クソマリモ×エロガッパ【bl/非募】

それを言うなら他の奴らだって同じだろうが、ったく。
(働かざる者食うべからず、それを言われてしまえば言い返せない半面他の船員にも当てはまるだろうと悪態つきながらも、内心は2人で買い物もたまには悪くないと思っているらしく結局は言われた通りついていき)

.. 俺だってどーせならナミさんやロビンちゃんと行きてェんだよ
(本当はそんな事欠片も思ってない 。だが至極億劫そうに欠伸している相手に本心を伝えられる訳もなく 、｢でもレディにゃ荷物持たせらんねぇだろ｣なんて託けて)

あーそうかよ。
(相手が女にしか興味がない、それは分かっているつもりだったが改めて言葉にされると少し胸が痛んで。どこか苛立った口調で相手に投げやりに告げてしまう。苛立ちが伝わったろうか？もしそうなら昼寝から起こされたからだということにしようと言い訳まで考えて)

.. あぁ 。
(何処か苛立った様な言葉の調子に そこまで一緒に出かけるのが嫌なのかと少し眉根寄せて小さく溜め息吐き 。相手の考えている事など露知らず 、口を閉ざして少し先を早足で歩いて 。)

んで？付き合ってやってんだから酒ぐれぇ買ってくれんだろうな？
(何と無く重苦しくなった空気を感じ、理由は分からないまでもその空気を払拭しようと此方から話題を振り。頭の後ろで手を組みながら街中を見回して)

あー ？ .. まぁ迷子にならずについてこれたら帰りに酒屋寄ってやるよ
(きょろきょろしている相手を不安げに見やる 。こんな調子ではいつまでかかるか分からないからと自分の中で理由付けしては相手の袖引いて歩き 。 )

…あのな、ガキか俺は。
(迷子にならずについてこれたらという条件にご褒美に玩具を買ってもらう子どものようだと感じ。袖を引く相手の手に驚きドキリとするもそんなのを感じ取られてたまるかと頭を振り、いつもの調子を装って上記をツッコみ)

違ぇよ 、ガキ以下だ 。
(手を振り払われなかった事に少し安堵し 、けれどそれを表情に出さない様に空き手で軽く自分の頬つねって 。そうこうしてるうちに目的の店に着き 、袖を掴んでいた手を迷いながらも離して籠を渡し)

あん？バカにしてんのか、コラ？
(いつもの調子で喧嘩腰で話すことでしか高鳴った鼓動を誤魔化す術はなく。籠を手渡され文句を言いながらもそれを持ち、食材を見ている様子の相手に気付かれないように先程掴まれていた袖口を名残惜しそうに瞳を細めて見)

馬鹿にするも何も最初から馬鹿だろうが
(軽口を叩きながらもてきぱきと食材を選ぶ 。そういや夕飯どうすっかな 、と相手を振り返って 。｢.. 何してんだマリモ｣と不機嫌なのか何なのかよく分からないが目を細めて視線を落としている相手に首を傾げ 。)

あ？…いや、何でもねぇ。
(声を掛けられれてようやく自分が切なげに掴まれていた箇所を眺めていたことを自覚し。何女々しいことしてんだ俺は、と自分を律して慌てて視線を袖から外し首を横に振り)

？..まぁ良いや 、夕飯決めてねぇんだけど 何か食いてーモンあるか？
(訝しむように眉根寄せて見つめるも 、答えそうにない相手に話を戻して 。何を見ていたんだろうか 。内心でそんな事を考えながら目線を落とすと目に入ったのは腕まくりした相手の腕で 。)

あ、あぁ…そうだな、酒に合うもんなら何でもいい。
…刺身とかいいんじゃねぇか？
(特にそれ以上追求されなさそうな様子に安堵して。食いたい物はと聞かれればとりあえず酒に合うツマミがいいと答えるも、それだけでは結論は出にくいかと思い直してたまには参考になることをと刺身と答えてみて)

んー ..よし 、そうするか 。ナミさん達にゃ手鞠寿司にでもしてあげようかな
(何をしていたのかいくら考えても分かりそうにないので諦め 。たまには相手の意見を聞いてやっても良いだろうと上記述べながら鮮魚コーナーへ)

おっ、海王類の肉まであんじゃねぇか。
ルフィの奴が喜びそうだな。
(生鮮コーナーへと足を運べばそこにはかなりの種類の魚が並んでおり。中には海王類の肉まであり、船長が喜ぶ顔が今から目に浮かんでニィと口角上げ「買ってってやろうぜ？」と)

海王類って ..漁師も大変だな
(品揃えの豊富さに感嘆を吐き 。相手の言葉にほんの一瞬顔を顰めながらも｢そうだな｣と首肯いて 、少し悩んだ後に大きな肉の塊を２つ籠に入れて 。)

こんだけありゃ宴もできそうだな、こりゃ今晩は大騒ぎになるぞ。
(たくさん並んだ品々に見入っていたこともあり相手の一瞬の変化には気付けずにいて。籠に入れられた肉の塊を見れば宴好きな船員たちが頭に浮かび再び口角上げ)

いつも大騒ぎだろーが 。
(食事の度騒がしくなる船内を思い浮かべては｢まぁ 、あんだけ旨そうに食われりゃ こっちとしても作り甲斐はあるけどよ｣なんて嬉しそうに頬緩めて)

(/遅くなってしまいすみません;;)

…お前がそうやって笑って飯作ってくれっからあいつらも気兼ねなく騒げるんだろうよ。
(頬緩める相手の表情に一瞬見入ってしまい。はっと我に返れば不器用ながらも褒め言葉と感謝の意を込めて上記を。その際照れ臭いのか視線は逸らし)

(/ 大丈夫ですよー w)

お、たまにゃ良いこと言うじゃねぇか 。
(此方も照れ臭いのか少し皮肉る様に言って 。不器用な相手からの褒め言葉に勝手に緩んでいく頬を軽く抓り 、『ほら行くぞ』とまた相手の裾引いてレジへ向かい)