鴉のお家

一羽の鴉は泣きそうです…
羽音を鳴らしても、声を出しても聞いても貰えません。
何故思いは届かないのでしょうか…

もしかしたら…聞いてくださっているという可能性を信じて鴉は頑張ることにしました。
できる限りのことをする為、飛び回ります。

月が出てきました。鯱も海面に少し姿を現しました。
桜は散ることもなく満開に咲いていますが、時期がくれば枯れるでしょうか？
未だに鮫と獅子は行方見えず…

鯱は桜の檻に囚われていますが、脱走を繰り返しているようです。
月が雲に隠れました。何処へ消えたのか…
王子が桜に今月中に散れ、と命令をしました。ですが、桜は枯れる気がないようです。憎たらしくも満開に咲き誇っているように見えますが、実際は不明です。
赤子はそんなやり取りを静かに見ています。そして、鮫と獅子の行方を捜しています。

この行方はどうなるのか…
鴉は心配しながら見回り、飛び回ります。

もし…鮫や獅子が戻らなければ王子や赤子は首を取られます。そのときは、どうなってしまうのでしょうか…
鴉は心配です。
どうか無事に全てが解決するように…

時々、鮫は海に戻らないのでは…
と、考えてしまいます。なんだが、彼等を見ているかすらわからないです。







きっと、絶対に大丈夫…

10日が過ぎました。
月は闇に消えました。私はどうしたら良いのか分かりません…

今週は仕事が忙しくて見回れないけど、来週は風向きが良くなとていることを願います。

言いたいことは沢山あります。
でも、我慢をするのが皆のためです…
私が本音を言えば壊滅します。

…なんなんでしょうかね
なんか……こそばゆいです…




皆、本音を言えばいいのに…

……手が出てしまいそう…
今度会ったら全てを言ってしまいそうで怖いです

…気色悪い、ストーカーですかね…
寒気がします。


最近雨が酷くて体調も優れませんよ…
雨のように全てを洗い流してくれれば良いのに…

…ただ、それだけの理由ならあの人も仲間なのでは、と思います。でも、違う…もしかしたら知らぬ間に人は基準を決めているのかもしれませんね…



誰も真実なんて話やしませんよ。これが、私の本音です。だって八つ橋にくるまないと傷つけてしまうから…

…もう嫌です。



どうせ綺麗事を並べて否定するなら最初から弱みなんて見せなきゃ良いのです…
嫌です、ドロドロです…

次は見えてます…
きっとあの人の物語通り進みます。

どうすればいいのでしょうか？

全部わかってた…

これでいいんだ、だってこの山を乗り越えればもう山はないから

みんなみんな…
トチ狂ってるんです

確かに紛れもない事実だけど矛盾点に気づかない貴方たちを私はもう止めませんから
悪いですが降りさせて頂きます。たかが画面の向こうの世界、ですものね

やっと終わった…
もう、気にしなくていいんだ

普通に抜けるべきだったかな…
でもいいや…

気にして欲しくはないな…
私が勝手に言い出したことだから

全部お芝居…
辛くなんかなかった、そこにいるのが楽しかった
けど、ループするなら誰かが終止符を打たないと…

誰にも欠けて欲しくなかったから、自分を犠牲にした
わざと博愛主義者を装った…

これであと一つだよね？
頑張って…

ちょっと安心…
良かった。私の1番の心配がなくなって…

少し辛いけど、これからも頑張らないと…
なんだか寂しいよ

ずっとお芝居…
此処を離れるまで…

鮫さんごめんね
そんなつもりないのに…

でも、いいんだ。
だってそれで十分だったもん