() 2014-03-16 22:51:36 |
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( 頬を赤く染める相手を間近で見ては"可愛い"なんて内心思い。然し口に出さないのは相手の為か否か。_相手の言葉に暫く無言で居るも「..分かった」と大人しく離れては洗面所へ。容姿は少し違えど一応双子。相手の気持ちなんて分かる筈だが時々分からなくなる此の不安。頬を膨らませながら顔を洗い終われば鏡を見て。__俺も、茶色に染めようかな。なんて考えたり。 )
( 鼻血ですか!w ティッシュどうぞ ← 頑張ってツンデレますね、有難う御座います!* )
(赤くなっているのが自分でも分かっているため可愛いとか言われなくて良かったとホッと一安心し。無言になる相手に少し不安になりながらも離れていく後ろ姿を目で追う。先程まであった背中の温もりが名残惜しくて失敗したなと内心で思い。小さい頃は恥ずかしさとかは無く大好きだという気持ちだけで抱きしめることはしてきたが今は違う。家の外でそんなことをすれば変な目で見られて有ること無いこと適当に噂をされる。それが兄弟であれば尚更で。たまたま好きになったのが兄弟で男だということ、それ以外は普通の恋愛と変わりはない。最近は相手の気持ちがよく分からなくなってきた。今だって自分から離れるように言ったから自分に非はあるが少しくらい嫌だとか言ってほしい。そんな自分の我が儘を言えるわけもなく。_相手の様に黒髪にすれば少しは分かるようになるかな?そんなことを考えてしまう。相手が洗面所に行っている間に皿に盛り付けて机に運ぶ。
( 顔を洗った御陰か、目がパッチリと覚めては頬をパチパチと叩いて。最後に手を洗ってはリビングへと戻ってソファに腰を掛けて。_..うん、もう直ぐ出来そうだし。机に並んだ料理を目に小さく笑みを浮かべて。双子なのに料理が上手い、器用。自分は人間関係においても何においても不器用。双子なのに双子らしく無い事に疑問を抱いた事は有るが同じ時に同じ親から生まれた双子。「..美味しそう。」と一言。どの料理より彼が作った料理が一番美味しい。なんて素直に口にできれば良いのだが。隣に座るようポンポンとソファを叩いては相手を見詰めて。 )
( どうぞどうぞ!← いえいえ、迷惑掛けると思いますが此れから宜しくお願いします!* )
(皿を机に並べ終わると相手が洗面所から戻ってきたことに気付く。料理を作る際に使った鍋等を洗っていると相手の口から聞こえた『美味しそう』という言葉が凄く嬉しくて口角が上がるのが自分でも分かる。家庭科とかで調理をする時に相手以外にも食べてもらうことがあるが、誰に食べてもらうより最初に相手に食べて欲しいと思うし誰からの褒め言葉より相手からの一言の方が格段に嬉しい。相手に見つめられて隣に座るようにポンポンとソファを叩かれれば他に座ることはできず、洗い物が終わると相手の隣に腰掛け。
(ありがとうございまーす!w 此方こそ迷惑をかけると思いますが宜しくお願いします*)
( 予想通り、隣に座った相手。今まで相手が自分の隣に座らなかった事なんて無い。素直に嬉しい訳で、小さく微笑んでみるも「..いいな、渚は何でもできて。」なんて。自分に出来ると云ったら体育位だろうか。__何でも相手に任せてしまう自分が情けない、いい加減甘えるのも辞めるべきか。暫く脳裏で考えるも気を取られてしまい、正気に戻れば両手を合せて「..いただきます..。」と。 )
( 寝オチすみませんッ!orz )
(小さく微笑んでいる相手の頭をぐしゃぐしゃっと撫で「そんなことねぇよ、俺だって出来ないことは沢山あるし」と言って微笑む。料理だって弟に少しでも美味しいものを食べさせたいからだし、勉強も弟が分からなかったりしたら教えてあげたいと思ったから。それでもまだまだ全然努力が足りなくて相手に喜んでもらうには甘えてもらうためには努力をしなければいけないと考えている。「……椿は大人しく俺に甘えていればいいんだからな。…いただきます」相手に聞こえているか分からないけど自分の気持ちを伝えると両手を合わせ。
( 急に撫でられては肩を竦めて驚いた表情を浮かべて。「..ふーん、」なんて云い筒相手の手を握ってみては先程洗い物をしていた所為か、冷たい手を温める様に握って。"冷たい、片付けは俺がして..洗い物も俺がしよう。"なんて内心思いながら相手を見て。ボソボソと相手が言った気がする。不思議そうに首を傾げるも今は料理が先か。手を握っていない方の手でフォークを握ってはパスタを一口。ごくり、と飲み込んでは表情を緩め「__美味しい..。」と素直に述べて。..やっぱり彼の料理が一番、なんて。 )
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