秋月 楓 2014-03-28 02:19:42 |
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~数時間後~
楓さん…ですね?
(治療室から出るとそこには患者の無事を祈る相手がいて「紅葉君の一命はとりとめました」と言って「右腕と足を折られています」と言うと「部屋まで案内します」と言うと部屋まで連れて行って
そ、そうかっ、良かった…(どうやら命に別状はないようだとわかればひとまず安堵をして一刻も早く相手に会いたい気持ちが強まれば医師に案内されるままに後をついていき
紅葉!(部屋の中へと招き入れられてベッド上の相手の姿を見つければ居ても立ってもいられずにベッドの傍まで駆け寄って「良かった…無事で本当に良かったのじゃ…」と相手の手を握って涙ながらに呟いて
あの…えと…
(ボーッとしていると不意に女性が現れて自分の手を握って涙ながらに泣く相手にしどろもどろしながら「誰…ですか?」と首を傾げて問いかけて
全く心配をかけおって…(戸惑っている相手の様子には気がつくことなく手を握ったまま説教じみた言葉を続けていて、誰だという問いかけに「え…?あ、ああ、まだぼんやりしておるのだな」一瞬ハッとした表情を浮かべて固まるがすぐに気を取り直して笑顔を浮かべて
あ、あの…
(相手が説教じみた言葉をかけようとすると一瞬何かに気づいた表情をする相手に、呼びかけようとして笑顔を取り戻す相手に「本当に…本当に誰ですか?」と問いただして
…っ!あ、あまり私をからかうでない…本気で怒るぞ!(異変に気がつきながらも震える声でそんな訳がないと自分に言い聞かせるように言っては興奮してきたのか相手に掴みかかろうとするが、医師にそれを引き止められて
そんな…僕はからかってるつもりじゃ…
(相手は興奮してきたのか自分につかみかかろうとすると医師に引き止められて、その様を見ていると「ごめん…なさい…」と涙を一つ流して「自分でも…自分が誰なのかわからないんです…」と俯きながら呟いて
(今日はオチますね
す、すまぬ…私は…(明らかに落ち込んだ相手の様子を見れば落ち着きを取り戻したようで俯き、相手が涙を流すのを見れば辛いのは自分だけではないのだと気がついて一人取り乱してしまったことを申し訳なく思い、謝罪の言葉が口をついて出て
あなたは…僕の家族なんですか?
(相手から謝罪の言葉が出れば涙を一拭きして上記のように問いかけて、「なんなんだろう…あなたから懐かしい感じがする…」と「先生、外れてもらっていいですか?」と医師に出て行ってもらうように言って
うむ、私とお主は家族じゃ、今はピンと来ないかもしれぬがな(気持ちを落ち着けて相手の質問に答えては変に相手に気負わせてしまわないようにと二人が特別な関係であることは敢えて伏せて明るく振る舞って
じゃああなたは僕のお母さん…?
(相手が明るく質問に答えると続けて上記のような首を傾げて質問をして、
(すいません、ロルが短くなりました;
私がそんな年に見えるか?ん?(まるで検討違いな答えが返ってくれば明らかに外見年齢だけなら相手よりも下な自身を指しながら口元をヒクヒクと動かして引きつった笑みを浮かべながら小首を傾げて
(/問題ないですよ
いえ…なんていうか…大人みたいに美しいので…
(相手が口元をヒクヒクと動かすと、記憶があった頃とは真逆の目を持っており違うのか?とでも言いたそうな顔をして「じゃあ、姉さん…?」とまた首を傾げて問いかけて
あー…うむ、そうか(相手は至って真面目にそう口にしているようでこちらをからかっている訳ではないようだと判断すれば褒められて悪い気はせず、素直に相手の評価を受け入れて少し嬉しげな笑みを浮かべて「う、うむ、まあそのようなものかな」問いかけを否定したところで二人の関係について他にいい案も浮かばず、問いかけにたいして便乗する形で答えることにして
それじゃあ…楓姉さん…?
(相手が答えると首を傾げて上記を述べて、「楓姉さん、僕の記憶があるときは僕はどんな人だったんですか?」と少しでも早く記憶を取り戻そうと前の自分のことをもっと知ろうとして
ふ、おぬしにそんな風に呼ばれると少々むず痒いのぅ(今までに一度だって呼ばれたことのない呼称に少し戸惑いながらも小さな笑みを浮かべて「そうじゃな…少し意地悪じゃが優しい、そんな男であったよ」どんな人物であったかとの問いに少し考えた後で簡潔にそう答えて
じゃあ、記憶があった頃はなんと呼んでいたんですか?
(相手が戸惑いながらも小さな笑をこぼすと前の記憶とは違っていたのか首を傾げて上記を述べて、相手が自分のことを述べると「そう…ですか、普通ですね」相手の説明は簡潔すぎたのか小さく苦笑して、するとその小さな苦笑でも体に響いたのか頭を押さえて「痛つつ…」と呟いて
特に捻りはない、ただ楓とおぬしは呼んでおったよ(今までの呼び名を尋ねられれば素直にそう答えては軽く肩を竦めて、苦笑を浮かべる相手を見ながら流石に説明が簡単過ぎただろうかと考えて「まあ、少なくとも今のように真っ直ぐで素直な感じでは無かったのぅ、むしろ大分ひねくれ者で少々強引で人の忠告は聞かぬし…ゴホン、すまぬ少々愚痴っぽくなってしまった」先ほどよりも以前の相手について掘り下げて語ればついついヒートアップしてしまい、軽く咳払いをしては冷静さを取り戻して「大丈夫か?あまり無理をするな、今はゆっくり休むがよい」痛みを訴える相手の頭を気遣うように軽く撫でて
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