主 2014-05-17 23:21:44 |
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名前…黒宮さくら
年齢…17
容姿…ややウェーブがかった肩までのダークブラウンの髪で、常に白の細いリボンのついたカチューシャをつけている。瞳の色は髪と同色で二重瞼。色白で、良くも悪くもフランス人形を彷彿させる幼げな顔つき。制服はやや崩し気味。
性格…とにかく自分勝手で、自分に逆らうものには容赦しない生粋の女王様基質。やりたくないことはやらないし自分の嫌なことには目も向けない、ある意味自分に素直な人。家柄ゆえにまともな友達などできず、本当は寂しがりやで誰かに傍にいてほしいと願っている孤独感を常に持っている。
備考…かなり名家の家柄に生まれた次女。姉と兄がいる。一人称は私。二人称はアンタかお前。
(昨日参加希望を出した者です!朝と言ったのにお昼すぎてすみません…)
(いえいえ、参加してくれるだけで嬉しいので!始まりは導入で書いてある場所からですので!)
え?え?・・・悪いけど、よく分からなかったんだけど。もう一回言ってくれる? (今の状況は絶体絶命だ、聞き間違いじゃなければ下僕になれと言われたような気がする。そんなことになった目の前のわがままお嬢様にひたすら振り回されるに決まっていて、そんな面倒なことは絶対にごめんだ。とりあえず一度深く深呼吸してからもう一回聞いて
(素敵トピに参加できて感謝です!了解です。これからよろしくお願いしますね!)
私の下僕になれって言ったのよ。一回で聞き取りなさいよね。
(相手の返事を聞くなり、明らかに不機嫌そうに眉を顰めてもう一度同じ言葉を告げる。突然の出来事に唖然としている周囲など目にもくれず、ただまっすぐに獲物に狙いを定めた鷹のような視線を相手に向け続ける。「ちなみに、アンタに拒否権はないわ。拒否したら即退学届けを学校に出すことになるでしょうね」と軽く口の端をあげてさらに脅しをかけて)
はぁ!?いやいやいやいや、おかしいよな!?なんで俺がお前の下僕にならないといけないんだよ! 大体、お前お嬢様なんだから家の使用人とかいるじゃねぇか! (退学届、と言われたら焦ってしまうのも当然で、大体なんで自分にそんな事言ってきたのかが全然分からない。『このわがままお嬢様が・・・!』心のなかでそう思いながらなんとかして下僕を拒否したい。だが拒否したら退学ときた、いつから自分の高校生活はこんなに大変になったのか・・・
家にはいるけれど学校に連れてくることはできないもの。ちょうどいいじゃない。
(そんなこともわからないの?と言いたげな視線で相手の言葉を一蹴する。たしかに、家に帰れば使用人はいるものの、それを学校に連れてくることは入学段階で禁止とされている。実際のところは相手への嫌がらせの念が大きいものの、そうした事情を踏まえているのも事実。「それで、どうしたい?下僕になるか退学か」と相手に考えさせる時間を与えるつもりなどあるはずもなく、不敵な笑みで相手の返答を待って)
まじか・・・。とりあえず、理由を聞かせてくれ。なんで俺なんだ? (まぁ嫌がらせだろうな、とこの間の教室での出来事を思い出して、恐らくアレのせいで目を付けられてしまったみたいだ。もはや拒否権はないのだが一応理由は聞いておきたい、聞かなくても大体予想はつくのだが・・・。もしもの時は先生に呼ばれているとか適当なことを言って逃げ出すことも考えている
なんとなくよ、理由なんかないわ。とにかく決まったことなのよ。
(つい先日に起きた出来事が発端ではあるものの、言葉に苛立っただけなのだからきちんとした理由になるわけもない。というよりも、自分の中でもきちんと具現化できているわけでもないのに、目の前の相手に理由を告げられるわけもなく、とりあえず適当な言葉で理由を濁す。それでも決定事項を覆す気など端からあるわけもなく、「そういうわけだから、よろしくね。下僕サン」と嫌味を込めた言葉を投げかけて)
(/質問なのですが、第三者を入れたりって大丈夫ですか?鷹村くんの友人とかなんですけど…!)
