story...
高校3年の夏に親友と思っていた人物に同性愛者だとクラスメイトにバラされた過去を持ち人を信じられなくなったAは県外の大学に通う2年生。
人を寄せ付けないようにして過ごすAだったが、ある日大学の廊下に貼られた1枚の写真を目にして立ち止まる。美しい青空とそれを映す小道の水溜まりで青に染まる世界、その道の傍らに儚げに咲く一輪の小さく真白な花。それを見て思わず涙がAの頬を伝う。
「俺の写した青、そんなに気に入ってくれるなんて嬉しいよ」
我にかえったAが涙を袖で拭きながら振り向いた先には優しい微笑みをたたえたBがいて。 写真の青のようにすべてを包みこむような雰囲気を持つB。Aは一瞬にしてその真白な心を奪われた...
そんな切なくも穏やかなある真夏日の出会い。
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