秋月 楓 2014-03-28 02:19:42 |
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!?いたっ、痛い痛い!
(なりふり構わず抱きついてくる相手だが、骨を折っているので激痛が走って、涙を流す相手に「泣かない泣かない」と相手の涙を拭ってやり、やがて痛みが引くと相手を優しく抱きしめて「俺の頭の中にお前がいる」と相手の耳元で呟いて
わっ、す、すまぬっ大丈夫か!?(勢いのままに行動してしまうが相手の反応を見てすぐに怪我人であったことを思い出し、慌てて身体を離して相手をいたわり、涙を拭われて慰めの言葉向けられれば「誰のせいだと思って…」と再び感極まったのか涙が更に溢れて、耳元で囁かれた言葉の意味を分かりかねていれば「む?私がおぬしの頭の中…?」と首を傾げていて
だ、大丈夫大丈夫…
(体を離してこちらの身体をいたわってくる相手に対して心配させないように微笑みながら上記を述べて、相手の涙がさらにあふれると「どうしたんだよ全く…」と相手の涙を拭い続けて、こちらの言葉に理解をしてない相手に「俺の記憶の中にお前がいる」と言って
そ、そうか、すまぬつい嬉しさのあまり…(微笑む相手の表情を見れば、どうやら本当に平気なようだとわかったが、自身の軽率な行動が原因で相手に痛い思いをさせてしまったのは事実であるため、素直に謝罪を口にして頬を掻き、尚も溢れる涙を拭い続けてくれる優しい手に泣き笑いのような表情を浮かべて「全く…駄目じゃな私は…おぬしのこととなるとどうにも泣き虫になってしまう」と自嘲気味に呟いて、改めてわかりやすい言葉で相手が言い直せば「馬鹿者、そんなのは当然じゃろう…次に私を見失ったりしたら許さぬぞ」そんなことは当たり前だと述べてはムッとした表情で
いや…いいよ
(素直に謝罪を口にしながら頬を掻いて居る相手に笑って見せて上記を述べて、相手が自嘲気味に呟く相手に「いいじゃん、俺の前では素直になりなよ」と相手の頭を撫でてそう言って、ムッとした表情でいる相手に「わかったよ」と相手を抱きしめながらそう言って
失礼な、私はいつだって素直じゃ(頭を撫でられて素直になれなんて言われれば恨めしそうに上目で相手を見つめてはそう反論を口にして、相手の腕の中で不意に意地の悪い笑みを浮かべたかと思えば「紅葉…これだけ私を心配させて悲しませたのじゃ、退院したら相応の報いを受けてもらうぞ?」なんてすっかりいつもの調子で
どの口が言ってやがる
(自分の腕の中で上目で見つめてくるがその目は恨めしそうに見ていてせっかくの上目をぶち壊していて、不意に意地悪な笑みを浮かべる相手がいつもの調子でいると「はは…」と相手のことだからなんとなく予想がついていて「まぁ、その時までまた記憶があったら」と冗談半分で言って
全く、失礼な奴じゃ…まぁ今日は機嫌が良い故特別に許してやろう(素直であるというこちらの台詞を否定してくる相手にやれやれとため息混じりに呟き、フッと柔らかな笑みを浮かべては肩を竦めて、縁起でもない発言が相手の口から聞かれれば「笑えん冗談じゃ、流石の私も怒るぞ」と真顔で相手を見つめては言い放ち
はは…サンキュ
(相手がやれやれと言った感じで許してやると言う相手に「なんで許してもらわないといけないんだ?」心の中でつぶやいて、相手が真顔で見つめてくると「わかったよ…ごめん」と軽い気持ちでいったつもりが流石に冗談が過ぎたかと思い、謝って
むぅ…何やら不満そうじゃな(考えは読めないがなんとなく不穏な考えを相手が抱いていることは直感的に理解出来て、相手に顔を近づけてジッと表情を観察していて、相手が謝罪を口にすれば「私はまだ不安なのじゃ…もしもまたおぬしの中から私が消えてしまったらと思うと怖くて仕方ない、だからそのようなことは決して冗談でも言って欲しくはないのじゃ」と述べては両手で相手の手を包み込むように握ってはここに居ることを確かめるようにしていて
別になーんも?
(相手がこちらに顔を近づけて見つめてくると顔を背けて上記を述べて、相手がこちらの手を包んでくると小さな手でも懐かしさが感じられる暖かさを感じては「うん…わかった」と言って
(退院後くらいまでスキップしますか?
いよいよ今日で退院か、帰ってきたらどうしてくれようかのぅ(待ちに待った退院の日、病院へと迎えに行く途中相手が帰ってきた後のことを考えては気持ちの高まりを抑えきれず、足取りは軽やかにスキップをしていて、しばらくして病院前に着けばそろそろ相手が出て来る頃だろうかと辺りをキョロキョロ見回して姿を探して
(/了解です
はい…今までありがとうございました
(病院の玄関で担当だった医師にお礼と別れを述べて、片方の腕で松葉杖をつきながら病院を出るとそこには相手がいてヒョコヒョコと歩きながら相手のもとへと向かうと「さぁ、帰ろうか」と言ってタクシーをつかまえて
大丈夫か?肩を貸すぞ(松葉杖のせいか歩きがぎこちない相手のあいた腕側に慌てて回り込んで、タクシーの前まで肩を貸して一緒に歩き、相手の後からタクシーに乗り込んで「ふふ、こうしておぬしが隣におるのも随分と久しぶりな感じがするのぅ」と楽しげな様子でいて
あ、サンキュー
(相手が肩を貸してくれると上記を述べて、タクシーに乗り込んで相手が楽しげな様子でいると「そういえばそうだな…」と懐かしむようにいて、家に着き、タクシー代を払って降りると「懐かしいな…」とつぶやいて
(今日はオチますね
ふふ、さあさあ早く中へ入るのじゃ
(家の前で懐かしんでいる様子の相手の手をとり、小さく微笑み浮かべて何故か急かすように軽く引っ張っては家のドアを開き、中へと招き入れようとして
わかったからそんなに急かすな
(相手が急かすように引っ張ると苦笑しながら上記を述べて、松葉杖をつきながらなんとか追いつくようにして家のドアを開いて招く相手のもとへ向かうと「ただいま」と微笑みながら言って
ふふ、おかえり(ただいまと口にする相手へと幸せそうに微笑み浮かべながら応えて、それから先にリビングの前まで小走りで向かえば「さあさあ、紅葉早く来るのじゃ」と何やら楽しげな様子で手招きをしていて
なんなんだよ一体
(リビングへ小走りに行く相手に疑問を持ちながら上記を述べて、楽しげな様子で手招きをしている相手に招かれリビングへと入っていき
ふふ、見て驚くがよい(リビングへ入ってきた相手にハッキリわかるようにテーブルの上を指差して、するとそこには色とりどりの料理が並んでおり「紅葉、退院おめでとう」と満面の笑顔で述べて
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