とくめい 2014-04-13 23:00:06 |
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──二人っきりじゃなくても調子乗ってた。(彼が素直に反省しているのにも関わらず態とらしい態度を取れば此方に寄せてきた彼の身体を受け入れて。握られた手は離すことなく己の膝へと引き寄せると見つめられて視線のやり場に困り「お前よくこっち見てるよな。俺の顔がそんなに好きなのか?」というような冗談で紛らわしつつも、近距離に見つめられるとそわそわと落ち着かず、彼の首から肩に掛かる箇所に顔を埋めてはその視線から逃れて。)
―え、そんな事ないですよ。
(そんなにも調子乗ってたかな、なんて思い出してみても思い当る節が無く。照れているのかなかなか視線を合わせてくれない彼。「好きですよ。何もかも。」彼の額に軽く唇を寄せると首筋に顔を埋められ甘えているのかと思ってはどうしようもなく胸が疼く。好き、愛してる、と彼の耳元で囁いて。)
──……お前は直球過ぎて冗談も通じないし。(冗談で口走ったことを彼の素直さ従順さで返されては此方としては不意打ちで己に向けた行為を真っ直ぐ伝えてくるのに照れてしまった。本当は此処で答えるのが筋だと自分も分かっているのだが直ぐに与えてしまっては後々欲しがられないと勘ぐって口を閉ざし、顔を上げると「──キスしろ。」と強気に出て彼を求める。)
(/上げありがとうございます!)
―…言われなくても、もう我慢の限界ですから。
(キスしろだなんて可愛いとしか言い様がない。本当は焦らして意地悪でもしたいところだったがこんな彼を目の前にして焦らしてる余裕なんてない。片手を彼の頬に添え啄む様な口付けを繰り返す。「俺の事、好きですか?」好きじゃなかったら彼のことだからこんな事はしない。そんなこと分かりきっているのに聞きたいと思ってしまう。然し彼の答えを待つ隙もないよう舌を偲ばせ彼を求めてしまう。それは呼吸さえ遮るかのようで。)
(勝手にあげてすいません、)
──…んん、すきっ…。(己の要望に応えてくれる彼に問われれば、重なり合わさる唇で言葉を交わしにくいのにも関わらず伝えようとか細い声を上げて彼にしがみつく。彼の舌を咥内に受け入れて己の舌をひっきりなしに一生懸命絡める。「ふっゆ、づ…き。」吐息を吐くのも難しい状況で彼の名前を呼び、求める。帰宅してからといって会社に居るときとは似ても似付かない己の態度に彼は戸惑わないのを知っているだろうと些か我が儘になってしまう。)
―…可愛過ぎ。
(彼のか細い声。こんな深い口付けをしていても告げようとする姿に思わず笑みが零れるのと同時に彼を独占したくなる。部屋に響く水音や彼の息遣いなどで理性さえも壊される。するりと頬に添えてた手を彼の後頭部へとまわして支えると更に深く求める。己の唾液さえも流し込んでは飲ませて。何時もの様に呼ばれれば一旦口付けをやめ「名前で呼んで下さい。綾人さん。」囁く様に告げては再び口付けをする。)
──…千聖。(彼の舌が音を立てて己の咥内とを行ったりきたり絡まったりする度に身体は力が抜けてしまいしがみついていた手の力は弱くなり、シャツを掴むだけで翻弄されて頭がぼーっとしてしまう。途中で口付けを止めたかと思うと、名前を呼んで欲しいと強請る彼。直後に重なった唇を受け入れては、何度も何度も此方から吸い付くように唇を食んで再び深い口付けをねだり。脱力しながらシャツを掴んでいた手は彼の胸元に添えてぺたぺたと胸板を撫でていて、ご機嫌な様子。久しぶりに部屋に招き入れた彼と少しでも長くくっ付いて触れられていたい。そんな心境から先程から強請る仕草や言葉が止まらず甘ったれの我が儘になってしまう。)
―…ん、何?
(名前を呼んでと此方から強請ったのにも関わらず何と尋ねる。己のシャツを掴んだり胸元を撫でてくる彼の様子に頬を緩めてしまう。そっと音をたてて唇を離せば額をこつんと合わせる。「本当、可愛い。宝川さん、俺だけのですからね?誰にも触れさせない。」彼の首筋に顔を埋め舌を這わせればちゅ、と強く吸い付く。紅い跡を残してはその行為を何度も繰り返す。自分だけのという印。それで満足しては彼を強く抱き締めて。)
──お前が呼べって言ったんだろ。(唇が離れて合わさる額。近距離の彼の顔に視線を落としつつ先程彼の要望で名前を呼んだのにも関わらず“何?”と尋ね返されると困ったように言葉を詰まらせる。己を大事に思ってくれているのか束縛じみた言葉に快楽の表情。段々と彼の顔が下へ向かれ、己の首筋に吸い付く。それを何度も繰り返され擽ったさに肩を揺らして逃げ腰になりながらも、彼の熱い唇の感触を感じて。「…目立つとこ、付けるな。」と抱擁に酔いしれながら呟き。)
(/顔出せなくて申し訳ありませんでした!)
