志が邪魔をして相手の気持ちを素直に受け取ることは出来ずにいて。意固地になって相手の想いを拒絶していると不意に頭に手を置かれ、肩を小さく震わせては顔を上げて驚いたように目を見開いて相手の顔を見て「…結城くん、私はあなたを頼ってしまっていいの…?」今までずっと自分がやらなければという気持ちを胸に頑張ってきた心境に僅かながら変化があったのか少し不安そうながらも問いかけて
おう、どんどん頼ってくれ。会長は俺の上司だろ?むしろ顎でこき使うくらいがちょうどいいな
(不安そうに訪ねてくる相手に胸を張って得意気に言うと両手を相手の頭の手に乗せワシャワシャと頭を撫でて。すると昼休み終了のチャイムの音を聞いて相手の頭から両手を下ろすと机に広げていた書類を纏めて「おっと、チャイムが鳴ったから俺は行くな。んじゃ、放課後の生徒会で会いましょー」先ほどの真面目な様子はどこにいったのか瞳も気だるげで言葉も眠そうにだらーっとした感じになっていて。終わらなかった分は教室で済ませるために先に生徒会室を出ていき
ちょっ、ちょっと髪がボサボサになるじゃないっ…(頭を撫で回されると相手の言葉に答える余裕もなく、慌てて髪を手で抑えていて、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴るとここへ来た本来の目的を思い出して鞄の中から書類を取り出して「はいこれ、あなたの分の書類」忘れないように手渡して。先ほどまでの真面目な様子が嘘のようにいつものようなけだるそうな雰囲気に戻った相手の切り替えの速さに呆気にとられていて
うっし・・・、生徒会でも行きますかね。にしても眠すぎるね
(午後の授業は生徒会の書類の仕事をしていたため寝ることが出来ず眠気は溜まる一方であり欠伸をしながら放課後の生徒会室へと向かい。途中に職員室に寄り追加の仕事をもらうと鞄にしまいふらふらとした足取りで歩いて。生徒会室へと入ると会長はまだ来ておらずいつもの席に座ると「おやすみなさい」と呟くと机に突っ伏して寝始めて
よし、残り少し頑張りましょう…って、結城くんまた寝てるのね…(授業が終わり残すところ生徒会の仕事だけになり、自分を叱咤するように呟くと生徒会室のドアを開けて中へ入り、すると相手が先に来ており例の如く眠っていて小さくため息をついては自分の席に座り「私の為に頑張ってくれていたのよね…ありがとう結城くん」いつもなら叩き起こしてでも仕事をさせるところだがこれまでの頑張りを知ってしまった今ではそうも出来ず、優しげな表情向けて小さくそう告げては自分の仕事に手をつけて
ん・・・おお会長いつの間に来てたのか。あー、仕事だる。面倒くさ・・・
(人の気配が目を覚ますと案の定相手がいつの間にか来ていていつもなら起こされるはずがまったく起こされなかったことに疑問を持つが気にせずにいて。一度大きく欠伸すると適当な書類を取り「生徒会という名の雑用係でしょこれ・・・」ぶつぶつと文句を言いながら地道に作業を進めて。昼休みのことなどまるでなかったかのような態度でいて
ふぅ…、お昼休みの時の勢いはどこに行ったのかしらね(眠そうにお昼休みの時のことなど無かったかのような態度を見せる相手に呆れ顔で言って、しかしいつもよりも刺々しさが口調からは抜けていて僅かに柔らかな調子で。仕事の量に文句を言うのが聞こえれば「文句言わないの、自分で副会長に立候補したのでしょう?」確か相手は自分で好き好んでこのポジションになったのでは無かったかと記憶を辿りながら言い
んー、そうなんだけどね・・・。なんで生徒会に来たか俺でさえよく分かってないんだよな。実際俺より他のやつが副会長やったほうがいいんじゃないか?
(なぜ生徒会に入ったのか自分でもよく分かっておらず、多少後悔しながらも文句を述べて。実際面倒くさがり屋な自分より他の真面目な生徒のほうが仕事は捗りそうなのは事実であり他の先生方や友人たちからも生徒会は似合わないと言われ続けていて。実際書類はほとんど終わっていてやることはほとんどないのだが「会長も俺より他のやつと組んだほうが良かっただろ?」机に突っ伏しながらだるそうに述べて
ふふ、何よそれ。でも私は今のままでいいと思うわ、確かにあなたは不真面目だしサボリ癖はあるけれど…私のこと考えてくれていたあなたには感謝してるもの(今更になって自分でも何故ここに居るのかわからないだなんて爆弾発言を聞けば思わず笑いが零れてしまい、他に相応しい人間が居るのではないかという少し後ろ向きともとれる発言に、文句は言ってこそいるが他の誰かが目の前のその席に座っている光景は何故か想像出来ず、何だかんだやれば出来る目の前の相手に期待をしているのかもしれないと自分なりに考えては納得していて
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