匿名 2014-06-26 22:25:02 |
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…はは。何や、両思いやったんや俺ら(今度はしっかりとストレートに告げられた言葉に目細めて柔らかく笑み、やはりこうして馬鹿正直に真っ正面からぶつかって来てくれるのは彼の良いところだと改めて思い直し。脱力したように相手の肩に額乗せて凭れ掛かりながらそれでも絡まった指だけには強く力込めれば"俺もアンタが、謙也さんが好きです"と緊張気味に少し掠れた声でずっと伝えたかった言葉を口に出し)
まさか財前が俺ん事好きやったとはな。片想いのまま終わると思っとっからめっちゃ嬉しいわ(いつものクールで毒舌な相手とは一転、余裕無さげで素直な態度に一瞬目を丸めるも相手の新しい面を見られたのだと考え直すと普段との差に表情を弛め。お互いに好き合っているの分かってからとは言え素直に好意を伝えるのが苦手そうな相手が好きと言ってくれた、その気持ちを汲み取り指に力を込め返しては空いている片腕で抱き締め“俺は愛しとるで”と対抗するかの様に耳元で囁き)
…ようそんな恥ずかしいこと言えますね(耳元に囁かれる甘い響きに思わず此方が恥ずかしくなってしまうと相手から少し離れて茶化すような口調で、しかし緩んだ表情はそのままに言ってやれば不意に相手の頬に触れ親指でゆっくりと目の下を撫で"今さらドッキリとか言い出したらほんまに殴るで"とそんな冗談を何より嫌っている彼の事をよく知ってか言葉とは裏腹に優しく言い)
そんな質悪い、絶対笑えんて分かる嘘は言わん主義やで(冗談で言っていると分かる口調で言われては信用されていないと悲しむ道理も怒る道理も無く相手の愛情表現の一種として受け取り、いつもの笑顔で堂々と言っては相手の手を優しく握り親指の先に触れるだけのキスをして“財前”と柔らかい声で小さく名を呼んでは目を瞑り相手の胸元に額を押し付け)
うん、何ですか(初めて触れた指先への唇の感触に締め付けられる程の胸の高鳴りを覚えるもそれを悟られないようにと心地よく耳に入ってくる自身の名を呼ぶ声に出来るだけ普段通りの返答し。目の前のキラキラと輝く大好きな金色に先ほどの相手同様、つむじあたりに柔らかく唇落としてから今さらながら遅れてやってきた安堵にひとつ小さく息つき)
呼んでみただけや(つむじに感じた温かさに目を開き体を揺らして反応し、左手をそっとつむじに置いては自分からするのとはまた別の照れに無意識に頬を赤らめつつ相手に見られないのを良い事にだらしない程に破顔して。一つ了承を得たい事があったのだがこの間柄となれば必要ないだろうと考え直し手を下ろすと同時にからかう様に言っては顔を上げ掠れた音を立てて息を吸い込むと“光”と目尻を下げて先程了承を得ようとした事、名前呼びをして)
…これからそう呼んで下さい(突然に呼ばれた名前に驚いた表情見せるもすぐに嬉しそうに口元緩めて相手の頬を両手で包み込めばどこまでも自分のツボをついてくる相手にどうしようもない愛おしさを覚え"ちゃんと口にキスしてもええですか"と頭で考えるより先に口に出して真っ直ぐに目を見つめ)
…え、ええ、で?(てらいなく告げられた言葉に頭を真っ白にし意味もなく数度瞬きするも相手の言葉を理解すれば途端に顔を紅潮させ顔を逸らせないため忙しなく目を泳がせ。漸くしっかり相手を見ると躊躇いの無い様子に尊敬すると共に好きだという気持ちを再認識し恥ずかしそうに途切れ途切れに返事をしては目を瞑り緊張のせいか唇を引き締めた状態で構え)
緊張しすぎっスわ(思っていた通り返ってきた反応に満足そうに目を細めて笑うと"おおきに"と小さく呟いて相手の初めて見る顔を忘れないようにとしっかりと目の奥に焼き付けるように暫く見つめ。しかしそれも我慢ならないとすぐに距離詰めて自身もゆっくり目を伏せれば緊張にかたく結ばれた唇にひとつ、優しく触れるだけのキスをして)
