カゲプロ／シンモモNL

…有難う、流石私の自慢のお兄ちゃんだよ( 前向き、という言葉に考え始めれば確かに悪く言うと諦めの悪い負けず嫌いな野郎だな、と自身で確信し。笑顔で上記を述べれば｢へっ!?…そ、そんなことないと思うよ……でも嬉しい｣と顔を真っ赤にし乍否定しつつ嬉しさを表情に出して。歩き始めて数十分後、例のデパートに辿り着けば｢着いた…!!相変わらずでかいね、此処｣とデパートを見上げて

自慢するところないと思うが…((自慢の兄かと嬉しいと思うが相手に自慢することがあるのか聞いてみては『そんな事あるって赤くするところとか可愛いしさ』と抱き締めてみてはデパートを見れば相変わらずだなと思えば『でかいって言うレベル以上だな』と見上げては前の事を思い出して

だってさっきみたいに優しい言葉言ってくれるし( 微笑み乍そう言えば小学校の時“家族の自慢”という作文で兄の自慢は書ききれない程あったな、なんて思い出し｢あんま褒められるの慣れてないからすぐ照れちゃうのかも…｣と赤面で此方も抱き返し。｢人もいっぱいだしね～｣と辺りを見渡しつつ店内へと入って

それはお前だからじゃ駄目か？((相手だから優しくしたりするから相手に尋ねてみては『照れて良いぞ、可愛い所なんだから』と微笑んで抱きしめ返されると赤くしては『相変わらずの人数っていった方がはやいな』とキョロキョロして

私だから…?…でも、お兄ちゃん他の皆にも優しいと思うよ?( 事実を述べていると言わんばかりキョト、とした顔で｢うっ…あんま言わないでよ…｣と更に顔を真っ赤にしては見られないように相手の胸に顔を埋めて。｢本当本当。…あっ、あそこじゃない!?｣と指差す方向には例の“おしるコーラ販売セール”というでかでかとした文字の大袈裟な旗が立てられており

そうか？優しいかな…((皆にも優しいかと深く考え込んでいるとアヤノの事を思い出せば首を振り『恥ずかしいからか？良いだろ？俺だって恥ずかしかったりするんだし』と相手を抱きしめながら言えば『大袈裟な…旗だな』と思わず呟いてしまい

……あの人だって、きっとそう思っていた筈だよ( アヤノの事を言っているのか、儚げに微笑むが何処か真剣に述べ｢…じゃあお兄ちゃんのことかっこいい、って言ったら恥ずかしがる?｣見上げながら問い。｢これぐらいがちょうどいいんだよ!…にしても、思ったより買う人が少ないというか…誰もいないというか……｣とおしるコーラのコーナーには客が一人もいなく←

何か…ありがとう((何気ない相手の言葉にお礼をのべれば『多分…恥ずかしくなると思う』と相手を見ればうなずいて『ほら、あとから来るとかだろ』と言ってみて

【体調悪いので落ちます】

…どう致しまして。
( へら、と微笑み乍頬を掻いて｢……かっこいいよ、お兄ちゃん。世界で一番｣と抱き締め乍呟いてみて、｢そうかな…、そうだよね!!うん。じゃあ買いに行こう!｣ﾋﾞｼｯと指差し元気よく言い←

…彼奴もそう思ってるなら後で謝ってみるか…((何か吹っ切れた様子で微笑んで言うと『……は、恥ずかしいから辞めろ』と照れているのか赤くしては抱きしめ返して『今のうち沢山買っとこうな』と苦笑いしては相手の気持ちになり

え、何で謝るの?…お兄ちゃん何も悪くないよ…?( 不思議そうに目を見開き乍小さく首を傾げて、｢わ…照れてるとこ久しぶりに見たかもな｣見上げては頬を赤くしながらえへへ、と小さく笑って。｢うん!…じゃあ思いきって10個ぐらい買っとこうか｣と調子に乗り始め(

いや、彼奴が自殺したのって俺のせいかもって思ってさ…((首を振れば結構気にしてた様子でうつ向くと『そうか？…相変わらず、わかってる事するよな…桃はさ』と照れながらも相手の名前を呼んで『いや、すぐ飲み干すより5本は足した方が良い』と自分が奢るのに15と宣言して←

…もし、アヤノさんが生きてたらお兄ちゃんのせいじゃないよ…って言うと思うな……私は( 一度アヤノとは会ったことがある為、彼女の優しさは自分でもよく知っており。名前呼ばれたのも久しぶりな気がする、なんて思いつつ｢そうかな?…伸太郎。なんちゃって…｣と照れ笑いしながら頭を掻いて。｢おぉ…!!流石お兄ちゃん太っ腹!!じゃあ15本くださいｯ!｣と店員に頼んで(

そうか……俺だからわかることもあるんだよ。彼奴が自殺する前に悲しい顔してたし((相手の言葉は嬉しいが昔のことを思い出していけばため息をついて『……何か恥ずかしいな』と頬を掻いて恥ずかしそうにしていては『…しまった…俺が奢るんだった』と後悔してしまい

でも、余り自分を責め込まないでね…?
( 相手が兄だからこそ心配するのか、眉を下げ乍ぼそ、と呟いて。｢えへへ、名前で呼ぶとお兄ちゃんの彼女になった気分だな｣と此方も何処か恥ずかしそうだが小さく笑って｢もう後戻りは出来ないからね…?｣ﾆｺﾆｺ微笑んだまま言い←

…ごめん…自分を攻めすぎたありがとう((相手の慰めに感謝しては頭を撫でてみて『確かに、もう彼氏彼女だしな…』と恥ずかしそうに微笑んでいては『わかってます…』と頷いてはため息をついて

お兄ちゃんの為なら何だって力になるよ
( 嬉しそうに撫で受け乍へにゃ、と力なく笑って｢うん!…伸太郎、って呼びたいけど呼ぶ度照れちゃうな｣長年“お兄ちゃん”と呼んで慕ってきた為あからさまに照れており。｢そうとなったらお会計だよ!｣と会計の場所を指差し

じゃあ、俺も恩返ししとかないとな((嬉しいのか微笑んでは相手を撫で続け『別に、俺は桃って呼ぶの久しぶりなんだからゆっくりなれれば良いだろ？』と照れる相手に微笑んでは頬を障り『う…そうだよな』と後悔しながら会計するところへ歩いていき

やっぱり、そういうところが優しいね
( 恩返しするという相手に改めて優しいな、と感じ微笑んで｢う、うん…!…頑張るね、し…伸太郎……｣と更に頬を赤く染めて。｢お兄ちゃん、これ買ったら次は屋上の遊園地行こうね!｣ｷﾘｯ、と親指立て乍言い

そうか？お前には負ける…((首をかしげては相手の優しさには負けると述べれば『あ、あぁ、頑張れよ…も、桃』と赤くしては誤魔化すために抱き締めて『え、あぁ、わかった』とこれじゃデートになるぞと考えていて