リヴァイ 2014-06-25 10:24:57 |
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…どっちなんだ、馬鹿…。(どうにか己をコントロールし解放したというのに、嫌だとしがみつかれれば鼓動が跳ねて。困惑したように言葉を吐き出した後、一度は下ろした腕を再び相手の背と後頭部に回し)
自分を抑える事に必死で、不覚にもお前のミスには気付かなかった…笑えねぇな。(情けなさを表すよう悔しげに呟くも、抱えた温もりに相手の存在を感じているせいか、声色に柔らかさも垣間見え)
温かいですね、兵長って…(離れずに居てくれる相手の体温を間近で感じ、思わず背中に手を回すとホッとしたように呟き)確か、二回間違えたような気がします(ぎこちなく手を回したのはいいが、我に返ると慌てて手を離し)
__すみません!調子に乗りましたね、すみません…
それはお前もだろうが…。抱き心地も悪くない。(伝わる体温に安堵している自分がいて、思わず本音が零れ)
なんだ、さっきから落ち着きねぇな…。多少調子に乗ろうが、ここでは許す。(しがみついたり慌てて手を離したりと忙しい相手に対し眉間に皺を寄せるも、腕に収めたまま未だ解放せず)
返事が遅くなって悪かったな。
了解だ、俺も向かう。
抱き心地って…もう…恥ずかしいですよ(己の顔を両手で覆い隠し)あの、あちらにアルミンも帰って来たのですが、このまま私は此処に居てもいいのでしょうか?(相手の腕の中に収まったまま、顔を覆っていた手を離し、不安そうに見つめながら質問し)
お前は一々──…、(可愛らしい照れ方がその都度新鮮でつい口にしかけるも、不安そうに見つめてくる相手と視線がぶつかれば言葉が途切れ)
…それはどういう意味だ。向こうと此処を使い分ければいい話だと思うが……此処に居づらいという意味か?(話しやすいように少し腕を緩めては、相手の心境を訊ねて)
いえ…居づらくは無いです!ただ、行き来する事になるので兵長にご面倒お掛けしませんか?私は_…彼方でお会い出来るだけでも幸せです(緩まる腕に気付くと、そっと相手の腕を掴み)……こうして触れられなくなるのは、やっぱり辛いですが(つい本音を漏らしてしまい、ハッとし照れ臭そうに笑い)すみません!また、どっちなんだって言われてしまいますね。
またお前の悪い癖が出たな…。(複雑そうに小さく溜め息をつき)
俺がお前に会う為に此処へ足を運ぶ事が苦になるわけねぇだろうが。だったら…お前が来ちゃいねぇかと、必要以上に様子を見に来る俺は何だ。
この発言はこれで何度目になるかわからねぇが…お前は周囲に気を遣いすぎる。お前のその優しさは嫌いじゃない。実際、お前の心配りに何度も感心させられて来たからな…。だが、そのせいでお前の本心が見えにくい事もある。だから…今みたいに、たまにでも本音を聞かせろ。 (真っ直ぐに見つめながら願えば、もう一度そっと抱き寄せて)…わかったな。
悪い癖…ですか。そうですね、私の事で色々ありましたから、なんだか変に気を使い過ぎてしまいます。いけませんね(眉を下げ申し訳なさそうに微笑むも、見つめられじっと相手の話を聞き入り。抱き寄せられると、相手の胸元に顔を埋めるように凭れ、小さな声でポツリと答え)_…本音なんて言ってしまったら、止まらなくなりますよ。
お前の言い分も分からなくねぇが…気遣ってばかりも疲れるだろう。此処では肩の力を抜いていろ。(後頭部に回した手で、柔らかな髪の感触を楽しむようにゆっくりと撫でながら述べ)
今までのお前の本音は…俺にとって嬉しいものばかりだった。(緩やかに手を止めると、髪にそっと頬を寄せながら静かに告げて)
___…あの、兵…長、近すぎますよ(髪に相手の頬が触れると硬直してしまい、自分でも顔が真っ赤になるのが分かり、恥ずかしさからギュッと目を瞑り)こんなに近いと緊張してしまって、余計に肩に力が入ります…(目線だけを相手の方に向けようとそっと瞼を開け)
─…バカ言え、これでも抑えてる。(より間近に相手の存在を感じれば、髪に頬を寄せたまま瞳を閉じて呟き)
これ以上されて困るならスミスを呼んでこい。奴の攻撃は暴走の歯止めくらいにはなる。(目を開けると、この状況的には難題である事を割と真面目に吹っ掛けて)
__暴走って、そんな…兵長がですか?まさか…あり得ませんよ そんな事(硬直したままでいたが、スミスの名前を出され、暴走などと意外な事を口にする相手に思わず口元を手で隠しクスクスと笑ってしまい)
普段なら、な。だが、お前に関しては分からねぇぞ。極力我慢はするが……危険を感じた時はスミスでもクチクでも使え。(本気にしていないらしい相手を前に、益々自制心が必要だと感じ。もう少し触れていたい思いを振り払うように相手をそっと解放すれば、眼差しを少し和らげて)─…そうしてお前が笑っていると安心する。辛そうな顔ばかりさせちまっていたからな…。
ーそんなの…私もですよ。こうして兵長に触れられて、もっとそばに居たいと思ってしまいますし、もっと…触れて欲しいなとか、思ってしまったりもしますし…
兵長こそ、私が我儘になる前にスミスかクチク連れて来た方がいいですよ?(少し首を傾け試すように問い掛けると、まるで自分のせいで辛い顔をさせたとでも言うような相手に申し訳なく思い一瞬表情を曇らせてしまうが、柔らかい表情を見せては相手の頬を人差し指でちょんと触れ)兵長のせいではないです。そんな事、仰らないで下さい…抓りますよ?ほっぺ。
──…その言葉、嘘じゃねぇな。取り消すなら今のうちだぞ。(向けられた言葉にぴくりと僅かに反応しては、頬に触れてくる指を手ごと掴んで。己とそう大差無い高さにある相手の瞳を捕らえれば、目を細めて再確認し)
嘘なんかじゃありません…(手を掴まれ肩をピクリと動かし、相手と目があうと鼓動が高鳴りサッと目を逸らし)…兵長が思う以上に私は__…兵長が好きです。
ペトラ…。(相手の唇から溢れた言葉に細めた瞳が揺れ、掴んだままの手にきゅっと自然と力がこもり。相手の視線が逸らされても見つめたまま偽りない感情を紡ぎ)─…俺もお前が好きだ。
__…私の言う好きは、上司としてお慕いしている…って意味ではないですよ?ですので、あの…兵長が仰る好きとは意味が異なります(思いがけない言葉に一瞬驚くが恐らくは部下としてだろうと思い、視線を感じつつも逸らしたまま苦笑いし)勿論!尊敬もしていますし、上司として慕っているのも事実なのですが。
何も違わねぇよ…。(ここまで来て未だに誤解されている事にじれったさを感じたのか、なかなか視線が合わない相手の顎に手を添えると顔を近付け唇を重ねて。暫しの後そっと離せば、至近距離で見つめたまま問い) ─…こういう事だろう?
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