んっ…(煩い、と言い返す間もなく触れた唇に目を閉じていたため相手の動きを把握出来なかったせいか大袈裟なまでに肩を揺らして鼻から抜けた様な声を出し。好奇心や興味から薄く目を開けると視界を埋め尽くす至近距離に顔がありそれを見ると湧き上がる衝動を抑える事など出来るはずもなく、口元の力を抜き笑みを形作ると自ら唇を強く押し付けて)
…謙也さん、(求められるように押し付けられる唇を嬉しく思い少しの隙間から名前呼んでは相手の髪に指通してゆっくりと梳きながら重なったままの下唇を柔く噛んでから少し遠慮気味にそのあとを舌でなぞり。いつの間にか昼休み終了を告げるチャイムが鳴り響くのを遠い意識で耳にするも関係無いとばかりに聞き流して行為を止める気配は見せず)
(/暫く来ておらず申し訳御座いません。まだいらっしゃいますでしょうか?いらっしゃるのであればレス返したいと思っているのですが…。)
…何や?(チャイムの音にここが校内であるという現実に意識を引き戻されるもそれも一瞬の事でそれ以降は意に介さず相手の首に柔らかく両腕を回してはうっとりと目を細めて。行為の妨げにならぬ様最低限の唇の動きで返事をし絡ませてみようかとその隙間から舌先を覗かせたが羞恥には勝てず相手の舌に軽く触れさせるだけに止め)
…呼んだだけ(律儀に反応してくれる相手に静かに笑い言えば触れた舌に少し驚いたように、しかし直ぐに応えるように絡めとって軽く吸い。それから暫く相手の口内をじっくりと味わうと少し惜し気にわざとらしく音を鳴らして唇離しじっと目を見つめ"教室、帰ります?"と口先では一応そう聞いて見せるも帰す気など更々ないと両腕はしっかり腰に回したままで)
帰ると思っとるんか?(余韻を楽しむ様に相手の問いに答えず首に絡めた腕に力を込めつつ必然的に荒くなった息を整えて。数秒間そうした後に腕を離しそのまま相手の手に添えてはククッと小さく喉を鳴らして笑いどうせ今から行っても間に合わないだろうし、何より相手と離れたくないと否定を返すもふと思い付き“帰るとしたら家に帰るっちゅー話や”と誘う様に言ってはウインクを一つ)
ほんならええんです(答えを聞き安心したように微笑めば真面目な相手が自分のために授業をサボってくれている事実に沸々と優越感を感じつつ先程とは全く違う、触れるだけの随分と可愛らしい口付けを首もとに繰り返してから"…中々可愛らしい反応してくれますよね、謙也さん"と顔上げ優しく頬撫でながら目を細めて笑い)
……こんなんしても可愛えと思う?(男であるが故に本来女に掛けるべき言葉を使われた事に頬を膨らませて喉奥で低く唸り、口で抗議する代わりに左耳下段のピアスを軽く引っ張って。しかし触れた箇所から伝わる愛情から悪意は更々無いと理解しており、何より相手が自分を好いているからこその言葉と確信しているためピアスを摘まんだ手を小刻みに動かしつつ試す様に言い)
そんなん聞いてくるところが可愛えと思いますよ(相手の考えている事に気が付いたのかわざとらしく可愛いと立て続けに言葉にすればピアスに触れる相手の手に自身の手重ねて耳から少し離すとその手のひらに見せつけるように唇押しあてて様子を伺うように挑発的な笑み浮かべ視線送り)
……自分、変わりもんやなぁ(予想とは違い行動では無く発言に対して言われた事に口を半開きにして瞬きし、抵抗どころか指一本動かす間も無く行われる動作に思考が着いて行かず掌への温かい感触に唇に視線を向けては、未だ予想外な行為や言動に頭の中の整理が付かずとりあえずそう一言だけ絞り出して)
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