―…ちょっと意地悪しただけですよ。
(真面目に反論してくる彼。少し冗談で何?と尋ねただけなのに。何事に対しても真面目に受け取ってしまう彼が愛おしくてしょうがない。自分のものだと印を数箇所残してはきっと彼が怒ると思っていたのに予想外の様子に頬緩み。「目立つところじゃないと誰にも見えないじゃないですか。」彼の言葉を他所に既に目立つところに痕を残してしまって。本当に好き過ぎて重症じゃないかと苦笑いをこぼして。)
(全然大丈夫ですよ。)
──いつからそんなに偉そうになったんだよ。 …見せる必要無いだろ。(彼に痕を残された己の首筋を指で伝いながら小言を漏らす。ああ言えばこう言う彼は外で会話するより頑固で執拗に己の中に踏み込んでくる。だが、それが嫌ではなく嬉しくなってしまうのは本能で彼の肩にゆるりと寄りかかると、満悦感に浸り、心が満たされたせいか疲労のせいかよく分からない眠気を催す。背もたれに掛けられた彼の上着を手にするとそれを胸元に掛けて「…ちょっとだけ休む。」と言葉を残し瞼を下ろす。)
―見せる必要ありますよ。宝川さん、可愛いから皆、狙ってるんですよ?
(彼は自分がモテて狙われている事を知らない。気づいてないのだろう。職場では彼を狙って話し掛けたり近寄る奴が多い。きっと彼は仕事だから仕方が無いと思っている。そんな度に己は嫉妬してしまっていて。気付けば休むと言って寄り掛かってくる彼。己のジャケットを掛ける様子に笑みを零し「俺の腕の中で寝ますか?」とベッドの方を指差し彼の額に口付けを落として。)
──そんなの知らない。お前だけいれば、それでいい。(彼から見に覚えも心当たりも無い話を聞かされると特に興味を示さずに瞼を下ろしたまま己の真意だけ述べる。額に柔らかな感触を覚えて瞬時に目を開けると「…今は仮眠だけ。此処に居ろ。」と己を気遣ってベッドに行くように言ってくれたが、それでは本格的に眠ってしまいそうでこのまま暫くこうしていたいと我が儘を言ってみる。久しぶりに家に来てくれたのだから直ぐに眠ってしまっては勿体ないような気もするが、身体を寄せ合って休むのも良いものだと実感し、だんだんと意識を手放してゆき。)
―…何、可愛い事言ってるんですか。襲ってくださいって言ってるもんですよ全く…。
(己だけが居ればいいなんて彼の口から出ればこのセリフを真顔で真剣に言っている彼が凄い。冗談混じりで照れ隠しのように上記を述べ前髪をくしゃと上げ彼から顔を逸らしてしまう。彼からの我が儘を聞いてはベッドに行くのは諦めて彼の言う通りじっとしていて。「この方がいいですよ。」彼に身体を向けまた彼の身体を回して己の足の間に来るようにして彼が己に凭れれる形で。)
(/長らくの放置申し訳ありませんでした。言い訳するつもりもありませんのでただ、謝罪させてください。当方成人済みとは言え学生の身でまた迷惑を掛けてしまうかもしれませんが宜しかったらまたお相手してくださると嬉しいです。)
──ん…?(己がうとうとと眠気に酔いしれている中身体を動かされては目を開けて暫くぼーっとしては定まらない視界に目を擦る。ようやく己が彼の胸元に背を向けてもたれ掛かっている状態であることを把握すると、彼の頭上だと思われる所に片手の掌を乗せ、もう片方の浮いた手は彼の腿に添えて「暑くないのか?」と笑みを含み、尋ねる。背中から彼の心臓の音が伝わってくる。同時にほのかに彼の匂いが鼻を擽ると首だけ振り返るように向き合ってみて。)
暑くなんてないですよ。……暑いですか?
(彼には眠気が襲っているのか何処かぼー、と意識が遠くなっている様な様子でそれだけでも可愛いな、なんて愛おしい気持ちが込み上げてくる。暑いかなんて心配されては大丈夫と上記を述べる。手を伸ばしてくる彼の腕を掴んで離せば己の唇に押し当てて指先に口付けをする。「好きですよ…綾人さん。」囁くように告げては彼の髪に鼻先を埋めて)
(大変ですね。全然気にしないでください。)
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