吸血鬼と人間(BL)

そう悪いことしてたんだ
(言葉を黙って聞いていれば変わったやつだなと思い名前を聞けば"覚えておくよ"気遣われて歩けば何とかあるけて自分の言葉を理解しない相手をみてだんだんと我慢ができなく距離が近いため手をとり指先を少し噛み血をすってみせて)
これでわかったか？
俺は吸血鬼なの

あぁ……やんちゃしたからな…高校生の時…
(今思えば大学に行けてることが奇跡だよななんて思い懐かしんでいるのか少し笑みを浮かべ。相手に手を取られ目を少し見開いているとﾋﾟﾘｯとした痛みが走り『なっ……」血を吸う相手に驚きを隠せず。噛まれた所を見ると傷は塞がり痕は無く。今まで我慢してたのかと思えば眉を寄せて。己の家に着く頃に相手を見ず条件付きで血をやると言い)
……まぁ…非常に信じ難いが…現実見てぇだな。今まで我慢…してたのか?条件付きで良いなら……血ぐらいお前にやる…。

へぇ俺なんか覚えてないよ
(思いだいたいとも思っておらず。血をすい相手が驚いた表情を見てからスッと視線をそらし吸血したため瞳の色がほのかに変わり体が少し楽になり。条件付きで血をくれてやると言われれば驚いた表情で"ほんと変わったやつだな"と笑いながらいい)
それで
その条件とやらを聞いてみよかな

……そうか…。まぁお陰で見た目が怖いだけで根は優しいよねとか言われる様になったな……
(何か事情でもあるのかとも思うが敢えて深くは問い掛けず。ﾌｯと笑みを浮かべれば煙草を加え火を付け吹かし。変わった奴と言いながら笑う相手に“お前より変わってねぇよ…”と少し拗ねながら言い。適当な理由をつければ口角を怪しく上げ。)
まぁ簡単なこった……一人暮らしで寂しくてなぁ……俺と一緒に暮らしゃ良いんだ…どうだ？簡単だろ……料理出来んなら作ってくれるとありがてぇ…。

いいことじゃないか
(久々にこんなに人間と話したなとおもいながら少し拗ねているっぽい相手をみて笑ってしまい子供みたいな反応もするんだなと感じて相手の条件を聞けば人間と一緒にってことは毎日あのいい香りをかいで暮らさなきゃいけないのかと思い微妙な表情で)
子供だな
まぁ料理はいいけど
一緒にかぁ

まぁ…な
(煙草の煙を相手の方に行かぬよう気を配りながら小さく頷き。相手に条件を出したのはいい物の首筋とか噛まれんだよなと思い。『血……飲まないとやべぇんだろ?」まだ顔色が悪い相手をとりあえずｿﾌｧに寝かせ。『何か飲むか?」冷蔵庫を開け吸っていた煙草を灰皿に捨て。)
子供で悪かったな……。
まじか…!
あ、男同士だからあれだよな…

嬉しくないのか？
(そこまでは嬉しそうではない相手をみて不思議そうに見つめて相手の言葉に("まぁなでも少しぐらいなら我慢できる"と答えてソファーに寝かされればはぁっと息をはいて"水でいい"と答えて)
男同士とかはいいんだけど
あんたの血すげーいい臭いでさ
耐えんの大変だなって思ってさ

あ、いや、嬉しいけど…わりぃな……なんかこう顔とかに出すの苦手でな…。
(不思議そうに見る相手に苦笑いをしながら表現するのが苦手だからと答えて。“少しぐらいか…吸血鬼も大変だな…”相手の先程の顔色から見てかなり無理をしてたんだなと納得し。水でいいと言われればｺｯﾌﾟに水を注ぎ相手の前にある机に置いて。いい臭いと言われ鉄の臭いしかしねぇけど吸血鬼にとっては血の臭いがﾊﾞﾗﾊﾞﾗの臭いなのかと思い。耐えようとする相手の隣に座れば無理すんなと言い微笑み。)
いい臭いって……人間の血の臭いは一緒だと思ってたが吸血鬼にとっては違うのか…
別に耐えなくたって良いだろ…無理に我慢すると体にわりぃぞ。

そうだったのか
(吸血鬼も大変だなっと言われればこれが当たり前だったので特に何も思っていなかったため"そうですねでもこれが普通だったので"と正直な感想をいい水ををだしてもらえれば一口飲もうと動いて飲み隣に座ったあいてを見ていい臭いだなと思い)
そうだな
味も違うしにおいだって違う
我慢しなければあんたの体が辛いんだぞ

