エレン・イェーガー 2014-05-25 18:55:07 |
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………
(リビングにて、テーブルに頬杖をついては一人窓の外を眺めていて。向かいには一人分の食事がおいてあり。ふと相手が入ってきたことに気づけば相手のほうにふりむき、「…これ食ったらさっさと出るぞ、」なんて唐突にそんなことを告げ)
あ、はい 、何処に出かけるんですか ?
(予想はしていたのかそれほど驚く訳でもなく 、彼の向かい 、つまりは自分の席に座り「頂きます」と手を合わせて食べ始め)
あぁ、………その、同僚に貰ったんだ。
(相手の言葉に頷いては何をとは言わず上記を述べて。相手が食べ始めれば何やらすっと机の上に二枚の紙を置く。相手から視線を逸らし、おずおずと差し出したのは人気なテーマパークのチケットで)
んー ..っ 、..これ行くんですか!?今から!?(差し出されたチケットを見ればそれは最近話題になっているもので 、先日CMを見て「リヴァイさんと行けたらなぁ」なんて思ったのが記憶に新しい 。慌てて口の中で咀嚼していたものを無理矢理に飲み込み 、嬉しさ半分驚き半分で相手を見つめ 。)
…今日は何でも言うこと聞いてくれるんだろう、
(今から行くのがお願いとでも言うつもりなのかそんなことをぽつりと呟いては変わらず視線は逸らしたままで。折角の休みだからたまにはエレンをどこかに連れていってやりたい。それに同僚――もといハンジに"エレンと二人で行ってきなよ!"なんて言われ押し付けられたこのチケットを使わないわけにはいかず、相手の様子を伺って)
.. っ 、はい!
(珍しい相手からの誘いに嬉しさを隠すことなく顔に出して応え 、すぐさま朝食を食べ終えて「ご馳走様でした!今日も美味しかったです」と何処か照れている様子の相手へ微笑む 。それから食べ終わった食器を台所へ持っていき 、急ぎながらも丁寧に洗い物をして 。)
…お粗末様でした、
(相手の嬉しそうな様子にほ、と安心したように息をつけばもはや恒例となっている相手の言葉を聞き上記をいつものように返して。此方も席を立ち、洗い物をしている相手を横目に「支度できたら声をかけろ」と言葉を続け。いつもなら車で待っているところだがどうやら今日は電車でいくつもりらしく、幸い駅までそんなに距離はないので駅まで歩いていこうと考えており)
はい !
(全てきちんと片付け終えて手を拭き 、携帯や財布の類を取りに一旦自室へ戻る 。薄手の上着を1枚羽織って鏡の前で一回転し 、「よし、おっけ!」と独りごちてからぱたぱたとリヴァイさんの元へ駆けて行き「あれ 、車で行かないんですか」と首を傾げ)
あぁ、…今日は電車だ。駅まで歩いていくぞ
(相手の問いかけにこくりと頷き、上記を述べて。相手の姿をまじまじと見つめれば学生服のときより少し大人びたように見え「相変わらず良い男だな、変な女に絡まれるなよ」なんて茶化すように告げてはゆるりと視線を送る。どうやら此方もいつもより少し浮かれているようで。扉を開けては外に出て)
ふふ、じゃあ駅までお散歩デートですね
(じっと見つめられれば少し照れくさそうに笑い 、相手の言葉に「リヴァイさんこそ可愛いんですから、変な野郎に絡まれないで下さいよ?」と此方は真剣な表情で返し 。家でゆっくりも良いけどやっぱり出掛けるのも良いなぁ 、なんて考えながら後ついていき)
…馬鹿か、さっさと行くぞ
(相手の言葉を聞けば呆れたような視線を送り、いつも通りそっけなく上記を告げて。「俺のことを可愛いなんて思う奴はお前だけだから安心しろ、はたから見ればただのおっさんだ」と、また呆れたような視線を送ればわりと真剣にそう告げて、歩みを進めており)
リヴァイさん冷たい !
(彼の呆れた様な視線から顔を隠すように手で覆い 。
「何言ってるんですか 、リヴァイさんは可愛いですよ?」歩き続ける彼の前へ回り込み 、顔を覗き込むようにして見詰めながら微笑んで 。)
今更だろ、
(相手の様子など気にした様子もなくさらりと上記を述べて。己の前に回り込まれ何やら理解しがたいことを言われればぱちりと目を見開き思わず歩みを止め。唐突にべちりと相手の顔面を軽く叩けばまた歩きだし、「…お前の考えることはよく分からん、」なんて呟くも其の耳はほんのり赤く染まっていて)
うー .. 、でももう少し優しくしてくれたって.. (折角恋人になれたのに 、なんて少し口尖らせて拗ねた様に 。「あぁもう本当 、そういうところが可愛いですよ..!」と目敏く相手の赤くなった耳に気付いて顔さすりながら破顔して 。)
…気が向いたらな
(相手に目を向ければ何だか年相応な子供らしい表情を浮かべており、ふと愛おしく感じてはわしゃ、と撫でてやり上記を述べて。「うるせぇ、」一言そう告げてはあまり見られたくないのか歩く速度を早める。ふと顔を上げればどうやら駅についたようで)
絶対気が向かないじゃないですか
(口では反抗しながらも撫でられれば絆された様に頬ゆるめて 。歩くのを早めた相手に 、家の中なら抱き締められるのになぁなんて考えながら付いていき 。駅へ着くと券売機の方へ向かいながら「もう着いちゃいましたね」と少し残念そうに 。)
何で残念そうなんだよ…これからだろうが、
(口では反抗しているものの何やら頬を緩めている相手に特に言葉を返すわけでもなく、内心は今度思いっきり甘やかしてやろう、なんて思っており。相手の考えていることなど露知らず相手と共に券売機へ向かえば相手の言葉の意味が分かっていないようで軽く首を傾げ上記を告げ。切符を買い改札口へと向かっていって)
まぁ 、そうなんですけど..
(「でも陽気もいいしもう少しお散歩したかったなぁ」と言いながら彼の跡追って 。改札通りすぎかけて踵を返し 、取り忘れた券をとってバレなかったかと相手の様子を伺い 。)
――エレン?
(先を歩いているためどうやら相手の言葉は聞こえなかったようで、構わず歩みを進めていて。改札を出て歩いていれば相手が何やら踵を返すのでどうしたのかと此方も振り返って。もうとった後だったようで意図が分からずきょとりと首を傾げては「…どうかしたか、もうのるぞ」と声をかけ)
え ? あー 、独り言です
(名前呼ばれればマイペースな彼に笑み零し 、隣まで駆けていって 。首を傾げられれば「何でもないですよ」と誤魔化す様に笑い 。はい 、といつも通り元気に返事をし 、さり気なく彼の手を引いて乗り込み)
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