ボカロ歌詞

★チルドレンレコード★

白いイヤホンを耳に当て
少しニヤッとして合図する
しみ込んだこの温度が
ドアをノックした瞬間に溢れそうになるよ
「まだ見えない？」
目を凝らして臨む争奪戦
あの日躊躇した脳裏から
「今だ、とりもどせ」とコードが鳴り出しそう

愛しくて、つらくて、世界を嫌ったヒトの
酷く理不尽な構成
肯定していちゃ　未来は生み出せない

少年少女前を向く
暮れる炎天さえ希望論だって
「ツレモドセ」「ツレモドセ」
三日月が赤く燃え上がる

さあさあコードを０で刻め
想像力の外側の世界へ
オーバーな空想戦線へ


「お先にどうぞ」って舌をだす
余裕ぶった無邪気な目
「ほら出番だ」パスワードで
目を覚ましたじゃじゃ馬はとまらない
もう夜が深くなる
「オコサマ」なら燃える延長戦
逆境ぐあいがクールだろ
寝れないね、まだまだ。
ほら早く！早く！

イン・テンポで視線を合わせて
ハイタッチでビートが鳴り出せば
考えてちゃおそいでしょう？
ほらのっかてこうぜ

ワンコードで視線をあわせて
ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば
冗談じゃない
見えるはず
そのハイエンドの風景の隙間に

さあ、どうだい？この暑さも
すれ違いそうになった価値観も
「悪くないかな」
目を開き、手を取り合ったら
案外チープな言葉も
「合言葉だ」って言い合える
少しだけ前を向ける

少年少女前を向く
揺れる炎天すら希望論だって

思い出し、口に出す
不可思議な出会いと別れを
「ねえねえ、突飛な世界のこと
散々だって笑いとばせたんだ」
合図が終わる

少年少女、前を向く
眩む炎天すら希望論だって
「ツカミトレ」と
赤く燃え上がる

さあさあ、コールだ最後にしよう
最善策はその目を見開いた

オーバーな空想戦線
感情性のメビウスの先へ

★天ノ弱★
僕がずっと前から
思ってることを話そうか
友達に戻れたら
これ以上はもう望まないさ
きみがそれでいいなら
僕だってそれで構わないさ
嘘つきの僕が吐いた
反対言葉の愛のうた

今日はこっちの地方は
どしゃぶりの晴天でした
昨日もずっと暇で
一日満喫してました
別に君のことなんて考えてなんかいないさ
いやでも、ちょっと本当は
考えてたかもなんて

メリーゴーランドみたいに回る
僕の頭の中はもうぐるぐるさ

この両手からこぼれそうなほど
君にもらった愛をどこにすてよう？
限りのある消耗品なんて
僕はいらないよ


僕がずっと前から
思ってることを話そうか
姿はみえないのに
言葉だけみえちゃってるんだ
僕がしらないことがあるだけで
気が狂いそうだ
ぶら下がった感情が
きれいなのか？きたないのか？
僕にはまだわからず
すてるあてもないんだ
言葉の裏の裏が
みえるまでまつからさ
待つくらいならいいじゃないか

進む君と　止まった僕の
縮まらない隙を何でうめよう？
まだ素直に言葉にできない僕は
天性の弱虫さ

この両手からこぼれそうなほど
君に渡す愛を
誰に譲ろう？
そんなんどこにも
あてがあるわけないだろ
まだまつよ　　もういいかい？

いいよね！