【　BL　】

もー...吃驚したどころじゃなくて、痛いよー...(頭を抱え、ゆっくり再びソファーに座り、軽く相手の額を指で弾く「お仕置き」といい、満足げに微笑

瑞が勝手に転んだんだろー、(/ﾌｲｯとそっぽ向けばでこぴんをされ、「園児かよ」と額をさすりながら返す

だって、斗季君が急に、僕の唇をなぞるんだもの、驚くのは当たり前でしょっ！(地味に怒っているけど、怖くないのは瑞だから。「え...園児じゃないもん」頬を膨らまし、ソファーから降りて、台所に行く

なぞっただけじゃん(/ﾂｰﾝとすれば相手の唇をなぞっていた指をﾍﾟﾛｯと舐める。「何すんの？、」自分も相手の後ろについて歩く

...バーカ、(たった三文字だけをいい、相手の犯した行動を無視した。「...いやぁ、お腹空いたからさ、何か作ろうと思って」

褒め言葉として受け取りまーす、(/真顔で返せば「なんで無視すんのー？」と相手の顔を覗き込み
へー、料理できるんだ(/興味深そうに見つめれば「俺にも何か作ってよー」と。

褒め言葉...じゃないんだけどな..(小さな声で呟き、また無視をする。
料理くらいできるよー。失礼だなぁ...って、何で斗季君のもってなると...なにつくればいいのかわからないよ...(ため息をつき、「何が食べたいの」とひと声上げる

俺、優しいから褒め言葉として受け取るの。(/ちゃんと耳に届いていて、「無視とかひどいわー」と相手をﾁﾗﾁﾗ見ながら述べる
瑞が作ってくれるﾓﾝなら何でもいいよ(/見えない尻尾を犬のようにﾊﾟﾀﾊﾟﾀ振る

はぁ...そっか、そうでーすかー(棒読みで再び無視。
...っ。う-、斗季くーんっ、(後ろを振り返り、優しく抱き締める。

なんだよー…(/頬をﾂﾝﾂﾝと突けば「機嫌悪くした？」と苦笑気味に。
ん…、(/相手から抱き締められて嬉しいのか、相手の背中に手を回してみる

...べーだっ、(舌を出し、相手の頭をぺちっと軽く叩く
もー...斗季君、僕が作るのは何でもいいって、可愛すぎるよーっ(興奮中の瑞は止められません

いだっ、(/頭を引っ込めてはｸｽｯと笑う
だって本当に何でもいいし…(/口を尖らしながら。可愛いと言われ恥ずかしいのか、顔を赤らめ「いっ、いいから早く作れよ!」と早口で返す

ふん...僕が怒ると、こうなることを思い知りなさいっ!(びしーっと人差し指を前に出す
...はいはい、じゃあ、作りますよーっと。
チャーハンでいいね、(適当にその場にあった食材を見つめ、チャーハンができると確信

何の説得力もないんですけど…(/人差し指をﾊﾞｼｯと払うように叩く
いいよー、俺は何でも。(/相手が料理をしている姿をじっと見つめる

...うわっ、いたい...。(じーっと相手を見つめ
料理ね、僕が一番好きなことなんだ。
...人に食べ打せるの、大好き(にこーっと笑いながら言っているうちに、いつの間にか手を切っていた

…っ、(/見つめられてる相手から目を逸らせば冷や汗、
ふーん。好きなことがあるっていいな、(/自分もつられて笑えば、相手の指から血がでてることに気がつき「血!血!!」なんてあたふたして。

いーたーいーなぁー(棒読みで強く相手を見つめ、
でしょー..って、ええええっ!?(血が出ているのに今気づき、あたふたする

…、(/自分の顔を手で覆うようにして、相手が見えないようにする
ちょっと貸せっ、(/相手の腕をｸﾞｲｯと引っ張れば血がでている指を自分の口に咥える。

....うう...見えないよ-...(じたばたし、相手の腕を軽く噛む
...え、うん...!?(きょとんとする

おい…(/噛まれている腕をﾌﾙﾌﾙと上下に振ってみる
…よし、(/口から指を離せば絆創膏をﾍﾟﾀﾘと貼り、「これで大丈夫だろ、」と一安心。