皇 2014-04-04 23:28:19 |
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別に...そのままだけど?(己の言葉に明らかに驚き、動揺した相手が追い掛けて来た事に気付くと、不覚にま涙が頬を伝い、腕を掴まれ引き寄せられる瞬間に顔を逸らし、サッと袖で拭い「俺、学校の寮に移る事にした。只、それだけ」と微かに声を震わせ言い切ると、切ないながらも笑みを相手に向け「今まで、ありがとな...兄貴」と相手の唇に軽く口付け離し)
っ、そんなの...いらないっ(突然の口付けに驚いたも、それ以上にこれでお別れだというような相手の言葉に胸が締め付けられては強い力で相手を抱き締めて。伊達に兄弟してないのだ、微かに震える声に気付かない程己も馬鹿ではない。「駄目な兄貴なのに..はるがいなくなったら、ど-すればいいの!」柄にもなく大きな声で半ば叫ぶようにそう言えば、肩に顔を埋め"行かないで"と耳元で囁くように述べ
.........何言ってんだよ、悠稀にはあかりさん居んだろ?俺の代わりに大事にしてやれよ(相手に抱き締められ、己の相手への叶わぬ恋心、独占欲、束縛を全てを堪え歯をグッと食い縛ると、相手の腕を引き剥がし相手の目を真剣に見つめて 「兄貴...いや、悠稀、お前の事。愛してた、これはまじだから...」と涙が頬を伝うのを感じながら囁くと部屋に駆けて行きバタンと閉め、扉に凭れ掛かり声を殺 しすすり泣き
んなの、ずるいよばかぁ..(相手からの"愛してた"の言葉、滅多に泣かない弟が泣くだなんて余程抱えてたのかもしれない、でもそれが餞別だなんて悲しすぎる。へたへたとその場に座り込み、そばに落ちていた携帯を拾うと、もう通話は終了されていた。無意識にフォルダを開いて弟との写真を見ていけばだんだんと視界が涙で滲んできて「..あかりがいても、はるがいなきゃ意味ないよ..」と涙が頬を伝って服に落ち、幾つかのシミを作って
俺のものになれとか、今までなら言えたんだけどな...(今まで、己は自分勝手に強引に自分のものにしてきたのに、兄には出来なかった、相手の恋人まで奪い、己のものにしてしまえば楽なのに、相手の優しい性格を思えば、己が引けば、いつかは忘れ、幸せになれるだろう、そう思えば、身を引こう、血縁関係だけ、これだけは誰にも裂けない絆なのだから...と言い聞かせ。「愛してた...か。嘘付きめ、愛してるだろうが!!」立ち上がり髪を掻き上げると涙を拭いながらも呟き、 おし ...。と気合いを入れると携帯を手に取り、手当たり次第女子に電話を掛けて)
..好き、なのかな(1人になったリビングで膝を抱えていると少し落ち着いてきたのか、ぽつりとそんなことをこぼして。今は正直彼女のことを考えてる暇などなく、弟が己の頭の中を占めている、それに加え相手に芽生えた兄弟以上の感情、それに気付いてしまってはどうすることも出来ずに。「..って、キス」先程己の唇に触れた相手の唇の感触を思い出せば、そっと指で唇に触れて吐息をこぼし
あ-。俺...ウチに、遊びに来いよ...あぁ、待ってるわ(手当たり次第電話した女子も今まで、良い別れ方をしたものは少なかった為ようやく一人捕まり、家に遊びに来るように誘うと、電話を切ると、服を着替え、部屋を出てリビングを無言で通り抜けキッチンへ行き「これでいいだろ」と何本か酒類を手にし、適当にスナック菓子を持ち再び部屋へ向かおうとし)
(/変え忘れ多いよば-か←。心優しいおに-ちゃんはどうすりゃいいの((
..はる、誰かくるの?(無言でリビングを通り抜けた相手をじっと見ていたも、酒類を持ち出そうとしている相手に眉を顰めればそう声をかけて。今の相手がちゃんとした答えを返してくれるとは思わないが、ぎこちなくなるのは嫌なためなるべく普通に接してみようと心がけて
ん、あ-。女(相手が此方に普通に話し掛けて来た事で足を止めると、それだけ言うと部屋に戻り はぁ-。 と溜め息を溢すと「俺、何がしたいんだろ」 とテーブルに持って来た物を置くと、ベットに寝転がり)
(/だって、相手悠稀しか居ないから、つい変え忘れる。
ん、弟が呼んだ、女子に妬くとか?弟を殴るとか?)
