星が降る眠れない夜に…

あれ？
これから仕事か？

…って、どんだけ自惚れだよ。
ばぁーか。
ふは、
ま、体調良くなって安心したよ。

…なぁ？
必要じゃなくなる時が来なかったらどーすんの？

あぁ｡

俺だから仕方ない。
あぁ｡
ありがとな｡

そん時はそん時だ。

そ、
無理すんなよ。病み上がり。

つか、あんたが俺を好きなんだろ。
…ぶはっ、これ無理だわ。
はっず…。
あんた、すげぇわ。

ふぅん。
どっちが先に消えるかな？
なーんて、

いってらっさい。

おう｡

それは無いわ｡←
ガキだな-｡
これぐらいは言えないとな｡

…さあ？
どっちだろうな。

行ってくる｡

なーんか、あんたって無理してそう。

うっせ。
無いのわかってっから言えたんだ。
あんなでも言えただけ、褒めろ。←

ん、ま、
今いりゃいいや。

ふ、
早く帰って来ーいよ。

無理なんてしねぇよ｡
…な-んか､似てるんだよな､彼奴に｡

なる程な｡
お-凄い凄い｡(頭撫で

そうそう。
先の事なんざ今考える事じゃない。

悪ぃ｡
普通に朝方になった。

ふぅん…？
ま、無理してないってなら信じとくか。
なん？例の大切な奴？←

くっ…。
明らかに、おちょくってるよな？(むすっ

そうだな。
考えるだけむーだ。

遅ぇよ。

あぁ｡
信じとけ｡
大切な奴だった｡
今は只の…友人?兄弟?…他人?

いや､俺なりに無い心を振り絞って褒めてるつもりだが？

そうそう｡
今を楽しめばいいんだよ｡

悪ぃ｡
…って何で起きてんだよ｡

仕方なし、信じてやるよ。
ふぅん。複雑そ…(そっと髪撫で

ぷっ…ちょ、
あれ、本気で褒めてたのかよ…。
あんな棒読み半端無いので…(笑

ん。楽しい。

んー？
…待ってた？←

おう｡
…まあな｡(相手の手を払い､顔を背け

笑うな｡
仕方ないだろ？
貶す事は得意だが褒める事は苦手なんだ｡

俺といて楽しい？
マジ変わってんな｡

寝ろよ馬鹿｡

ふは、どした？
なんか今日は子供っぽいのな？

貶すの得意とか威張れることじゃねぇし。
苦手なのに、褒めてくれたんだ？
有難さん(笑

俺のことほっとけない、
変わり者に言われたくねぇよ。

はは、寝かしつーけて。←

…今日すっげぇ疲れたから脳が幼くなってんのかも｡←

まあな｡
俺優しいから｡
おう｡

俺は捨て犬とか猫に弱いんだよ｡

断る｡
…あ､二度と起きてこないようにならしてやるが？

もう帰ってこれたのか？
お疲れさん。

はいはい。
優しくって涙出そう。←

俺は誰にも捨てられてねぇぞ

殺人はやめとけ。
そんな価値ねぇし。
ちょっとは寝たから、そのうちまた寝るだろ。

あぁ｡
サンキュー｡

おい､今流したな｡
泣け泣け｡

じゃ､野良？

冗談に決まってんだろ。
それとお前に価値はあるよ｡
ならいいけど｡

ん。おかえり。

あ？当然←
ちょっと待て、今目薬点すから。

人間様だ。

ふは、わかってるよ。
価値…ねぇ…はは、
心配してくれて有難な。

ただいま-｡

…傷ついた-｡
おい｡泣けないなら泣かしてやろうか？

様はいらねぇな｡

価値の無い人間とは話さないから｡
俺は今まで生きてきて価値の無い人間に会ってきた事はない｡
みんなそれぞれ存在意義がある俺の大切な人達｡
もちろんお前も。
おう｡

ん。

悪ぃ(笑
えー？
俺、泣くなら嬉し泣きがいいんだけど？

いるわ。

…ばーか。
…うん。

許さね-｡
嬉し泣きねぇ…｡
無理だな｡

俺より偉いとかムカつくからダメ｡

馬鹿じゃねぇし-｡

優しいんだろ？
許せって。
じゃ、泣かすの諦めて。

いや、あんたより俺のが上だろ？
最初から存在として。←

ふふ、馬鹿だよ。
すんげぇ、馬鹿。

優しいけど､お前には優しくしねぇ｡
ヤダね｡
え-｡

いや､俺だから｡
全ての上に立たないと気が済まねぇの｡
だから譲れ｡

馬鹿連呼すんな｡