。 2014-06-11 20:36:44 |
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(/了解でございます!)
__...嗚呼。俺の前に姿を見せるな。 (違う、違う。言いたいのはこんな事じゃない。所詮そんなのは心の中で消えていって、口からは思ってもいない言葉が零れていく。少しで良いから否定して、そう思っても俯く彼の口から発されるのは思った以上に小さく、消え入りそうだった。其れが何処かで見たことがある風景な気がして背中を冷や汗が伝う。刹那、相手と目を合わせず少し震えた声で上記を述べる。こんなの本心じゃない。気付いてくれ。そう言葉に出せずに思っては少し俯いて。
( では本体はドロンさせていただきます ! )
__...解りました。..僕が、先輩の傍に居て御免なさい..。
( 彼に迷惑が掛かるのなら彼の前から消えるしか無いじゃないか。行く家も無いし、どうしたら良いんだろう。何て考えながら彼の言葉に上記を述べては頭を深く下げて謝り鞄をぎゅ、と握り締めて「__..御免なさい..。迷惑掛けて御免なさい。僕何かが、先輩の傍に居て御免なさい。」と俯いて前記をぽつり、と述べては鞄を胸の前で抱えてリビングから飛び出して自分の部屋に行き鍵を掛けて。_学校、明日は休もうかな。彼が学校に行った時に荷物纏めて出て行こう。何て決めればふ、と微かに息を吐き出して扉の前に力なく座り込み膝に顔を埋めて。「__..嫌われてないと思ってたんだけどな..僕は。」何てぽつり、と小さく述べては泣きそうになるのを堪える様に目を閉じて。 )
っ…_最ッ悪だ…俺…(相手から発されたのはやはり謝る声。俯いていればぽつり、ぽつりと増えていく言葉に唇を噛みしめる。突如ドアが音を立て、見なくても彼が出て行ったんだと感じた。只々相手が心配だっただけなのに、どうしてこうなった?初めて見た彼の泣きそうな顔が脳内でフラッシュバックする。一人ソファの上で膝抱え顔を膝に埋めれば髪をぐしゃりと握り上記を述べて。そうか、今見た風景は、自分の子供の時とそっくり其の儘なのだ。母親が俺で、俺が遙だ。俺はもう、嫌われてしまったな、なんてことを思っては「くっそ…ッ」と声を零していて
( 夜。未だに扉の前から動かずぼー、としたままで。何かをしようとは思わない。只、此の場から動きたく無くて。疲れたな。楽になれる方法は有るだろうか。嗚呼、自殺?何て考えながらふ、と微かに息を吐き出しては無意識に出てきた涙に驚いた様に目を見開いて涙を拭おうと目を擦り。嗚呼、涙何て流したらウザがられる。でも、今だけは、良いよね。何て思いながら泣き声は一切出さず抑えて。_数分すれば泣き疲れたのか其のまま扉に凭れ掛かりながら夜ご飯も食べずに寝てしまい。 )
_…は、るか…(目が覚めたら朝だった。どうやら寝てしまっていたらしい。起きて見ればどうやら何か魘されていた様で、拳を握った痕が着いて居た。其れにしても、今日の朝御飯はどうしようか、遙は朝少ないからパンに_と、考えていた刹那記憶が巻き戻る。嗚呼、そうか。俺は昨日遙に嫌われたんだった。嫌な気分が振り返せばまた苦い顔をして、洗面所で朝の用意を整え何時も通り制服を着る。学校行こ…と思うものの、何を思ったか相手が分かり易い様に机の上に食パンの入った袋だけ置いて、スクバをリュックの様に背負うと何も言わず家から出た。
(/遅くなり申し訳ありません‼︎)
( 大丈夫ですよー!気にしないで下さいね。 )
( 目が覚めれば朝。嗚呼、もう朝か。ゆっくりと痛む身体を持ち上げては涙の跡に気付けば慌てて拭き。鍵を外して部屋から出れば彼は学校に行っているのか静かな部屋で。ふ、と微かに息を吐き出してはリビングに行けばテーブルの上に置いてある食パンの袋を見ては直ぐに目を逸らして再度部屋に戻り取り敢えず彼が帰って来るまでに家を出ようと考えながら部屋の自分の服等をスーツケースに入れていき。_出て行きたくないな。何て考えながら彼に手紙でも置いておこうと簡単に書いて。"迷惑になるので僕は出て行きます。..今まで有り難う御座いました。"と書けばリビングのテーブルに置いて軽く頭を掻いてふ、と微かに息を吐き出して。「__..行く宛は無いけど、出て行こう。」と小さく呟けば荷物を全て持ちゆっくりと家を出て鍵を閉めて。スーツケースを引っ張りながら彼の家から数分離れた場所の公園に辿り着けばベンチに腰掛けぼー、として。 )
