秋月 楓 2014-03-28 02:19:42 |
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はい、そのためにも早く記憶を取り戻さないと
(相手が同意するように首を縦に振ると、こちらもポジティブに考えていこうと微笑みながら上記を述べて、相手が慰めの言葉をかけると「…はい、そうですね!」と相手の言葉に心が打たれたのか元気よく返事をすると相手の瞳から涙が流れると「ど、どうしたんですか!?」と焦るように問いかけて、相手が怒りをぶつけてくると「え!?ウソ!?」と指摘された鼻の下を掻いて
(今日はもうオチます
うむ、だが無理はするでないぞ(早く記憶を取り戻して欲しいと願う一方で相手が頭痛に苦しむ姿は見たくないという気持ちもあって優しくそう口にして「あ、いや、その…目に埃でも入ったかのぅ…ははは」目をゴシゴシと擦り、明らかに苦しい言い訳を口にしながら無理やりに笑ってみせて「ふん!なんじゃデレデレしおって…む、胸が少しばかり大きくて綺麗だからって…」先ほどの美人なナースの姿を思い浮かべては自分に自信が無くなっていき少しずつ元気が無くなっていって
そうですか?
(相手が優しくそう口にすると首を傾げて上記を述べて、相手が苦しい言い訳をしながら笑うとそれが言い訳とは分からず「そうですか…大丈夫ですか?」と問いかけて、相手が元気がなくなっていくと「いや楓も充分魅力的ですよ!」と慰めて
うむ、そのことで無理をすることで苦しむおぬしを見るのは辛い(首を傾げて問いかけてきた相手の手に自身の手を添えてそっと優しく握って呟いて「だ、大丈夫じゃ、心配かけたの」これ以上心配をかけるまいと少々無理やりにどうにか笑ってみせて「なっ!?そ、そんなこと今更言われたとて信用出来ん」相手の言葉が本当は嬉しい癖に素直になれずそっぽ向いたままそんなことを口にして
…ありがとうございます
(自分の手に手を添えて優しく握る相手に少し頬を赤くしながら上記を述べて、相手が笑ってみせると優しく抱きしめて「楓の方こそ無理しないでください、辛かったらなんでも話してください」と言うと「家族なんですから」と付け加えて、そっぽを向く相手に対して「じゃあどうしたら信用してくれるんですか?」と問いかけて
紅葉…わ、私は…(相手の腕の中に収まれば記憶を失う前の相手との日々を思い返して堰を切ったように涙を流しはじめて「やはり私には無かったことになど出来ぬ…だってこんなにも好き…愛しているのだから…」相手を混乱させないようにずっと隠し続けていた二人の本当の関係、もうこれ以上隠し通すことは出来ず嗚咽混じりに吐露して、相手の問いに対して「う…えっと、少々大人げなかったのじゃ…」あまり意地を張っても相手を困らせるだけだと引き下がって
!?ど、どうしたんですか!?
(相手が急に堰を切ったように涙を流し始めると、「自分が何かしてしまったのだろうか」と心の中でつぶやいて、相手が愛しているのだからと言うと「え…?え…?」と混乱してしまっていて「楓…?どうしたんですか?好きとか愛しているとかって…」と問いかけて、相手が引き下がると「そう…ですか?」とあまり納得してないようで
はっ…こ、これはその…(勢いのままに想いを吐き出してしまい、相手が案の定混乱しているのがわかればバツが悪そうな表情を浮かべて、こうなってしまった以上は隠し通すことは出来ないだろうと素直に二人の関係について説明をしはじめて「…という訳なのじゃ…」これまでのことを全て包み隠さずに説明を終えて俯きがちに相手の反応を窺っていて「そうなのじゃ!だから気にするでない」と納得いかない様子の相手へと少々強引に言い放って
…?
(相手がバツが悪そうな表情を浮かべているとなんなのかと首を傾げて、そして素直にこれまでの関係を話す相手に「僕と…楓が恋人…?」と首を傾げていると、記憶をなくす前の記憶が一気に頭の中を駆け巡り「…!?うッ…うああぁぁ…!」と突然激しい頭痛に襲われて、やがて頭痛が引いていくと「楓…今日はもう帰ってください…」とまだ頭痛の余韻が残っているのか頭を抱えながら苦しそうに言って
紅葉!?(突然苦しみだした相手を見ては酷く狼狽えていて、ようやく落ち着いた様子の相手から告げられた帰ってという言葉を聞けば相手に拒絶されてしまったのではという嫌な考えが頭をよぎり、辛そうに顔を歪めては「…わかったのじゃ」と小さく呟いてそっと病室の出口へと歩き
はぁ…はぁ…
(やがて頭痛の余韻も引いていくとなんとか息を整えていき、「そうか…そうだったんだ…」と自分の両手を眺めながらそう呟いて
(時間スキップどうぞ
…私じゃ、入ってもよいか…?(昨日の自分の発言は相手を混乱させ傷つけてしまっただろう、そう考えると顔を合わせるのはどうしても気まずくて、病室の前までやってきてドアをノックしてから中へと問いかけては相手の反応を伺って
う、うむ…お邪魔します…(昨日とは明らかに違う相手の声の調子に動揺しながらもゆっくりドアを開けて中へと入り、緊張のせいか相手の顔を真っ直ぐに見ることが出来ず、こちらの態度も随分とよそよそしいものとなってしまい
…
(相手がよそよそしい態度を取りながら病室に入るとしばらく相手を眺めて、「すぅ」と息を吸い込むと「ただいま…楓…」と微笑みながら言って
…っ!紅葉…おぬし…(しばらく緊張した様子で居たが、不意に相手が微笑んだかと思えば懐かしい雰囲気を漂わせてただいまと口にするのを見て、もしかしてという淡い期待を抱きつつゆっくり歩み寄っていき
ん?
(しばらく緊張した様子でいた相手がゆっくりと歩み寄ってくると首をかしげなら上記を述べて、「なんとか思い出せたよ、まだ全部じゃないけど」と微笑みながら言って
紅葉…!良かった…私はもう駄目かと…うぅぅ(こちらを思い出したと口にする相手の表情は紛れもなく記憶を失う前のもので、なりふり構わずに相手にガバッと抱きついては寂しかったという思いを包み隠すことなく涙をながしていて
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