ショコラ 2014-03-13 01:47:33 |
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…あ、えっと…その前にさ言いたい事言っていい?(誰とも付き合うつもりは無いと言ったが、相手の答えは分かりきっているし付き合えるなんても思ってもいないからで、さっと流してしまう相手にやっぱりと思いつつ。早速本題に入る問いかけに、相手の事を聞く前にまずは己から告げないと駄目だよなと相手を前ゆるりと首を傾げて。「好きな事を職業にできる奴ってすげぇよな。…そう、だよな。卒業したら会いたくても会えなくなるんだもんな。」絵の勉強をしたいとは思っていてもその努力が実るかも分からないしそれが将来の事なら尚更。そこまでの覚悟はまだなくて。どうなろうと構わないと言われた事もショックではあるが何よりあと1年もしたら会うことも無くなる事実にさみし気な表情を浮かべ。最後ガーゼを当て包帯を軽く巻けば手を離し)
別にいいけど
(相手からの話の内容が何か検討もつかずにいるが告白だとかそういう無駄な考えはしていない。そうだったら嬉しいけどなんて少しは思ったが。まぁ、相手からの話が何であれ話が終わったら告白をしよう。このままでは諦めがつかないし仲良くしたいと言ってくれている相手を失うのは凄く嫌だけど。俺と仲良くしたところで良いことなんて1つもないんだから。「そうだな、単に好きってだけじゃ仕事は続かない。大変なことや嫌なことを乗り越えてやっているんだから凄いと思うし尊敬するよ。…あぁ。何でそんな寂し気な顔すんだよ?別に俺に会えなくたって構わないだろ」絵の勉強をしてそっちの道に進んでいくんだとしたら凄いと思う。そんな一筋縄でいくような仕事じゃないことくらい分かっている。有名な芸術家だって死んでから有名になったりしているから。それでもやってこれたっていうのは好きだって気持ちと色々な人に見てもらいたいとかっていう気持ちがあったからだと思う。1年したら相手に会えなくなることには寂しいと思うし楽しみがなくなるのは凄く嫌だ。だからと言って変えられることもできず将来どうなるかは分からないが会わない方が俺等にとっては良い道なんじゃないかと思える。手当てが終わると「…ありがとな」と相手に聞こえるか聞こえないくらいの声で軽く会釈をして述べ。
俺、五十嵐の事″好き″なんだ…その″恋愛感情″として。ゴメンな、こんな嫌な思いさせて自己満足で告白してこれでキッパリ諦めるから。(相手の許可が出れば決心が鈍ない様、もう一度を覚悟を決めて真剣な眼差しで相手をじっと見据える。告白するのってこんな緊張するものなんだ、心臓の音が相手にも聞こえるんじゃないかって位ドキドキしてて煩い。これを告げたらもう本当に終わりだと思うと涙も出てきそうで必死で堪えつつ、緊張のせいか情けない事に声も震えている気がする。しっかりと相手に恋愛感情として好きだと告げると、男相手に告白されるなんて恐らく己初めてだろうし、嫌いな相手からなんて気持ち悪いと思われてるだろう。そう推測すると答えは聞くつもりなどない言い方で謝罪をいれて。「うん、本当すげぇよな。え?それは…やっぱり好きな奴とあえなくなるのは----いや、なんでもない」相手にそんな事を言わせるなんて凄いな。己もそんな風な人間になれたらって何気ない会話の一つで心揺さぶられる。1年なんてあっという間だし、会えないなんて辛い。理由を恥ずかしそうにボソリと述べるが、途中で好きと言われるのは嫌だよなと切り。「どういたしまして」微かではあるがお礼の言葉聞こえては、言われると思って無かった為嬉しそうに微笑み)
……バッカじゃねぇの!自分で何言ってんのか分かってんのかよ?冗談とかだったら絶対に許さねぇからな。
(突然の相手からの告白になんて言っていいのか分からない。告白されるなんて微塵すらも思っていなかったこともあるが自分とは正反対で色々な人から慕われていて人気のある相手は自分にとっては高根の花のような存在で告白されている実感が湧かない。冗談だって笑われた方が納得いくレベル。ドキドキドキドキ心臓は煩くて顔は耳まで真っ赤になっていて身体中全身が暑くて暑くて堪らない。こんなに緊張することは生まれてから初めてで、こんなに頭の中が真っ白になったのも、心臓が煩いのも全てが生まれて初めてのことで戸惑いが隠せない。「……あぁ。何て言おうとしたんだよ?そこまで言ったら最後まで言えよ。…俺はお前に会えなくなったら少しは寂しいと思うかもしれないな」と最後の言葉はポツリと小さな声で呟き。色々と会わない方が互いの為にはいいとか思っても結局は会えなかったら寂しいと思うし凄く嫌だ。こんなに誰かに会いたくて会いたくて堪らないと思ったのは相手が初めてだから。御礼を言うと嬉しそうに微笑む笑顔に照れくさくなり顔を逸らす。
冗談で告白なんてできねぇよ!…って、え⁇あの…そんな反応されたら俺期待しちゃうんだけど------いや、もしかしてどっか具合悪い?(きっと何言ってるんだとか気持ち悪いとか罵倒の言葉が飛んでくる。ああ、これで己の恋も終わりそう勝手に一人暗い思考になっていたが、相手の反応を見るとどんどんと赤く染まっていきその上冗談だったら許さないとか…まさかなんて一瞬馬鹿な想像をしてしまうじゃないか。でも嫌われてるのは事実で、あり得る筈無い。期待するだけ無駄と決めつけて、この場にはそぐわないかもしれないがそっと近寄り顔を覗き込むと心配気な眼差しを送り。「男から告白されるなんて気持ち悪りぃよな、そんな拒絶反応出ると思わなくて----ゴメン。」とズレた発言を付け足し。「…ははっ、そんな気遣わなくていいよ。でもさんきゅー。」相手の発言が可愛くて嬉しくて、つい俺もと言いそうになるが気を使って言ってくれてるんだろうと申し訳なさげに苦笑を浮かべて。具合が悪いなら水か薬でも用意してあげないとと、顔を逸らす彼の頭を撫でては台所に行こうとし)
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