主 2014-05-17 23:21:44 |
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知り合い・・・ね。まぁそんな所だ、どうですかね?期待に答えられたか? (知り合い、と言われれば違うのだが本当の事言ってしまうと不運すぎて色々恥ずかしいため知り合いということにしておいて。とにかく退屈しのぎになったのなら目的達成なためここで話は一旦切って「そうだ、これから俺は一応お嬢様の下僕?をするからな、俺に聞きたいこととかないか?」そういえばお互いの事はなにも知らない気がしたため話題を変えて。ふとペースが落ちたことを少し疑問に思ったが気にせず相手に合わせて
そうね、まぁまぁってところだわ。
(実際のところはそこそこ興味のある話だったものの、なぜかそれを素直に告げる気にならなかったためどっち取らずと言った返事をする。しかし、実際のところは話していること自体に楽しさを覚えているわけで、若干口元が緩んでいて。聞きたいことはないか、という相手の問いにしばらく考えるように唸った末、「んー…お前って学校以外の時はなにしてるの?」ととりあえず学校にいる相手のことはこれからでもわかると判断し、それ以外を尋ねてみて。)
学校以外・・・か。特になにもしてないんだよなそれが。外に行ってもどうせ不運なことが・・・っと、なんでもない。まぁ友達と遊んだりとかだな (思ったより普通だった質問に失礼ながら意外に思って。学校以外と言っても特になにかしてるわけではなくただ一日をだらだら過ごしてるようなもので、下手したら厄介事に巻き込まれてしまうため常に危険が身にまとっている。「あー、でもあれか。これからは休日とかでもお嬢様と一緒にいるのか?それならなかなか楽しそうだが。いや、でも家に使用人とかいるから俺は必要ないよな・・・」もし下僕ということが休日でも有効になるなら暇だった休日が退屈しないですむかもしれない、そんなことを思いながら述べ
友達と遊んだり、ね。なんだか想像通りね。
(友達と遊ぶ…おそらく相手は何気なく発しただけであろうその言葉が、自分には大きく欠落しているものだと少し痛感する。しかしそれを表に出せるほど素直にもなれず、努めて自然であるようにと相手の言葉に対する感想を告げて。休日も、と発した相手の言葉に、「そうね、休日もいてもらうわ。使用人はいるけど話し相手にならないもの」とほぼこじつけに近い理由を付け足して相手の言葉を肯定して)
まじか・・・はいはい、りょーかいですっと。今更なに言われても気にしないわ (てっきり休日までお前の顔見たくない、とでも言われると思っていたがまったく違った回答に素直に驚いた。なに言われても逆らったら色々終わってしまうため大人しく従って、これは主従というより友達に近くないか?とも思ったが言ったら怒りそうだと思ったため口には出さず。隣を歩く相手へと視線を向けると「まぁ、これからはお嬢様の隣にいつもいますよ。それが今の俺の役目だからな。」なにげなく言った言葉だが他人から聞いたら恥ずかしい台詞だということに気が付かず
…っ。もちろんよ。下僕だもの、下僕。
(相手こそ意識していないようなものの、聞いたこちらはそんなわけにもいかず、むしろ先ほどの出来事もあったことから一瞬言葉に詰まる。自分の意思とは裏腹に高鳴る心臓をあえて振り切るように、いつもの勝ち誇ったような笑みで言葉を発して。「まぁそういうわけだから、明日私に付き合いなさいよね」と今日が金曜日だったことを思い出して付け足して)
そうだな下僕だな、りょーかいです、お嬢様。 (相変わらず高圧的な態度に苦笑を浮かべてやれやれと言った感じで頷いて。こいつといると退屈しないな・・・、と内心で呆れたように呟くと相手の前に回りこむと目の前のお嬢様の頭の上に手を乗せ「退屈なんて言わせないから覚悟しとけよわがままお嬢様?俺がお嬢様の下僕を止めるまでな」こちらも相手に劣らない強気な笑みを浮かべて述べ。
(わわ、遅れてすみません!)
やめるまで?やめさせるわけないじゃない。
(相手の言葉に、ふんっと鼻を鳴らしながら勝ち気な笑みを浮かべ、自分の頭に手を置く相手を振り返って。こんな面白い人を下僕から外してやる気など毛頭ない。そういえばと思い出し、「アンタ、家どこ?」とそのままの姿勢で尋ねて)
(いえいえ~、下がってると見つけるの大変かなと思って上げておいただけですので!)
俺達は今二年だろ?で、恐らく俺は三年になると同時にこの街を出て行くと思うんだよな。まぁあれだ、親の都合の転校ってやつだ (それはこの高校に入った時からから親に言われていたことで、まだ誰にも言ってなかったが一応主?である相手には言っておく必要があると思い言って。そしてまた隣に移動すると家の場所を聞かれ「俺の家?ここから結構近いぞ?そうだな・・・1キロちょいか」家から一番近い高校、ということでこの高校を選んだ。そのためここから結構近い。
(おかげで見つけやすかったです!ありがとうございます!!)
ふーん…。
(転校するという相手の話に、内心はなぜか寂しいような悲しいような気持ちになるも、表面は大して興味もないような淡白な返事をする。金銭的なものならなんとかできなくもないのだろうが、まさか家庭の事情をずけずけと聞くわけにもいかない。そして相手から家の場所を聞くと、「じゃあ私の家からは少し離れてるってことね。どうせ暇なら明日も下僕なんだし、今日私の家泊まっていいわよ」と本当は夜一人が嫌なだけなのだがそんなこと言う訳もなく)
まぁ、お嬢様にとっては興味ない話かもな。むしろ、俺みたいな嫌なやつがいなくなって清々するかもしれないな (恐らく相手は嫌がらせで自分を下僕にしたのだから自分のことは嫌いなのだろう。だとしたら相手にとっては嬉しいなのかもしれない、そう思いながら苦笑を浮かべて述べ。このまま教室に戻ろうとしたが相手の予想もしなかった申し出に足を止め驚いて原因であるお嬢様へと視線を向けると「は?泊まるって・・・お嬢様の家は絶対豪邸だろ?そんな所一般人の俺にはレベル高すぎるだろ」家には相手の両親や兄妹がいるかもしれない、もし娘が知らない男を連れてきたらどう反応するのか?そう考えたら嫌な汗が流れてきた
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