お...んな?(一言言い残して部屋へ戻ってしまった相手に唖然とすることしかできずにいるも、その胸に湧き上がったのは確かな不安で。彼女はいないと言っていたのに、という思いが頭を巡り、もしその女の子が弟と付き合ったらと思うと胸がえぐられるように痛くなり。そんな感情に自分でも驚けばため息と共に涙が一筋頬を伝って
(/まあ、1対1だしね-。
平和主義なんで、嫉妬させてもらいますね(
......(相手が、何を考え廻らせているなど、露知らず己はいつのまにかベットで眠ってしまい。 ピンポーンとチャイムが鳴り "陽-。おーい、陽、来たんだけど,?" と玄関の外で声を掛ける、可愛らしい女子が立っていて)
(/存分に妬いてください。そのうち本気にさせてやるから!!)
..っ⁈(突然チャイムがなってはびくりと肩を揺らして涙を拭い、多分弟の友達なのだろうが生憎部屋から出てくる気配はない。仕方なしに玄関まで行きドアを開ければ、其処には可愛らしい女の子が立っていて"陽いますか?"などと聞いてくる。ショックで目の前が真っ暗になりそうになるのを何とか堪えれば部屋の場所を教えてやり、女の子の背中を見送っては深いため息が口からこぼれて
(/もうそろそろおに-ちゃんも弟君大好きになってきましたね、ハイ。←
(相手から部屋の場所を聞き、部屋の中に入って来た女子が、己の顔を覗き込み「ね、陽...来たよ。起きて」と体を揺すり起こそうとして、 己は夢の中、しかし見ていた夢の相手は兄貴。寝惚けて夢の相手を抱き締め頬を緩めゆっくりと目を覚ますと、全くの別人だとわかるが腕を緩める事なく「マジで来たんだ...お前」と小さく掠れた声を出し)
(/いいぞ?ドンドン好きになれ。早く、自分のものにしたくてウズウズしてる←
何、してるのかな..(ソファに座っては気を紛らわすためにテレビをつけたものの、相手のことが気になってはうわの空でぽつりとそう呟いて。自分の部屋は生憎弟の部屋の隣で、下手したら声が聞こえるくらいなのだ、隣から弟と女の子の声が聞こえてくると想像しただけで耐えきれなくなり、女の子が帰るまではリビングで過ごそうと思い膝を抱えて
何、してるのかな..(ソファに座っては気を紛らわすためにテレビをつけたものの、相手のことが気になってはうわの空でぽつりとそう呟いて。自分の部屋は生憎弟の部屋の隣で、下手したら声が聞こえるくらいなのだ、隣から弟と女の子の声が聞こえてくると想像しただけで耐えきれなくなり、女の子が帰るまではリビングで過ごそうと思い膝を抱えて
(/おに-ちゃんすぐ泣いちゃうからね?←
はるどうせまた間違えるから、間違えたらその時はその時だよ(
まぁ、来たなら...適当に暇潰して帰ればいいぞ?俺寝るから(抱き締めた手をほどき解放すれば再び目を綴じて「え、やだ。寝かさないってば-」とあからさまに大きな声を張りあげ己を起こそうと体を揺する女子。この状況を見れば、今寝ようとする己を起こそうとする言葉だとわかるが、言葉のみを聞けば、明らかに違う意味に捉えられるであろう台詞に、チッ.. っと鬱陶しそうに舌打ちし)
(/あーすいません。気を付けます.
...どゆこと?(リビングで待機していたも、やはり気になって仕方なかったのか、相手の部屋の近くまで来た時に聞こえたのは"寝かさない"という女の子独特の少し甘ったるい声。あきらかにショックを隠しきれてない表情で相手の部屋を後にすればリビングのソファにへたりこみ「..俺、はるが好きなのかな」とぽつりとこぼし。認めてはいけないその思いは言葉にするととても簡単だが、兄弟であり男同士である自分たちにはひどく重いことのように思えてしまい
(/まあ、俺の泣き顔でも堪能しといてくださいな←
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