⇒　ハイキュー！！　

国見＞
あー…、なんか知んねぇけど、考えるより先に声出てたから。…つーかお前の方が無視しそうだろ、俺のこと。(自分でも声掛けてしまったことに少なからず驚きを覚えていた状態であれば、視線暫し泳がせつつ告げ。ちらりと彼へ視線遣っては、良くは思われていないこと自覚しているために彼に寄越された言葉そのまま返して。)


及川さん＞
ぐ、…う…それは悪いと…思ってます、けど…(確実に自分が痛い所を突いてくる彼には返す言葉も無く、決して暇ではないであろう自分の時間をさいて勉強に付き合ってくれた彼女の顔を思い浮かべてしまえば更に罪悪感は募っていくばかりで。最後の言葉に「性格悪いの本当です」と一言、スパりと切り捨て断言しては。何か悩むよう顎に手を当てると首傾け数秒、真剣な表情浮かべると未だ体勢は首傾げたままで、)……及川さんは何つーか…及川さんのバレー？プレー？が好きですかね、サーブとか。

影山

何それ、無意識ってやつ?そうだね、話しかけられなかったら無視してたよ。
(相手の言葉に弁解すらしなくて白々しく答えると肩を竦めて相手を捉えていた視線を先程まで羨ましく見ていたシューズに戻して。どうしよう、これ凄い欲しい。たまらない物欲に嘲笑が零れそうになるが相手の前だからということもあり、ぐっと堪えて

国見＞
だろうな。(予想していた言葉が返ってくれば特にどうといった反応もなく軽く頷き。自分から逸れた視線追いかけるようそちらへと視線向けて、その先にシューズ見付けては目的はこれなのかと思うもただじっと見詰めているだけの彼に浮かんだ疑問投げ掛け、)…買わねぇの？

国見ちゃん＞
え、俺そんなに怖い？なるべく後輩のお前らには優しく接してるつもりだったんだけどなあ。…あはは、それに関しては否定しないよ（恐怖心との新たな単語に意外そうに首かしげては顎に指を添えながら今までの己の態度を顧みつつ述べ。さらりと忠告を受け流して部活へ行こうとする相手を追いかけて自分も足を進めながら呆れたような眼差しで相手の背中を見つめ）あ、分かってないねー国見ちゃん。補習で部活来れないとかさすがの及川さんも怒るよ？


飛雄＞
やれやれ、飛雄がそこまで馬鹿だったとはねぇ。──…言っとくけど、俺がオマエの勉強見てあげる以上、赤点とか許されないんだけど大丈夫？（うぐ、と言葉に詰まり悔しそうな相手を見れば密かに楽しそうな笑みをクスッと浮かべ、さらに相手を揺さぶるような問いを口にして。張本人を前にして何の戸惑いもなくスッパリと言い切る相手にピシッと血が上るも何とか自制し、首をかしげながら発言されれば横目で相手をちらりと見ながら）こンの…！……はあ。まあいいよ、俺のプレーは尊敬されてるみたいだし。…にしてもお前ホント俺のサーブ好きだよね。

　

及川さん＞
…もう赤点取りたくないんで、そんくらいのが……ありがたい、です(また部活に遅れることと多少厳しい状況に置かれること天秤に掛けては当然の如く部活を取るも、問いの返答には若干言いよどみつつ。彼の言葉に同意するべく数回縦に首振って、昔より思っていたこと伝えようとすれば擬音語だらけの説明と身振り手振りを合わせ。)好きです。こう、狙った場所にギューンって行って、バーンってなるのかっけぇです。

影山

…買わねぇよ
(内心、買いたいに決まってんだろ、と思ってるせいか若干その声は震えている。この配色、この軽さ、これを履いて練習したい。練習はあまり全力でやらないが、このシューズは何が何でも欲しい訳で。それこそ目の前にいる自分があまり好んでない相手には取られたくないので「…買わねぇけど、お前、これ買うなよ」と


及川さん

はは、そうですね、優しさに溢れる及川さんですもんね。
貴方、1年男子の間で何て呼ばれてるか知ってますか?
(優しくしてるつもり、そう言われれば一応中学からの先輩なので肯定して。人間関係は時に固く、時に脆い。それ故、相手とはなるべく乱れた人間関係は避けなくてはと考えていて。後に発せられた随分悪寒を誘う言葉に相手の方を振り返っては「授業聞いてりゃ赤点なんて取りませんよ」と。今日はその授業さえ聞いてなかったのだが。

