篠田 遼 2014-06-01 22:41:40 |
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こーら‥ったく、抱きしめんなら前来い、顔見えねー。(腹に回されている手に己の手を重ねると服を着せることは諦めた代わりに後ろから抱きしめられているせいで相手の顔が見えず、もどかしい為前からこいと指示し。
見えなくていーの。風邪引かなきゃ良いんでしょ? ( 流石に裸では冷えたのか冷たい手に触れる相手の体温が心地好く、安心しきった表情で目を閉じて。既にこの体勢でリラックスしてしまい動きたくないのか、腕の力を弱めることなく首元から顔上げれば背中にぐりぐりと濡れた頭押し付けて。 )
まあ‥お前が良いならそれで良いけど、っ冷てえ。(まだ何処か不満気だが体勢に馴染むと口もとに微笑を浮かべ、背中に水気を感じたと思うと背中が若干濡れていることに気づき声を上げながら後ろに手を回し、ぐしゃりと頭を撫で相手の髪が濡れていることを確認すると「俺もいちゃいちゃしてたいけどその前に髪だけはちゃんと拭いとけ」と抱きしめられているその腕を解こうと手を掛け。
じゃー拭いて。( 自分でも段々寒くなってきたし髪から垂れてくる水滴が冷たいので素直に腕による拘束をほどけば背中から離れ、ベッドの上に正座を崩した状態で座れば近くにあったタオルを相手に差し出してにこり。 )
はーいはい。(そう来ると思っていたと言うようにクスクスと笑い、差し出されたタオルを受け取り、ベッドの下からドライヤー取り出してコンセント刺し起動させると相手の背後に回り温風を相手の髪に当て乾かしはじめ。乾かしはじめればどうしても目にはいるうなじにムラ、ときてしまい暫し見つめた後に乾かす手を一旦止めてうなじにキス1つ落とし。
ちょ、 と...。いちゃいちゃするのは乾かしてからでしょ? ( 冷えた身体に触れる僅かな温風に気持ち良さそうに目を閉じて大人しくしているが不意に項に感じた慣れた感覚にぴくりと身体を震わせて、愉しそうに含み笑いしながらも意地悪のように乾かすことを促して。 )
うなじにキスする位はいちゃいちゃに入んねーから大丈夫なんだよ。(髪を乾かすのを再開すると自分の中で何か基準が決まっているのかけらけらと笑いながら少々乱雑にタオルで髪を拭き、もう乾いたかという頃にドライヤー止めると「はい、終わりましたよー」とドライヤーとタオルを床に放り投げ。
終わり終わりー。 キスして良い? ( 終わり、との報告に嬉しそうにふにゃりと頬を緩ませて復唱し、座ったまま振り替えって勢い良く相手に抱き付き。触れているのに何処かもどかしいのは己も同じであり、鼻が触れるギリギリまで顔を近付ければ熱の籠った瞳で見詰めて頬に手を添え。 )
ん、良い…てかする。(微笑む相手につられて此方も柔らかな笑みに変化させ、突然抱き付いてきた衝撃で後ろに倒れそうになるものの手で支えてこらえ。近距離で此方を見詰める瞳に興奮を覚えて頬に添えられた手を感じると上記を言い終わるやいなや相手の後頭部に腕を巻き付け、より密着する形で己の方から唇重ね。
ん...。( 自分からする気だったので相手からされれば少し驚き目を見開くが嬉しいことに変わりはなく、すぐに力を抜いて瞼閉じれば頬に添えていた手を肩に下ろして高さを合わせる為少し腰を上げて立て膝になり。 )
ッ…ん、はっ‥紗和かーわい。(口付けの方に集中していれば何かもぞもぞと動くのが分かり、時折息継ぎながら薄く目を開けて相手を見ると立て膝になっている姿が目に入って、思わすその姿にきゅんとしてしまうと唇離して耳元へ唇持っていき率直な意見を述べてから後頭部に回していた片手を相手の腰へ移動させ此方にぐっと引き寄せ。
...だってせんせーがおっきいんだもん。( 唇が離れたことに不満そうに眉寄せ瞼を開けば耳に感じた吐息に敏感に反応してぴくりと肩に添えた手を震わせて。引き寄せられたことで立て膝としても10㎝程しか背の差がないので己の方が頭が上になってしまえば頭上から不満そうな声を漏らし、頭部に額を押し付けて。 )
そりゃ、歳の差あんだから仕方ねえだろ?それにお前はちびの方が似合ってっし。(不満を零しながら額を擦り付けてくる相手にくっと笑い、後頭部の手でぐしゃぐしゃと撫でるように手で乱してからからかうように、にやりと口元歪ませてぎゅっと強く抱き締め。
嬉しくないんだけど。俺だって見下ろしたい。( ちびが似合ってると言われて喜ぶのはせいぜい女子だろう。それに170を越えていれば低くはない筈、全ては相手の身長が悪いのだと勝手に自己完結させれば抱き締められた状態のまま足の力を抜けば相手の腕の中に完全に収まり。 )
見下ろしたいねえ‥毎日牛乳でも飲んで、追い越してみやがれ。(身長ネタで弄り倒せば相手が拗ねるだろうことは目に見えており、程々にしておかなければと心のなかでは理解しているが腕のなかに収まっても不満気な相手が可笑しく笑い声零してしまうと「でも、センセーはどっちのお前も好きだから何か気持ちが変ったりするこたぁ無いけどな」と、すかさずフォローを入れて。
...意地悪。俺だって好きだよ、 せーんせ。( もう既に社会人の身、これ以上身長が伸びることはないと分かっていてからかっているだろう相手に意地の悪さを感じれば悪態吐こうとするが次いだ優しい言葉に簡単に機嫌を直し、わざと機嫌が悪そうに二つの意味を込めて意地悪と一言告げれば顔あげ、幸せそうな穏やかな笑み浮かべて好意の言葉を。 )
ああ、イイ‥もっかい云って紗羽。(意地悪、と告げられたものの自分の意地の悪さにはとっくに気がついており、ふん、と鼻で笑って相手を見ればフォローのお陰かそこまで機嫌を悪くしなかった為、安心して。突如此方に顔を向け可愛らしい笑みを浮かべて好意の言葉を寄せてきた相手にぞく、とすると口元に薄い笑み浮かべて復唱するように促して。
(遅れてすみません。
んー? ...だーいすき。 ( かくいう自分も好きだと云われるのは好きだが求められれば意地悪そうに悩むフリをして焦らし。徐に相手の肩に両手を起き、立て膝よろしく腰を持ち上げれば相手の腕の中に収まった状態で顔の高さ揃え、耳許に顔を近付け吐息を多く含む仕組んだ甘く、可愛く聞こえる声で囁いて。 )
(/ いーえ、 主様のペースで! )
ッ、んーめっちゃ…きもちい、興奮する。(焦らされていた間も笑みは浮かべたままで、やっと口を開いたかと思えば耳から伝わる甘い声に肩を揺らし、再度ぞくぞくとしたものを感じるとはあ、と熱っぽい吐息吐き、相手の顔が耳許にあることで近くにある首もとに目がいけば欲をぶつけるように手加減しつつ噛み付いて。
(あっ有難うございます!ですが一応あまり遅れない様気は張っておきます…。
あ、 こーら。明日学校だから痕はいやー。( 気持ち良い、との台詞に己も同じ感情が沸き上がればそのふわふわな髪を相手の頭に擦り付けるように甘えて。ふと首に刺激感じれば目を閉じ、何だかんだで嫌ではなさそうな愉しげな声で反抗の言葉を。 )
(/ あまりお気になさらず、無理はしないでくださいね。 )
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