はぁ・・・、最悪だ。俺はただ普通に高校生生活送りたかっただけなのに・・・ (がっくりとうなだれて両手を地面につく。恐らく自分は二度と昨日までの穏やかな生活には戻れない、そう考えると無性に悲しくなってきた。あの時お嬢様だと知っていればあんなこと言わなかった、そう後悔してしまう。「しゃあない。ここまで来たらどこまでも付き合ってやるよ。よろしくな、お嬢様?」ここまできたら仕方がないとことん付き合ってやろう、そう思って全然嬉しくないのだが満面の笑みで述べて
(それはどうゆう・・・?もう一人入れるってことですか?それとも会話上にだけですか?)
ふん、最初からそういえば良いのよ。
(満面の笑みを浮かべた相手に不敵な笑みを浮かべて答える。これで自分に逆らう人間が減った…そう他人から見たら虚しいとも取れるような優越感を噛み締める。「ああ、そうね。喉が乾いたわ、何か買ってきて頂戴」とさっそく言い渡す。別段お金に不自由する生活など送っていないため、お金はきちんと渡す。「まずいの買ってきたら容赦しないから」と無理難題を押し付けて)
(会話の中だけです!ロル内にちょこっと出てきたりして鷹村くん励ましたりする感じの人です(笑))
まぁ待て・・・。いいか?俺が下僕をやるからにはお前からそのわがままさをなくしてやる。覚悟しておけ (さっそく無理難題きたか、予想通りのことが起きるとまずは相手を指さして上記を述べ。自分が下僕とやらを引き受けた理由は退学したくないだけではなく、目の前のお嬢様のあの性格を直してやりたいということもあった。「飲み物は買ってきてやる。だけど・・・お前も一緒にな」不敵な笑みを浮かべてそう言うと相手の手を取って自販機へと向かい
(ああ、なるほどwそれならOKですよ!)
はぁ!?なんで私まで行かなきゃなんないのよ!
(自分の性格を直してやる、という宣戦布告とも取れるようなその言葉。そもそも自分のどこがわがままなのかもわからない。ただ自分のしたいようにしているだけじゃない…そんなことを考えている間にいつの間にか手を引かれ、ほぼ有無を言わさずといった様子で連れて行かれる。「ちょっと!離しなさいよ!」と引かれている手をぶんぶんと振って抵抗して)
(/ありがとうございます!たまにやろうかなーと思います←)
はいはいうるさいぞ、おとなしくしてくれ。 (案の定ぶんぶん手を振って抵抗してきたが適当にたしなめて歩みを止めることはない。一応自分は男子で相手は女子だ、力の差は歴然でありこっちが離そうとしなければ離れることはないだろう。そして自販機の前につくと「よし、好きなもの言ってくれ。今回は俺が奢りだ。なんでもいいぞ?」先程渡されたお金を相手に渡して自分は財布からお金を取り出す。会話の主導権を相手にとられたら面倒なことになるため自分がひたすら話を進めるしかない
いやよ。下僕の奢りなんて気分悪いわ。
(結局連れて行かれた自販機の前。こんなつもりじゃなかったのに…と苦虫を潰したような気分に陥る。正直不満と苛立ちからか、渡された自分のお金を相手に押し付け不機嫌そうな声色で言葉を返す。明らかに会話の主導権が相手にあるということも気に食わず、「…そうね、私が好きそうな飲み物を選んで頂戴。外したらうちにある唐辛子と七味の炭酸飲料あげるわ」と思いついたことを口にする。なぜ家にそんなシュールな味の飲み物があるのかはわからない)
まぁそう言わずにおとなしく奢られろって。 (相手が不機嫌そうなのは見れば一発で分かるが、あえて気にしないようにして。奢るのを断られたが無視して紅茶を購入する。なににするか迷ったが紅茶は安泰だろう、そう思って「ほい・・・っと・紅茶で良かったか?」取り出し口から取り出すとそのまま相手へと渡し、そんな様子を周りにいた生徒たちは不思議そうに見ているが全然気にしない
なんでアンタに奢られなきゃならないのよ。気分悪い。