……あぁ
(小さく頷き小さくため息をつき。冷蔵庫から出したﾋﾞｰﾙを一口飲み間違って友達用の度が高いのを飲んでしまい咳をして『……間違えた…」ただでさえ弱いのにとため息をつき。今まで自分勝手な事をしてきた…そのせいで壊れたものは沢山あるそれがﾄﾗｳﾏだから恐れているのだ。)
へぇ……人間の食べ物みてぇだな。
……人が辛い思いをするより俺自身が辛い思いをした方がましだ…。

お酒飲むのか
(行動をみて酒を飲みはじめたのをみてまぁ未成年には見えないかと考えて間違えたとゆって咳き込んでいるのをみて"大丈夫か？"と心配で声をかけてみて自分は飲んでもなかなか酔わないのでもしかしたらこれからも一緒にいる相手を心配して)
そんな感じだな
ふーんまぁ俺的にはありがたいけどな

あぁ……まぁな…。
(酒のせいで少し顔が赤くなれば腕で顔を隠しｿﾌｧにもたれて。心配する相手を見れば小さく頷き。『……明日休みでマジ良かったわ……」二日酔いをして大学に行くなんて無理だと思い苦笑いをしては眠そうにして。)
まぁ見た目とか人間と変わんねぇもんな…
……そりゃ何よりだ…。

どんだけ弱いんだよ
(顔が赤くなり腕で隠す相手をみて今度はクスクス笑い明日休みだとゆう相手に"学校か？"と聞いてみて人間はいろんな事ができていいなと思い)
そうだな日光もわりと平気だしな
それでもやっぱり夜の方が楽なんだけど
でもあまり人間からは血をもらわないようにしてたんだ

酒なんか気分でしか飲まねぇからな…それに親二人とも酒が弱ぇから……遺伝かもな……
(酒は常に入れてあるが友達が来たときなど月１で飲むか飲まないか程度。遺伝か何かは知らないが弱く度もあまり高いのは飲めない。学校かと聞かれれば小さく頷き酔いを覚まそうと水を組にキッチンに行けば一杯だけのみ。)
じゃあ日光が嫌いってのはガセみたいなもんか…。
俺も夜の方がどちらかとゆうと楽だな……涼しいし…。
そうか……見つかればかなりリスク高けぇよな……下手したら殺られるかもしんねぇし…。

気分ね
へぇいいね酔わせたくなっちゃうよ
(よわいという相手に沢山飲ませてやりたいななど思い自分はどれだけ飲んでも酔うことはないのでいつも誰かを酔わせて楽しんできたのを思い出してはわらってしまい)
まぁ個人差はあるだろうけどな
あんたも夜型か
それもあるし俺は結構人間好きだからさ
傷つけたくないんだよ

……負けるの覚悟で勝負してみっか?
(冗談混じりでそんな事を言えば笑い負けるのは分かっているが少しﾃﾝｼｮﾝが高いのか口角を上げ。)
本当人間見てぇなんだな…。
あぁ…。
……優しいんだな…お前……。

俺に勝負してくるなんて
いい度胸だね
(楽しそうなので相手の言葉にのり先程と少し違う様子をみてホントに弱いんだなっと思いほどほどしないとなと思い。体もだいぶ楽になってきたのでこの状況を楽しんでしまおうと考えて)
カッコいいだろ
‥俺が優しい？

お前になら勝てるかもな…なんて思うけど案外強そうだしな……
(ｸｸｯと楽しげに笑えば間違えて飲んだ酒を飲み続け。ﾌﾜﾌﾜした気分になり『……調子に乗りすぎた…」と少し後悔し、顔は酔いが回り真っ赤に。)
ん?まぁ美形っちゃ美形だよな……
俺は優しいと思うけどな……本来人間の血を食して居るのに我慢するなんて肉を食べずに野菜だけ食べろって言われてるようなもんだ……。

案外じゃなくて強いよ
(さきほど間違って飲んでいた酒を飲んで酔いがまわり赤くなっているのをみて笑い"ほんとに弱いな"といい水を飲みほしてから自分も飲もうかなと思い)
否定しないんだな
あんたも優しいんだな
そんなことはじめて言われたよ

マジか……負けﾌﾗｸﾞ立ってる…
(ｱﾊﾊと苦笑いを浮かべれば相手の酒を取ってこようと立ち上がるがよろけてしまうも何とか耐え。冷蔵庫から酒を2、3本取りだし相手の元に戻り。)
ん?否定…はしないな。そこら辺歩いてたら逆ナンされそうだし。
俺は……別に。
んまぁ……俺ぐらいだろうな言うのは。