死に損ないの魔王と面倒見が良い人間の話

名前/マティウス
年齢/見た目20代前半、実年齢1万365歳。
性別/男
職業/魔王
性格/魔王にしては緩い頭と性格でお人好し。口調だけは固いが性格がのほほんとしていて魔王らしくない。本人は至って真面目なつもりだが日本の知識は皆無なため他人から見れば天然と取れる…かもしれない。
容姿/艶のある黒髪はウルフカットにしてあり、瞳は切れ長の二重で色はダークレッド。身長は186cmと長身で、色は白いが引き締まった体躯を持つ。服装は立ち襟で襟元や袖口に銀色の刺繍が施された紺色の上着に黒色のズボンとブーツ。銀の留め具の付いた漆黒のマントを羽織っており、現代日本では完璧コスプレイヤー(←)。一見普通の人とあまり変わらないように見えるが、本来の姿はエルフ耳で1対の捻れた角とコウモリのような黒い翼と竜のような尻尾が生えている。
備考/勇者に敗れて現代世界へと飛ばされて来た異世界の魔王。魔王だが別段悪い事をしていた訳ではなく、人間が正義で魔は悪という世界の理だからと勇者と戦って死した筈だったが何故か日本に飛ばされた。現代世界に来ても魔法とか使えちゃったりする。


ん……ここはどこだ…？(気絶から目を覚ましぼうっとする頭で立ち上がり、ぐるっと一周見渡してみれば見知らぬ土地＿日本の公園なのだが＿に居て。己は勇者と戦って死した筈。ならばここは死後の世界だろうかと考えては、とりあえず近くにあったベンチに腰掛けて)


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