(自分の発する不機嫌さに気がついていないのか、まったくとして態度を変えずにお金を入れる相手。しかも選んだのは自分好みの紅茶でますます苛立ってくる。いっそのこと紅茶は嫌いだと言ってやろうかという考えが浮かぶも、喉の渇きに抗うことなどできず、ぱっとひったくるようにして紅茶を受け取ると蓋を開けて一口飲み。「…お礼にうちの激辛炭酸飲料あげるわ」と、どちらにしてもその炭酸飲料を飲ませて一泡吹かせてやりたくなり、相手を睨むように見ると今度は自分が相手の腕を引っ掴み、ずんずんと教室の方へと歩いて行って)
はいはいありがとよ・・・っと、いきなり引っ張るなっての (嫌いだ、と言われるのことを想定していたがそんなことはなく安心したように息を吐く。激辛炭酸飲料など考えるだけでゾクっとするが顔には出さずとりあえずお礼を言って。安心していると急に手を引っ張られて歩き出したため抵抗すると面倒なことになりそうだ、大きくため息をついておとなしく引っ張られることにする
善は急げって言うじゃない。早く行きましょ。
(思っていたものと違い、特に抵抗もせずにおとなしく自分のあとをついてくる相手。もしかしたら辛党とかそういう類の人間だったり…と内心疑るものの、あれを飲んだ使用人で涙しなかった者はいない。そんなことを考えながら教室へつくと、さっそく鞄の中の保冷バックに入れたままにしていた激辛炭酸飲料を「どうぞ」と相手に差し出して)
あー・・・なにこれ、見た目からしてヤバイよな。なんでお前こんなの持ってるんだよ (差し出された激辛炭酸飲料とやらを受け取って眺めてみると見るからにヤバそうで、ましてや自分は辛党でもなんでもないためできればこんなもの飲みたくない。だが、今自分は不本意であるが下僕で、相手はお嬢様だ。意を決して蓋を開けて勢い良く飲むと『やばい・・・死ぬ』出てきた感想はしかなかった。だが好意?でくれたものを無下にはできないためそのまま飲み干すと「・・・っ、ありがとな。ちょうど喉乾いてたから助かったぞ」無理やり笑みを作って述べ
今日アンタに飲ませてあげようと思って持ってきたのよ。
(言葉はともかく、動作はなんだかんだいって自分に従う様子の相手。先日受けた言葉のせいか、意外と従順な人物なのね、なんて内心考えながら相手が激辛炭酸飲料を飲む姿を見る。明らかに無理矢理作ったのであろう笑みと感謝の言葉に耐え切れずに笑い出してしまう。「ぷっ…あはは、無理してるのばればれよ?美味しかったならよかったわ。また持ってくるわね」と年齢相応の笑顔で言葉を発して)
ったく・・・、はいはい分かったよ。いくらでも付き合ってやる (変に逆らっても面倒事になるだけなのでおとなしく従っておくことに。ふと教室の時計を見てみると友達と約束していたのを思い出して「っと、時間か。悪い、俺この後友達と約束あるんだわ。またな」それだけ言うとドアの方へと走りだして、先程飲んだ飲み物のせいで色々やばいが気のせいということにしておこう・・・
約束?ふーん…わかったわ。またあとでね。
(友人との約束、と聞きそれならば仕方ないと軽く頷きながら身を引く。次はどんな飲み物を用意しておこうか、いやいっそのことロシアンルーレットのような感じにしても面白いかもしれない…なんて悪どい思考を巡らせながら扉の向こうへと立ち去る相手の姿を見送り、自席に腰掛け暇そうに頬杖をついて)
(/友人ターンに回ったほうがいいですかねー?)
・・・っと、悪い悪い。ちょっと色々あって遅れちったぜ (『ちょっと話がある』と言って友人に呼び出されて空き教室へと向かい、その教室のドアを開くと同時に謝る。教室の中には既に友人の姿があり時計を見ると少し遅れていた。「それで?俺に何のようだ?」要件を聞きながら近くにあった椅子に座って
(そうですね!少しの間だけなのでお願いします!)
ん?ああ、ぜんぜん待ってねえぜ。
(相手が教室に入ってきたことに気がつくと、手に持っていたゲーム機を中断し、鞄の中にしまいながら軽い笑みを浮かべて答える。自分も壁に寄りかかっていた姿勢から相手の正面にあった椅子に座り、「いやさ、お前大丈夫か?黒宮の下僕とか振り回されるに決まってるぜ」と、昼の出来事を実際に見ていたためか心配するように尋ねて)
(了解です!話の内容って何か予定的なのありました?)