飛雄＞
へぇ…よっぽど補習が嫌なんだね。まあ飛雄がそこまで言うなんてよっぽどだから言ったからには見てあげるよ、お勉強（幾らか葛藤のようなものがあるのだろう、おずおずと迷いながらも返事をキチッと返す相手に折れたように肩を竦めてはフッと笑みを向けて。茶化した言葉にまで真っ直ぐな瞳で自分のプレーが好きだと力説する相手に居た堪れなくなったのか胸の前で腕をばってんにして相手を止め）チョッ、飛雄直球すぎだから！何か恥ずかしいし意味分かんないからもう褒めなくていいってば！


国見ちゃん＞
エ！今日はやけに素直だねぇ国見ちゃん。何かちょっと気になるんだけどソレ、…俺何て呼ばれてるの？（案外あっさり肯定してくれた相手に気を良くしたのかずいっと身を乗り出すようにして相手の言葉を待ち。びくりと此方を伺うような視線の相手にクス、と意地悪く口角をあげてはにっこりと有無を言わさない笑顔貼り付け）フーン？…今回はその言葉を信じてあげよう。その代わり、テストに期待してるからね？

　

及川さん

肯定しとけばいいかな、って。
“女取っ替え引っ替えマシーン”です、良かったですね。
(思わず洩れてしまった心の声をどうにか弁解しようとして発してしまったのは相手が気になっていたもの。自分もたまたま聞いただけだが、クラスメイトがそんなことを言っていたので正直に教えて。別に自分が言ったわけではないので怒られようが嫌われようが関係ないのだが。勉強に自信はない。ただ、基礎知識はあるのでそれなりに点数を取っており、応用なんか出されたらお終いだ。先程しまったプリントが頭をかければ、「…国見さん、オレ部活遅れます」と。遅れます、ではなく、行きません、に変わる可能性もなきにもあらずなため、とりあえずプリントを終わらそうと

国見＞
買わねぇよ、俺まだシューズ変える必要ねぇし。(首左右に軽く振りつつ、視線の先にある物特に欲しいとも思わなければ早急に必要でもないわけで。買わないと言いつつも自分に買わせようとはしない彼の気持ち汲み取ることなんて出来ず、俺がシューズ買っては駄目なんだろうかなんて的外れなこと考えていては、無意識の内に「変な奴」なんて独り言のように落とし。)


及川さん＞
！、本当ですか！アザス！(彼の言葉聞いた途端パアと普段よりも幾分か輝やかせた目と自然と僅かに緩んだ顔彼へと向ければ、勢いよく頭下げつつ素直に礼述べて。恥ずかしいと止めに入った彼に疑問符浮かべていればジェスチャーのため上げていた腕下ろすも、思っていたことそのまま告げたために褒めたつもりなど毛頭ないようで。自分の中では分かりにくいとは思っていない説明に難しい顔しては、)俺、思ったこと言っただけで別に褒めてないですけど。あと俺の説明意味わかんねぇって良く言われるんスけど、そんな分かんないですか

影山

お前に変な奴だなんて言われたくない。
(自分が一番嫌いな人に変な奴だなんて言われては心底嫌そうな顔でそう述べる。どこから見ても嫌悪感しかないその顔をふ、と緩ませると目の前のシューズに手をかけてまじまじと見つめる。このシューズを買ったら絶対サボることなんてないのにな、なんて

国見ちゃん＞
コラコラ、本音ダダ漏れてるよー？……ウン。今日はちょっと１年生たちと俺でミーティングしよっか。…覚悟しといてね？（上げて落とすとはまさにこのことかと一瞬ピシッと停止するも普段の呑気な口調とは一転、静かな口調で相手ににこやかに笑いかけて。無言の圧が聞いたらしく相手がすごすごとやりかけたプリントの元へ帰ろうとする様子を見つめては満足げに口角を上げて）…ん、了解。国見ちゃんはやれば出来る子なんだから頑張んなよー。

飛雄＞
！、…どう致しまして。たまには飛雄にも先輩らしいとこ見せとかないとねー（大抵いつもしかめっ面をしている相手が作り笑いでもなく自然な笑みを浮かべているのにたまげた様に微かに瞠目させるも普段通りの笑みでにこりと返し。己に都合のいい解釈しては普段の調子に戻り腕組みをして深く頷くと、次いで質問投げ掛ければ本人目の前にしてさらりと肯定し、）ウンウン分かるよ、無自覚に俺を褒めたくなる気持ちは。…うん、全っ然意味不明だよね。ギューンとかバーンとか言われてもさ。

　