…ど-いうことだよ、此れ。(学校でも、彼奴が気になって仕方なかった。試しに彼のクラスに出向いて人を捕まえ聞いてみても”来てないんじゃないすか…多分”と、曖昧な返事ばかりだった。結局苛ついていた為友達と授業を更けて3時間目頃に校門を出て、コンビニで話した後別れ家に戻った。外にはぱらぱらと雨が降って来ていて、あまり良い予感はしなかったのだが、どうやら的中したらしい。机の上に置かれたメモ。覗き込めば一瞬訳が解らず思考がフリ-ズする。堪らず彼の部屋へと走れば勢い良くドアを開ける。_何も無かった。只あるのはベッドと机で、彼が来る前と変わらない風景だった。立ち尽くし上記をぽつりと述べれば、思わず壁に寄り掛かって。「今日さ…謝ろうと思ってたんだよ、嫌われる事しちゃった俺だけどさ、謝ろうと…思ってたんだよ…」と震える声で呟けば、壁にへたり込み膝を抱えて。其の儘少し経ち雨が強まった音を聞けばぴくりとし立ち上がって、何も持たずに制服の侭外へ飛び出して。相手は何処にいる?謝らなきゃ。風邪を引いてしまう。遙、遙。と、只々必死に相手を探していて。
__...さむ..。
( 何時間経ったか解らないが只雨が強くなってる事だけ解る。只其だけ。彼は今頃学校で授業を受けているのだろうか。其ならまだあのメモには気づいてないよな。気付いて欲しいとは思わないけど。何て考えながらふ、と微かに息を吐き出しては身体を丸め膝を抱え込む様な格好になり上記をぽつり、と小さく呟いて。此は絶対風邪引くかも知れない。「__..凍死、するなら今が良いな。」何て縁起でも無い言葉をぽつり、と小さく呟いて。寒さで震える身体を抑え込む様に膝を抱え込んで瞳を軽く閉じて。寒いな、雨降ってるし此の公園解りにくいし誰も気付いてくれないだろう。気付かなくても別に良いけど。何て考えながら膝に顔を置いて小さく息を吐き出して。 )
(/申し訳ありませんァァァァァ←
遅れましたすみません‼︎)
…何処行ったんだよ…(依然雨は弱くならず降りしきっている。彼が何処か屋内にいることを願いつつも、外を探す足は止めなかった。コンビニ、図書館、相手が行きそうな処は回った。_もしかしたら、もうこの街には居ないかもしれない、もう会えないかもしれない。駅前を通ってから、ふと思ってしまった。そんな考えを打ち消す様に頭を振ってまた探すも相手の姿は見つからず人通りの少ない道に差し掛かった。途端、小さな咳が出た。しかも、立て続けに、だ。喘息の症状だ、間違いなかった。何時も持ち歩いている薬はスクバの中、否家。時間が無い、そう思っては通りを抜けて小学校や公園などがある静かな団地街に歩いていて。
( 大丈夫ですよ^^ )
__...寒ィ、寒ィ..。
( ぽつり、ぽつりと上記を述べてはガタガタと震える身体を何とかして暖めようと身体を丸めて。雨が止んでも寒いだろうな。其に人が来なさそうな公園だ、誰も助けてくれねェ、1人だ。嗚呼、また1人か。慣れてるんだ、1人になることは。何て呑気に考えながらガタガタと震える身体を押さえる様に顔も下に下げて。嗚呼、もう。此も僕自身の天罰何だろうか。ふ、と微かに息を吐き出して。「__...先輩。」ぽつり、と呟いてしまった言葉に眉を寄せて。先輩が探しに来る訳無いだろう、先輩は僕が嫌いだから探しには来ない。そうやって考えていると頭が段々と痛くなる、ガンガンと。嗚呼、疲れたし、しんどいな。何て考えながらガタガタと震える身体を暖めようとしていた身体をゆっくりと離して其のままベンチに寝転がり丸まって。こうした方が良いかも、何て考えるがあまり変わらない。ふ、と微かに息を吐き出してゆっくりと瞳を閉じ。 )
は…る…?(アパート街を歩いていれば、人目のつかない場にぽつりと公園を見つけた。通り過ぎようと中を見るとベンチの人影が目についた。目を凝らす。輪郭がはっきりとする度に信じられない様に目を見開く。其の儘ゆっくりと上記述べればベンチに駆け寄ろうとするも、ふと足を止める。行って良いのだろうか、俺は、遙に嫌われているのに。突き放されたり、しないだろうか。そんなことを考えてしまって、動きが止まる。
( 嗚呼、早く止んでくれないだろうか。寒すぎて、寒すぎて凍死しそうだ。ガタガタと震える身体を押さえる様に丸まっては瞳を閉じては段々と眠くなってくる。頭が痛い、ガンガンと何かで殴られてる様な感じがして。嗚呼、怖い。咄嗟に思ってしまった言葉。1人は慣れっこだけど、其以上に怖いと思う。何て考えながらふ、と微かに息を吐き出して瞳を閉じたまま動かず其のままの状態で。「__...死んだ人はこんな風に1人で亡くなるんだろうか..。悲しい、な。」ぽつり、ぽつり、と一人言の様に前記を述べて。1人でも怖くないから。1人でも寂しくないから。何時も1人だったから。瞼を閉じたまま考え込んで。 )
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