(そうですね・・・、変な事言わないか不審に思った黒宮さんが実は付いてきててドア越しに話を聞いている設定でいきましょうか!w)
あー・・・、やっぱりその話か。まぁ俺もよく分かってないからな、正直ちょっと大変だわ。あいつわがままだからな (予想通りだった相手の話に苦笑を浮かべて。正直相手の言うとおり振り回されて大変だと感じていて、友人の言ったことに同意する。しかしその後「でも・・・、あいつ俺の思ってたより悪いやつじゃなさそうなんだわ。あんな性格だから友達がいないんだろうけど、話してみて分かった、あいつも俺たちと何も変わらない。さっき他人を馬鹿にするような笑みじゃなくて歳相応の笑顔をみせられて少しドキっとした。俺はもっとあいつの事知ってみたい、あいつに充実した高校生生活送って欲しい。そのためだったら俺は下僕でもなんでもやってやるよ」そう本人の前では死んでも言わない事を若干恥ずかしそうに言って。
(友人サイドはもうOKですよ!黒宮さんに戻って大丈夫です!)
(了解です!)
……。
(わかった、なんて言ったものの、相手が何をしに行ったのか気になってしまう。それに耐え切れず、相手にばれないようにとこっそりついていくと、相手が入っていったのは空き教室。まさか続いてその教室に入るわけにもいかず、教室近くの壁に寄りかかって聞き耳を立てていると、聞こえてきたのは思いもよらなかった相手の言葉。ドキッと高鳴った胸となぜか頬が熱くなるのを感じながらその言葉を聞いていて)
(いえいえ!大丈夫ですよ!)
ま、そうゆうことだ・・・。心配サンキューな。あのお嬢様を待たせすぎると色々大変だからもう行くわ。んじゃな~ (これ以上ここにいるともっと余計なことを言ってしまいそうで。無理やり会話を切ると椅子を立って友人にヒラッと手を振ってドアの方へと歩いて行き手をかけると同時に友人の方へと振り向いて「あ、お前。さっき俺が言ったこと絶対あのお嬢様に言うなよ?もし知られたら恥ずかしすぎて学校止める勢いだからな」焦ったような口調で忠告して
(ありがとうございます!
すみません、金曜日まで試験なのでそれまで来られないです…すみません!)
……っ、悪いわね。怪我はないかしら?
(相手が教室を出ようとしている気配を感じとり、焦った様子でその場から離れようとして。しかし急に振り返ったせいか、後ろから走ってきていたらしい女子生徒とぶつかってしまい、その反動で転んでしまったらしい相手をさすがに無視するわけにもいかず、内心焦りながらも手を差し伸べながら声をかけて)
(なるほど・・・。実は自分も金曜までテストなんですよねw頑張ってください!)
というわけで俺は先に戻るぞ・・・って、なにやってんだお嬢様・・・? (教室に戻ろうとしてドアをあけると目の前には今一番会いたくない人物が目の前にいて。女子生徒に手を差し伸べているが状況がまったく理解できず、まずは落ち着こうと深呼吸をして「ああ、もしかして偶然ここを通りがかっていた感じか?」自分が言っていたことを聞かれていたら色々終わる。聞かれてないことを祈りつつ尋ねて
(もしかして同じ学校ですかね?←
これるときはちょくちょく顔出しますねー!)
……あ。
(そうこうしている間にガラッと教室の扉が開き、扉の向こうから出てきたのは当然相手。間抜けな声を出したきりまともな言葉を続けることもできず、呆然としたままただなぜか顔に熱がこもるのを感じる。しかし、先ほどぶつかった女子生徒が『ありがとう』と立ち上がり自分と相手を訝しげな視線で見ながら通り過ぎたことと、相手から発された言葉にはっと我を取り戻し、「そうよ。別に何も聞いてないわ」と答えて)
(それならそれで面白いかもw
りょうかいです!)