及川さん

え?オレが言ったわけじゃないし、オレは出なくていいですよね?
(何やら面倒なことになってしまったな、自分の発言に反省しつつもどうやってミーティングに出ないかということだけを考えて。実際問題、自分は言ってないし、相手に本当のことを教えてあげただけ。罪に問われる必要なんてないはずじゃないだろうか。嗚呼その笑い方怖いですよ、なんて心中では悪態つきまくりで述べるとなんだか相手に仕返ししたくなる。「…優しい優しい及川さんは、後半の為にプリント終わるの待っててくれますよね?」なんて意地の悪い笑いを零しながら問いかけて

国見ちゃん＞
駄ー目。勿論国見ちゃんも強制参加だよ？ていうかそもそも何そのヒドイあだ名！俺そんなに取っ替え引っ替えしてないよ！（相手がそそくさと逃げの口実を述べれば笑顔でキッパリ却下し、両手で顔を覆うと泣き真似のようなことをしながら反論し。暫くしてぱちりと目を開ければ意地の悪い笑みを浮かべた相手に乗っかるように自分も口角を上げて）国見ちゃん一人じゃプリント出来ないの？待ってて欲しいなら素直にそういいなさい？

　

及川くん

…オレ、放課後は少し用事が。
オレがつけたわけじゃないので分かりません。
(今度はありがちな言い訳をしては相手がどうしてそんなアダ名をつけられたのか問うので正直に述べて。それより放課後のミーティングがめんどくさい。泣き真似をされては溜息を一回と言わず2回も零して。「…バカじゃないですか」相手を蔑むような目で見つめると踵を返してプリントを片付けようと

表記ミスです

及川さん、でした‼︎

国見＞
……悪かったな(言うつもりはなかった言葉いつの間にか溢していたことに内心舌打ちしては、小さく溜め息ついてから、嫌悪感隠すことなく向けられた表情に軽い謝罪告げ。態々手に取ってまでじっとシューズ見詰める彼に、先程の言葉と今の行動の差に疑問符浮かべ首傾け。)


及川さん＞
及川さんに何か教えてもらうのとか初めてですかね(中学の頃からの記憶辿るも覚えがあるのは彼を見て学んだことばかりで、実際彼から指導されたことは特に記憶にないかと頭をひねるも「……あ、一回アドバイス貰ったか」と小さく呟き。一人納得したような彼とその言葉に小首傾けては怪訝そうに眉寄せ。当然とばかりにさらりと肯定された事に口尖らせれば、先程よりは詳しく説明しようと、)いや、だから褒めてません。…だって、狙った所にボールすげぇ勢いでギューンって行くじゃないですか。そんで、すげぇ威力でバーンってなります

影山

…謝んなよ、気持ち悪りぃな
(素直に謝る相手に上記を述べながら目を向ける。言いたくもない毒を吐いてしまえば嗚呼またこれか、と自分でも悪いと自負している性格を恨んでしまう。シューズを後ろ髪引かれるような顔で棚に戻せば「…お前これから用事あんの？」なんて

国見ちゃん＞
嘘つくんじゃありません！キャプテンが１年生に苛められるとか大問題でしょ（センター分けのせいで顕になっている相手の額を人差し指でつん、とつつくと腰に手を当てて大げさとも取れるセリフ似てちゃんと来るよう促し。ボソりと吐き捨ててプリントをしに机へ腰掛ける相手にピシッと固まれば口元引きつらせながら）あ、コラ。いつからそんなに生意気になっちゃったの国見ちゃん！──折角溝口くんにフォロー入れといてあげようと思ってたのにー。

飛雄＞
だってお前に教えなきゃなんない事って言えばバレーしかなかったし、そのバレーはお前に教えたくないしってなると、…ま、しょうがないよね。（相手の言葉に己も過去の相手との記憶を思い返すも開き直ったようにそう告げては何の悪びれもなくへらり。まだ必死に力説を続けるも擬音語の凄まじい説明に眉を寄せると呆れたような視線投げかけ片手で制し）ウン。何となく言いたいことは分かるんだけどさぁ、すごい分かりづらいよね。…っていうか、俺のサーブの話はもういいってばー。

　

及川さん

苛めてなんかませんって。ただ皆でそうやって言ってたんですよ、オレは言ってないですけど。
(最後の言葉を強調するようにして述べると額に当てられた人差し指に目を寄せてしまい、一瞬寄り目になってはハッとしたように相手に視線を戻して。いつから生意気になった、もともと捻くれてますが、なんて心で毒を吐きながらバックから筆箱を取り出すと何とも願ったり叶ったりな言葉。これは羞恥心など捨てて先程相手が述べたセリフをいってしまった方がいいのではないだろうか。「…待ってて欲しい、です…お、いかわ…さん」と小さく呟くと机に伏せて

(すみません、ツッキー、空いていますか？