そうか、ならいいんだけどな・・・。 (なにも聞いてないという相手の言葉を信じたわけではないが深く聞くのも気が引けるしホントに聞かれてないのならそれはそれで助かるためとりあえず信じておくことにして。とりあえずこのままの状態でいても気まずい、それにまだ空き教室に教室に残っている友人に馬鹿にされそうだ。「まぁなんだ・・・とりあえず教室戻ろうぜお嬢様?」なんとも言えなない笑みを浮かべて述べ
(ですよねw試験終わりました!)
ん?ああ、そうね。
(相手の言葉に軽く頷いて教室に戻ることについての肯定の意を示して。空き教室での相手とその友人の会話…というよりも、相手の言葉が頭の中を渦巻き、なぜかまともに相手の顔が見れず、会話の糸口も見つからない。別に話すことがないのならそのまま黙っていればいいのだが、なぜか沈黙することも嫌になり、「…暇だわ。何か話して頂戴」と教室に向かう足を止めず、相手の顔もまともに見ないまま微妙な言葉を発して)
(こっちも終わりました!お疲れ様です!)
え?なにそのよくある無茶ぶり・・・。 (相手の様子が少し変わっていることには気が付かずいつも通りだと思っては安心して。沈黙が流れている間なにか話した方がいいか?などと考えていると急に隣をあるくお嬢様からの無茶ぶりに苦笑を浮かべて。そして少し考えるような仕草をすると「そうだな・・・、それじゃとある少年の話をしますよ。その少年は――」多くのことを歩きながら話した。とにかく子供の頃から不運な面倒事に巻き込まれること。なにもしてないのに先生に怒られたり、事件の犯人に顔が似てるからという理由でいきなり警察署に連れて行かれたこと、そして電車の中で痴漢と間違われたりととにかく不運な少年の話をした。実際話していることは全部自分の事なのだが言わないでおく
(お疲れ様です!)
…ずいぶんと運の悪い人なのね。知り合い?
(無茶振りに応じて一人の少年の話を始める相手。うんうんと相槌を打つように適度に頷きながらも、話の内容に不幸すぎる人だと思う一方でどこか話に現実味があることを感じていて。まさかそのモデルが相手自身だとまでは考えないものの、もしかしたら相手の知り合いにそういう人がいるのかもしれないと考えて尋ねてみる。なんとなくこのまま教室に着いてしまうのがもったいなくなり、気持ちゆっくりめに歩くペースを落として)
知り合い・・・ね。まぁそんな所だ、どうですかね?期待に答えられたか? (知り合い、と言われれば違うのだが本当の事言ってしまうと不運すぎて色々恥ずかしいため知り合いということにしておいて。とにかく退屈しのぎになったのなら目的達成なためここで話は一旦切って「そうだ、これから俺は一応お嬢様の下僕?をするからな、俺に聞きたいこととかないか?」そういえばお互いの事はなにも知らない気がしたため話題を変えて。ふとペースが落ちたことを少し疑問に思ったが気にせず相手に合わせて
そうね、まぁまぁってところだわ。
(実際のところはそこそこ興味のある話だったものの、なぜかそれを素直に告げる気にならなかったためどっち取らずと言った返事をする。しかし、実際のところは話していること自体に楽しさを覚えているわけで、若干口元が緩んでいて。聞きたいことはないか、という相手の問いにしばらく考えるように唸った末、「んー…お前って学校以外の時はなにしてるの?」ととりあえず学校にいる相手のことはこれからでもわかると判断し、それ以外を尋ねてみて。)
学校以外・・・か。特になにもしてないんだよなそれが。外に行ってもどうせ不運なことが・・・っと、なんでもない。まぁ友達と遊んだりとかだな (思ったより普通だった質問に失礼ながら意外に思って。学校以外と言っても特になにかしてるわけではなくただ一日をだらだら過ごしてるようなもので、下手したら厄介事に巻き込まれてしまうため常に危険が身にまとっている。「あー、でもあれか。これからは休日とかでもお嬢様と一緒にいるのか?それならなかなか楽しそうだが。いや、でも家に使用人とかいるから俺は必要ないよな・・・」もし下僕ということが休日でも有効になるなら暇だった休日が退屈しないですむかもしれない、そんなことを思いながら述べ
友達と遊んだり、ね。なんだか想像通りね。
(友達と遊ぶ…おそらく相手は何気なく発しただけであろうその言葉が、自分には大きく欠落しているものだと少し痛感する。しかしそれを表に出せるほど素直にもなれず、努めて自然であるようにと相手の言葉に対する感想を告げて。休日も、と発した相手の言葉に、「そうね、休日もいてもらうわ。使用人はいるけど話し相手にならないもの」とほぼこじつけに近い理由を付け足して相手の言葉を肯定して)
まじか・・・はいはい、りょーかいですっと。今更なに言われても気にしないわ (てっきり休日までお前の顔見たくない、とでも言われると思っていたがまったく違った回答に素直に驚いた。なに言われても逆らったら色々終わってしまうため大人しく従って、これは主従というより友達に近くないか?とも思ったが言ったら怒りそうだと思ったため口には出さず。隣を歩く相手へと視線を向けると「まぁ、これからはお嬢様の隣にいつもいますよ。それが今の俺の役目だからな。」なにげなく言った言葉だが他人から聞いたら恥ずかしい台詞だということに気が付かず
…っ。もちろんよ。下僕だもの、下僕。
(相手こそ意識していないようなものの、聞いたこちらはそんなわけにもいかず、むしろ先ほどの出来事もあったことから一瞬言葉に詰まる。自分の意思とは裏腹に高鳴る心臓をあえて振り切るように、いつもの勝ち誇ったような笑みで言葉を発して。「まぁそういうわけだから、明日私に付き合いなさいよね」と今日が金曜日だったことを思い出して付け足して)
そうだな下僕だな、りょーかいです、お嬢様。 (相変わらず高圧的な態度に苦笑を浮かべてやれやれと言った感じで頷いて。こいつといると退屈しないな・・・、と内心で呆れたように呟くと相手の前に回りこむと目の前のお嬢様の頭の上に手を乗せ「退屈なんて言わせないから覚悟しとけよわがままお嬢様?俺がお嬢様の下僕を止めるまでな」こちらも相手に劣らない強気な笑みを浮かべて述べ。
(わわ、遅れてすみません!)
やめるまで?やめさせるわけないじゃない。
(相手の言葉に、ふんっと鼻を鳴らしながら勝ち気な笑みを浮かべ、自分の頭に手を置く相手を振り返って。こんな面白い人を下僕から外してやる気など毛頭ない。そういえばと思い出し、「アンタ、家どこ?」とそのままの姿勢で尋ねて)
(いえいえ~、下がってると見つけるの大変かなと思って上げておいただけですので!)
俺達は今二年だろ?で、恐らく俺は三年になると同時にこの街を出て行くと思うんだよな。まぁあれだ、親の都合の転校ってやつだ (それはこの高校に入った時からから親に言われていたことで、まだ誰にも言ってなかったが一応主?である相手には言っておく必要があると思い言って。そしてまた隣に移動すると家の場所を聞かれ「俺の家?ここから結構近いぞ?そうだな・・・1キロちょいか」家から一番近い高校、ということでこの高校を選んだ。そのためここから結構近い。
(おかげで見つけやすかったです!ありがとうございます!!)
ふーん…。
(転校するという相手の話に、内心はなぜか寂しいような悲しいような気持ちになるも、表面は大して興味もないような淡白な返事をする。金銭的なものならなんとかできなくもないのだろうが、まさか家庭の事情をずけずけと聞くわけにもいかない。そして相手から家の場所を聞くと、「じゃあ私の家からは少し離れてるってことね。どうせ暇なら明日も下僕なんだし、今日私の家泊まっていいわよ」と本当は夜一人が嫌なだけなのだがそんなこと言う訳もなく)
まぁ、お嬢様にとっては興味ない話かもな。むしろ、俺みたいな嫌なやつがいなくなって清々するかもしれないな (恐らく相手は嫌がらせで自分を下僕にしたのだから自分のことは嫌いなのだろう。だとしたら相手にとっては嬉しいなのかもしれない、そう思いながら苦笑を浮かべて述べ。このまま教室に戻ろうとしたが相手の予想もしなかった申し出に足を止め驚いて原因であるお嬢様へと視線を向けると「は?泊まるって・・・お嬢様の家は絶対豪邸だろ?そんな所一般人の俺にはレベル高すぎるだろ」家には相手の両親や兄妹がいるかもしれない、もし娘が知らない男を連れてきたらどう反応するのか?そう考えたら嫌な汗が流れてきた
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